〇〇をDigる! vol.2 ≪ Re 「パーフェクトインナー」 編 ≫

流行りモノじゃ物足りない、大人の物欲を刺激するのが“名品発掘”の醍醐味。

そんな、まだ知らない“逸品”との出会いを楽しむ、「〇〇をDigる!」企画。

今回は、10年以上にわたり、ROCOCOのインナー事情を陰で支え続けてきた「Re made in tokyo japan」の『パーフェクトインナー』。
今シーズン、その名にふさわしいさらなる進化を遂げた。もはやこれは、ただのベーシックではない。

今回はそのパーフェクトさの中身を、とことんDigっていく。

目次
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極上の着心地を追求した「パーフェクトインナー」

日本の技術が詰まった名作インナー、RE MADE IN TOKYO JAPANのパーフェクトインナー 。
高い技術と伝統が息づくMADE IN JAPANで、リピーターを生み続けているブランドです。

シーズンごとにリリースされ、その着心地とディテールの完成度はまさに一級品。
快適さ・丈夫さ・美しいシルエット、この3つの要素を見事に融合させたインナーは、定番として永く愛され続ける理由が分かる仕上がりなのです。

長く愛されている理由がわかる『秘密のレシピ』

パーフェクトインナーが長く愛される理由――それは、厳選された綿の品質、丁寧な管理、そして日本の高い技術が組み合わさった、まさにブランドが誇る「秘密のレシピ」にあります。

このレシピの土台となるのが、アメリカ・カリフォルニア州サンホーキンバレーで育った長綿「サンホーキンコットン」です。

太平洋と内陸の山々に囲まれた綿花栽培に適した土地には、3,000メートル級のシエラネバダ山脈から流れ込む雪解け水が潤いを与えています。
自然の恵みと穏やかな気候が重なり、上質な綿を育てるのに理想的な環境が整っています。

降水量が少なく乾いた気候は病害虫のリスクも低く、農薬の使用も最小限に抑えることができます

太陽の光をたっぷり浴びて育った綿は、明るく柔らかな繊維に育ち、自然なツヤと程よいコシを持っています。また、白さが際立つほど、見た目も美しく、手に取ったときに上質さをしっかり感じられるといわれています。

繊維長は約30~32mmとなり、糸にしたときの表情が美しく、光沢があって毛羽立ちが少ないの特徴でアプランド綿の中でもトップクラスの評価を受けています。

綿は機械で摘み取られていますが、アメリカならではの厳格な管理体制により、葉や茎などの不純物はほとんど入りません。そのおかげで、見た目も手触りもとてもクリーン!
この綿で作られたパーフェクトインナーだからこそ、「着て気持ちいい」という言葉も納得できるのです。

上質な糸を日本で仕上げた、別格のフライス生地

サンホーキンコットンで育った上質な綿糸を、次は日本で丁寧に仕上げます。
編み立ては大阪、整理加工は愛知で行われ、それぞれの工程で糸の状態や生地の厚み・密度にまでこだわって仕上げられています。

編地はフライス…つまりリブ編みですが、普通のフライスとは一味違います。
目付けはなんと260g/㎡!厚みと密度がしっかりあるため、着たときの感触や耐久性が格段に違います。

ミドルからローゲージと少し太めの編み設計にすることで、フライスならではの伸びの良さはそのままに、厚みと安定感が加わりました。実際に身に着けると、体に心地よくフィットしてしっかり形を保ち、頼れる安心感と上質さを感じさせてくれる生地感です。

インナーとしては贅沢すぎるほどの存在感ですが、パーフェクトインナーだからこその魅力を感じられます。

さらに、この生地には蒸気と生地を整える処理で綿の表面を滑らかにし、毛羽立ちを抑えるシルケット加工が施されています。そのため、サラッとした手触りと控えめな光沢が生まれているのです。
光が当たると、生地の表面に柔らかいツヤが浮かび、シンプルなデザインでも上質さを感じさせます。

