ダービージャケットの歴史と魅力:タウンクラフトで蘇る伝説のデザイン

人と被りにくいライトアウターをお探しの方へ!
おすすめの1着をご紹介します!

こんにちは!コロモビトライターのチバです。

春に近づき気温が少しずつ上がり、ライトアウターやシャツを手に取る日が増えてきました。でも、いつも選んでしまうのはデニムジャケットやミリタリージャケットばかり…。毎年変わり映えしない…。

今年は、いつもと違うものを着たい。でも、人と被りにくいものが良い。そんな時に見つけたのが「ダービージャケット」

タウンクラフト

特徴的なデザインでありながら、何にでも合わせやすいんです!デニムやチノパンはもちろん、スラックスと合わせても良い感じ!まさに大人の男性にピッタリです。

というわけで、今回は「ダービージャケット」の歴史と魅力についてご紹介していきたいと思います。歴史やカルチャーを知ってから着ると、さらに服選びが楽しくなりますよ!ぜひ最後までご覧ください!

目次
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ダービージャケットの歴史 - サンフランシスコの伝説

引用:Junky Classics

ダービージャケットが登場したのは1960年代、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ。当初はサンフランシスコの「Derby of San Francisco」社からワークウェアとして発売されていました。正式名称は「カップショルダージャケットで、肩部分に特徴的なカップインショルダーが施されているのが特徴です。

しかし、そのシンプルでクールなデザインが、1980年代に西海岸のパンクスやスケーター、ロックンローラーたちの間で爆発的に人気を集めました。ジャケットが持つ「ストリート感」と「不良っぽさ」が、パンクやスケートカルチャーにぴったりハマったのです。

引用:Junky Classics

特にサンフランシスコのハードコアシーンでは、ダービージャケットはアイコン的存在となり、スケーターやパンクスたちがこぞってこのジャケットを愛用するようになりました。このジャケットは、当時のカリフォルニアのサブカルチャーを象徴するアイテムとして、多くの人々に支持されました。

その人気はストリートシーンに留まらず、海外のスターたちにも愛用され、世界的に広がりました。スティーブ・マックイーンやポール・ニューマン、クリント・イーストウッド、モハメド・アリなどの著名人が、このジャケットを着こなしていました。特にサンフランシスコを象徴するアイテムとして、映画や音楽、そしてストリートカルチャーの中で存在感を放ち続けてきたのです。

ダービージャケットのデザインの魅力

タウンクラフト

ダービージャケットを語る上で欠かせないのはそのデザインです。特徴的なのは、肩と胸の切り替えが入った「カップインショルダー」。これにより、ジャケットが身体にフィットし、スッキリしたラインでありながら動きやすくなっています。この実用性から生まれたデザインは、シンプルでありながらも存在感があり、時代を超えて愛され続けています。

引用:Derby Of San Francisco

また、裏地に施されたペイズリー柄は、60年代の発売当初はありませんでした。後年のモデルに取り入れられたもので、現在ではダービージャケットのアイコンとなっています。無骨な外観とは対照的に、この華やかな裏地がアクセントとなり、センスや個性を引き立ててくれます。ダービージャケットを単なるワークウェアからファッションアイコンへと昇華させました。

タウンクラフトのダービージャケット - 現代版のアップデート

現在、ロココで取り扱っているダービージャケットでオススメしたいのが「タウンクラフト(TOWN CRAFT)」のもの

タウンクラフトは、1927年から展開しているBIC MACやPAY-DAYと並ぶ「JC PENNEY」を代表するストアブランド。50s〜70sの古着をデザインソースに、より快適で着心地のよい洋服を展開しています。

タウンクラフト

「タウンクラフト(TOWN CRAFT)」のダービージャケットは、1960年代のオリジナルデザインを基に、大人の男性にも着やすいようアレンジが加えられています。

ナイロンコットンウェザーを使用し、あえて中綿を入れず、春先や秋口にぴったりのライトアウターに仕上げられています。シルエットは、当時のXLサイズを基に袖丈や着丈を調整し、バランスの取れたボックスシルエットに。

