Monologue|スタッフが給料日に欲しいモノ Vol.34
日々、数えきれないほどの「服」に囲まれて過ごすロココのスタッフたち。
トレンドや定番アイテムに常に触れ続けているからこそ、物欲は止まることを知らない…。
そんなファッション好きのスタッフが、「今すぐには買えないけど、次の給料日には絶対手に入れたい!」と狙っているアイテムを独自の視点でご紹介!
リアルな目線で語る、こだわりと熱量あふれる"ちょっと大きめな独り言"をお楽しみください。
高温多湿な日本の夏にあえてニットを
暑いのに涼しい顔をしている人になってみたい。
そんな憧れ、皆さんにはないだろうか?
暑さをやせ我慢しているのではなく、「あの人の周りだけ冷房が効いているんじゃないか?」と思わせるような、涼しげな雰囲気を醸し出したい。
大阪の老舗ニットメーカー、MOONCASTLE(ムーンキャッスル)とロココの別注ヘンリーネックTシャツは、夏の暑さも快適に乗り切るためのサマーニットだ。
「夏にニット?」と思われるかもしれないが、「アイスコットン」という素材で作られたこのニットは、令和の夏を涼しく過ごすための新常識と言える。
着用感は非常にサラッとしていて、生地が肌に触れると、まるで冷感タオルや冷感マットのようにひんやりとした感覚がして心地よい。
汗ばんできても着心地をキープしてくれるので安心だ。
クラシックで大人な印象を与えてくれるヘンリーネックTシャツモデルは、ロココでしか手に入らない特別な一枚。
あまり人とかぶらない服が好きな私としては、この服で今年の夏は涼しく、そして周りと差をつけようと思う。
By Kazu
走るための名作が、今は歩くための主役
スニーカーフリークの間で再び熱を帯びているのが、Mizunoのウェーブライダー 10。
2007年にパフォーマンスランニングシューズとして誕生したこのモデルは、時を経て“街で履かれるスニーカー”として再注目されています。
見た目のインパクトはもちろん、元ランニング用ならではの快適な履き心地が、日常使いでも強い味方に。いわば、機能が裏打ちするファッション――そんな逆輸入的な魅力が、今の気分にぴったりです。
ウェーブライダー 10最大の特徴ともいえるのが、ソールに搭載された“MIZUNO WAVE”。波形のプレートが衝撃を吸収しながら安定性も両立し、長時間の着用でも疲れにくい構造になっています。
まるで足を優しく押し返してくれるような感覚は、ただのスニーカーブームでは語りきれない、実力派の履き心地。アウトドアにも、タウンユースにも応えてくれます。
今季人気のY2K感漂うシルバーメッシュ×合成皮革のアッパーも、ファッション好きの心を掴むポイント。スポーツブランドらしからぬ、どこかモードな印象が、シンプルなパンツやトラックジャケットとの相性も抜群です。
“あえて”ミズノ。“あえて”機能重視。そんな選び方が、今の街にはちょうどいいのかもしれません。
By Yama-P
ビーチシャツの美学、再構築。
60年代に愛されたビーチシャツが、現代の技術と感性でアップグレード。大胆なレオパード柄をまといながら、落ち着きと気品を感じさせる1枚が仕上がりました。
生地には、しなやかなドレープが美しいレーヨン素材を使用。吸湿性・通気性に優れたこの素材は、日本の蒸し暑い夏にうってつけ。とろみのある肌ざわりが、リゾートにも都会にもなじみます。
プリントは当時では不可能だったインクジェット技術により、グラデーションまで繊細に表現。ヴィヴィッドになりすぎない、絶妙なトーンで“大人のレオパード”に仕上がっています。
シルエットは、当時の意匠を踏襲した身幅広めのボックス型。ゆったりとした抜け感が心地よく、開襟仕様と小さめの襟が自然なリラックス感を演出してくれます。
裾のフラップポケット、大きめのボタンなど、ビーチシャツの伝統的ディテールも健在。ショーツでラフに、ロングパンツで都会的に。合わせるボトムス次第で、印象は自在です。
By SWD
前回のモノローグ
Monologue|スタッフが給料日に欲しいモノ Vol.32
◆“短パンに合うサンダル”ってこういうこと ー DANNER / ダナー サンダル
◆カンカン帽に憧れて ー HIGHER ハイアー カンカン帽 ハット
◆“小さな相棒”に宿る、英国の気品と機能美 ー BILLINGHAM ビリンガム バッグ