パーツの縫製や仕上げも隅々まで丁寧に作られており、無駄のない美しい仕上がりです。

ネック、袖口、裾の生地は、インナー本体と同じ素材を使っていて形が崩れにくいように補強されています。そのため、伸びやすく劣化しやすい部分をしっかり支えてくれるので、洗濯を重ねても型崩れしにくい仕様となっています。

縫製には、縫い目が肌当たりに配慮できるよう専用のミシンを使っています。表にも裏にも縫い目が出にくく、着心地はなめらかなのでインナーとしての役割を十分に発揮してくれます。

こだわりのパターンが生む、ズレない安心感

見逃せないのが他のアイテムとは、"違うパターン"で作られていることです。

脇の縫い目をなくし、背中側のセンター1本だけで仕上げることで、肌に縫い代が当たらないようになっています。そのため、ストレスを感じることが少なくて重ね着したときも不快感がありません。

さらに、後ろの着丈を約4.5cm長めにしているため、動いても背中が出にくく、裾がズリ上がる心配もなし!ラウンドした裾の形が前後差を自然に作ることで、着たときのシルエットがすっきり整います。シャツの下に着てもラインが響かず、まさに「隠れた名脇役」です。

ぴったりなのに、窮屈さを感じない

フライスの伸びの良さを活かしたフィット感も見逃せません。
体のラインに沿いながらも、ピタッと張り付くような窮屈さはなく、適度なゆとりを残しています。

インナーとしての密着感はしっかりあるので、着た瞬間から素肌に心地よくフィットし、そのまま着ていたくなる快適さを実感できます。

完成度の高いインナーが、さらに進化

進化し続けているパーフェクトインナーのアイテムをご紹介します。

パーフェクトインナー タンクトップ

この一枚に、原料、編み方、仕様、デザイン、縫製…すべてのこだわりが詰まっています。
もはや「インナー」という枠を超え、毎日のベースウェアとして完成された一着です。

そんなパーフェクトインナーが、着心地もディテールもさらにブラッシュアップされて登場。10年以上愛され続けてきた理由と、それをさらに超えようというブランドの思いがしっかり込められています。

REMADEINTOKYOJAPAN(アールイー)
RE MADE IN TOKYO JAPAN(アールイー) パーフェクトインナー タンクトップ
¥6,600

パーフェクトインナー ノースリーブTシャツ

長年愛されてきたフライス素材に加え、今シーズンは新しい仲間として『天竺素材のNEWCOMER』が登場しました。

同じサンホーキン綿を使いながら、32ゲージの高密度ハイゲージ天竺に仕立てることで、軽やかさと程よい厚みを絶妙に両立。リブ編みとは違い、生地の表面が平らでなめらか。シンプルながら光沢感がほんのりあって、洗練された印象を与えます。

一枚でさらりと着ても、インナーとして仕込んでも活躍する万能感。着こなしの幅が広がり、“どう着たいか”を選ぶ楽しさも味わえます。まさに新しい名脇役の登場です。

REMADEINTOKYOJAPAN(アールイー)
RE MADE IN TOKYO JAPAN(アールイー) パーフェクトインナー ノースリーブTシャツ
¥7,150

RE MADE IN TOKYO JAPAN 一覧

おわりに

長年愛されてきた素材と、日本の職人技が"ぎゅっと"詰まったパーフェクトインナー。
ただ着るだけでなく、体に心地よくフィットし、形も耐久性も考え抜かれた一着だから、日常のベースウェアとして間違いなく頼れる存在です。

一度手に取れば、滑らかな生地感、しっかりとした作り、細部へのこだわりにきっと驚くはず。
その快適さと上質さを知ったら、もう手放せなくなる――まさに「買って正解」と実感できるインナーです。

この記事の執筆者 てら
この記事の執筆者 てら
■身長:155■趣味:ゲーム、推し活■好きな服(スタイル):古着、ストリート■座右の銘:迷うくらいなら、やってみる
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