この冬、ナンガの2大ダウンに迷ったら。「オーロラ」と「イブキ」、どっちを選ぶ?
こんにちは。コロモビトのライター、コガタです。
冬のダウン、どれを選ぶべきか迷う——。
そんな人も多いのではないでしょうか。
NANGA(ナンガ)を代表する2大モデル「オーロラダウンジャケット」と「イブキ」は、どちらもハイクオリティで人気を二分する存在。
この記事では、それぞれの共通点と違いをわかりやすく比較しながら、あなたに“ちょうどいい”一着を見つけるお手伝いをします。
それではさっそくいってみましょう!
AURORA DOWN JACKET|街にも自然にも“ちょうどいい”万能ダウン

ナンガの代名詞ともいえるロングセラーモデル。
アウトドアでも通用する機能性を持ちながら、「いつでも、どこでも、ちょうどいい」のワードがピッタリな万能ダウンです。
袖は肘を曲げても潰れにくい前振り設計。
街でもキャンプでも動きを妨げないストレスフリーな着心地が魅力です。
“毎日の暮らしに溶け込む本格ダウン”という言葉がぴったりの存在です。
AURORA DOWN JACKET IBUKI|国産の技が光るフラッグシップモデル

「オーロラ」をベースに、保温性と快適性をさらに追求した上位モデル。
滋賀県の名峰「伊吹山」にちなんで名づけられた“イブキ”は、メイド・イン・ジャパンの技術が詰まった特別仕様です。
体に沿う立体構造によって衣類内の隙間を減らし、効率よく体温をダウンへ伝達。
高めのネックラインや収納力のある大型ポケットなど、細部まで緻密に設計されています。
機能性と保温性、どちらも妥協したくない人におススメの1着です。
NANGAダウン2モデルの共通点
まずは「オーロラ」と「イブキ」、2モデルに共通する魅力をチェックしていきましょう。
全天候に対応する防水透湿素材「AURORA-TEX®」

ナンガが独自開発した防水透湿素材「AURORA-TEX®」を両モデルに採用。
耐水圧20,000mm、透湿性6,000g/m²/24hという高性能スペックで、台風レベルの雨でも浸水を防ぎつつ、衣類内のムレを逃がします。
天候を選ばず着られる“全天候型ダウン”として、街でもアウトドアでも頼れる存在です。
高品質DXダウン(760FP)が生む安心の暖かさ

中綿にはスペイン産ホワイトダックダウン90%、フェザー10%の「DXダウン」を使用。
760フィルパワーという高い膨らみ性能で、一般的な高品質ダウン(500FP以上)を大きく上回る圧倒的な保温力を誇ります。

さらに、国内で3回洗浄されており、ダウン特有のにおいもほとんど感じない快適な着心地を実現しています。
サイズスペックの違いはほぼなし

※NANGA公式掲載数値
公式によると、「オーロラ」と「イブキ」でサイズスペックに大きな違いはありません。
つまり、どちらを選んでも着心地やサイズ感はほぼ共通。
比較時には、デザインや用途、保温性などの機能面に集中して選ぶのが正解です。
「オーロラ」と「イブキ」の違いを比較
次に、2つのモデルの明確な違いを見ていきましょう。
同じナンガのダウンでも、コンセプトに違いがあります。
キルト構造の違いが“暖かさ”を左右する

イブキは、体に沿う立体キルト構造を採用。
脇下からサイドまでを立体的に仕立てることで、ダウンの偏りを防ぎつつ、体温をムラなく包み込みます。
これは決して「オーロラの保温力が劣っている」という意味ではなく、
むしろ、イブキのキルト構造が極めて洗練されているということ。
長年ダウンを研究してきたナンガだからこそ実現できた、“熱を逃さない構造美”といえます。
ポケット位置の違いにも注目

イブキのポケットは、バックパックを背負っても手を入れやすい高めの位置に設計。
本格的なアウトドアシーンを意識した作りです。
一方、オーロラはスマホやカードケースなど、日常使いを考慮した位置に配置。
街でもストレスなく使える利便性を重視しています。
まとめ|2モデルの違いを一目でチェック
| モデル | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| オーロラ | 防水・透湿・汎用性 | 日常〜アウトドアまで幅広く使いたい人 |
| イブキ | 高保温・国産仕様 | 機能性と一段上の暖かさを両立させたい本格派 |
どちらを選ぶべき?|タイプ別おすすめ
✔ 1着で何でもこなしたい → オーロラ
✔ 真冬の冷え込みを快適に過ごしたい → イブキ
おわりに:自分の“冬の過ごし方”で選ぶ
通勤の朝、駅までの冷たい風。
週末、外で飲むコーヒーの湯気。
そんな“いつもの冬”を快適に過ごしたい人にとって、
ナンガのダウンはただの防寒着ではなく、冬の相棒です。
「オーロラ」は、街でもアウトドアでも、ちょうどいい温もりをくれる“頼れる定番”。
どんな日にも寄り添うそのバランスの良さが、長く愛され続ける理由です。
一方、「イブキ」は、寒さの厳しい日や長時間の外出にも安心な、一歩上の暖かさを求める人に。
細部まで磨かれた作りが、冬の時間をより上質にしてくれます。
「どちらがいい」ではなく、“どんな冬を過ごしたいか”で選ぶのが正解。
この冬、あなたのライフスタイルに“ちょうどいい”ナンガを見つけてみてください。







