日本が世界に誇る「16.5oz “MONSTER”セルヴィッチデニム」の魅力に迫る。
こんにちは、コロモビト.です。
1990年代初頭、日本では空前のヴィンテージデニムジーンズブームが巻き起こりました。
1950年代のデニムジーンズが100万円を超えるなど、その価格は高額で手に入れることが出来る人はごくわずかしかいませんでした。
そんな中誕生したのがレプリカジーンズブランドです。
レプリカジーンズブランドはヴィンテージデニムを研究し1950年代のデニムジーンズにより近い物を作ることにしのぎを削りました。
その後レプリカジーンズを作っていたメーカーは淘汰され、レプリカの枠を超えてより優れたデニムを作れるメーカーだけが生き残り、現在ではメイドインジャパンの優れたデニムとして世界各国から注目を集めています。
そんなメーカーの一つが“ジャパンブルー”です。
今回は“ジャパンブルー”のメインブランド“JAPAN BLUE JEANS=ジャパン・ブルー・ジーンズ”の人気を決定付けた「16.5oz “MONSTER”セルヴィッチデニム」のお話をさせていただきます。

JAPAN BLUE JEANSの歴史

“JAPAN BLUE JEANS”の歴史の始まりはデニムの聖地として名高い岡山倉敷児島で旧式のシャトル織機(力織機)によるデニム生地を作る「コレクト」というテキスタイルメーカーに遡ります。
「コレクト(現在はジャパンブルー)」は2000年代後半に海外での販売戦略を考えヨーロッパ各国の展示会に参加します。
岡山倉敷児島のデニムは日本での評価は高かったのですが、海外での評価を得られず苦戦、そこでコレクトは自社で生産したデニム生地を使用したデニムジーンズを参考商品として出品しました。
すると海外のデザイナーから参考商品として出したサンプル品を売ってくれないかという問い合わせが殺到、そこでデニム生地ではなくデニムブランドとして海外での展開を決意します。
そして「世界へ本物のジーンズを発信」するという目標を掲げて2011年に誕生したのが“JAPAN BLUE JEANS”です。
その後2012年に逆輸入という形で日本国内での販売を開始、2020年時点で海外28ヶ国に約70店舗を展開しています。
日本のデニムが高い評価を得られている現在、国内外で更なる店舗拡大を進めています。
JAPAN BLUE JEANSのデニム
“JAPAN BLUE JEANS”のデニム生地は旧式のシャトル織機(力織機)を使用して生産されています。
この旧式のシャトル織機を使用することでヴィンテージデニムさながらのざらざらとした風合いが生まれます。
またヴィンテージデニムの魅力の一つ「縦落ち(タテ落ち)」も旧式のシャトル織機(力織機)を使用して作られたデニムならではの表情となります。
16.5oz “MONSTER”セルヴィッチデニム

長年デニム地を作り続けてきた「ジャパンブルー」が世界に通用するデニムとして発表したのが16.5oz “MONSTER”セルヴィッチデニムです。
旧式のシャトル織機での生産

一般的なデニム地は13oz~14oz(オンス)なのですが、“MONSTER”セルヴィッチデニムは16.5ozと重めの生地です。
この高オンスデニムは旧式のシャトル織機(力織機)でのみ生産が可能で経験を積んだ職人が糸のテンションや機械を調整しながら丁寧に織り上げます。
太番手のムラ糸を使用して「弱テンション」で織り上げられたデニム地はゴツゴツザラザラとした風合いに仕上がり、着れば着るほど体に馴染み極上の色落ちを実現します。
最も原種に近いコートジボワール綿を使用

コートジボワールで栽培されているコットンは、ほとんど品質改良のされてない素朴な風合いが特徴となります。
決して上品な質感であったり白度が高いというものではないのですが、それが逆にジーンズが誕生した時代の姿に最も近いデニム生地が作れると考えて採用されています。
また決して豊かな国と言えないジンバブエの力に少しでも貢献したいという思いも良いという思いもコートジボワールのコットンを使用している理由の一つです。
oz(オンス)とは?

デニム地は縮むという特性があり面積が一定ではないため単位を重さを表す「oz(オンス)」を使用します。
具体的には1平方ヤード(1ヤード=91.44cm)当たりの生地の重さで、1oz=約28.35gです。
糸が太いほど重量が増え“MONSTER”セルヴィッチデニムは太番手の糸を使用する為「oz(オンス)」の単位が大きくなっているのです。
・一般的な13.5ozジーンズ=約382g(グラム)
・“MONSTER”セルヴィッチデニムジーンズ=約467g(グラム)
コートジボワールの国旗をモチーフにしたセルビッチ

JAPAN BLUE JEANSのデニムは、通常赤耳と呼ばれるセルヴィッチの片方をコートジボワールに敬意を込めて国旗カラーに変更しているというのも特徴の一つです。
16.5oz “MONSTER”セルヴィッチデニムアイテムセレクト
別注 モンスターデニム 1st ジャケット セルヴィッチ 16oz

JAPAN BLUE自慢の超厚手デニム「モンスター」を、リーバイスの通称1stと呼ばれるモデルに落とし込んだ、ROCOCO別注アイテム。
前立てに施された2本のプリーツ、左胸に配されたフラップポケット、そして背後の腰部分に設けられたベルトなどを特徴に持つ1stは、Gジャンの元祖とも言われるモデルです。
別注 モンスターデニム 2ndジャケット セルヴィッチ 16oz

上のアイテム同様、超厚手デニム「モンスター」を採用した2ndタイプのGジャン。前立てに施された2本のプリーツと両胸に配されたフラップポケットで構成されるシンメトリーなデザイン。
そしてタックボタン式のサイドアジャスターなどが配備され、より機能的なワークジャケットへと進化したモデルです。
別注 16oz モンスターデニム セミワイドテーパード 5P / メンズ パンツ ジーンズ

超厚手16oz「モンスターデニム」を、現代的なフォルムに落とし込んだROCOCO別注デニムパンツ。
ヒップとわたりをかなり太めに設定し、膝から裾にかけてを急激に細くしたテーパードシルエットはスマートな雰囲気を醸し出します。
最後に
筆者もデニムジーンズは大好物、今まで数多くのデニムジーンズを楽しんできました。
ヴィンテージジーンズの存在を初めて知ったのは学生時代、その時には100万円まではしませんでしたが学生が気軽に買えるような値段ではありませんでした。
その後自分でアメカジショップを出店したのですが、その時に初めてヴィンテージジーンズを参考に作られたレプリカジーンズを穿いて、その穿き心地と美しい色落ちに感動したことを今でも昨日のことのように思い出します。
今回の記事で日本が誇るデニムの魅力が一人でも多くの方にお伝えすることが出来たのであれば嬉しく思います。
なお、旧式のシャトル織機(力織機)については下記ページにて詳しくご紹介しておりますのでお時間のある時にでもチェックしてください。

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