タウンクラフト

このダービージャケットは、リブ襟やカフス、フロントのジップに米国IDEAL社製のジッパーを採用するなど、ディテールにもこだわりが光ります。さらに、ペイズリー柄の裏地がさりげない個性を演出し、脱いだ時にもオシャレ感を忘れません。

カラーは、現行モデルでも人気の高い「ブラック」と、色が抜けた古着っぽさを感じる「チャコール」の2色。どちらも着回しの効くカラーです。

タウンクラフト
TOWN CRAFT(タウンクラフト) 60s ダービー スタイル ジャケット
¥24,200

保温性に優れた中綿入りのダービージャケットも!

デザインはそのまま、中綿にサーモライトを使用した軽量で保温性の高い仕様もあります。都会の冬であれば、このくらいが一番重宝するんですよね。是非、チェックしてみてください!

TOWNCRAFT(タウンクラフト)
TOWNCRAFT(タウンクラフト) ブラック ダービースタイルジャケット
¥27,500

都会的に仕上げたRAGのダービージャケット

RAG(ラグ)

ここでRAGの別注モデルもご紹介。

タウンクラフトがオリジナルの空気感を大切にしているのに対し、RAGはそこに“現代の都会らしさ”をプラス。素材感はマットに仕上げ、光沢を抑えることでストリートすぎず上品な表情に。さらに、少し落ち着いたカラーリングを選んでいるので、大人のカジュアルにすっと溶け込みます。

ヴィンテージを知る人には“新鮮な再解釈”として、初めて手に取る人には“ちょうどいい入口”として機能する。そんな立ち位置がRAG版ダービージャケットの魅力です。

RAG(ラグ) サプレックスナイロン ダービージャケット
RAG(ラグ) サプレックスナイロン ダービージャケット
¥29,700

ダービージャケットのコーディネート術

ダービージャケットは、定番のデニムやチノパンとの相性はもちろん、スケーターファッションやパンクスタイルにもぴったり。シンプルなTシャツに合わせるだけで、ストリート感満載のスタイルが完成します。

もちろん、アメカジやミリタリーコーデにもマッチ。シックに着こなしたいなら、チェックシャツやシンプルなジャケットとの組み合わせもおすすめです。どんなシーンにも対応できる万能アイテムです!

革靴を合わせてキレイめに

ヘンリーネックのTシャツにデニムパンツという王道のアメカジスタイルに合わせる場合は、ダークトーンでまとめて革靴を合わせると◎。カジュアルになりすぎず、大人の男性にピッタリのスタイルです。

ビーニーとスニーカーでストリートスタイルに

ビーニーとスニーカーを合わせれば、大人の男性にもハマるストリートスタイルの完成。カジュアルになりすぎずにキレイにまとまってくれるのは、ダービージャケットだからこそ!

 

おわりに

ダービージャケットは、ワークウェアとして誕生しながらも、サンフランシスコのストリートシーンで進化を遂げ、今やファッションアイコンとして確立されました。

タウンクラフトのダービージャケットは、そんな歴史と魅力を受け継ぎながら、現代のスタイルにフィットするようアップデートされた一着。シンプルながらも存在感があり、アメカジからストリート、キレイめスタイルまで幅広く馴染む万能アウターです。

「人と被らないライトアウターが欲しい」「歴史あるアイテムを取り入れたい」そんな方にこそ、ぜひ一度手に取ってほしいアイテム。春や秋の定番アウターとして、あなたのワードローブに加えてみてはいかがでしょうか?

きっと、長く愛用できるお気に入りの一着になるはずです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事の執筆者 チバ
この記事の執筆者 チバ
■年齢:33■身長:182■趣味:Netflix鑑賞■好きな服(スタイル):ミリタリー■座右の銘:足るを知る者は富み、強めて行う者は志有り
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