パンツのセンタープレス、消えていませんか?長持ちさせるお手入れと保管方法
センタープレスが入ったパンツは、脚をすらっと長く見せてくれるため、大人の男性なら一着は持っておきたいアイテム。
ROCOCOでも人気が高く、日々たくさんのご注文をいただいています。
しかし、購入したときはきれいに入っていたセンタープレスも、洗濯や着用を繰り返すうちに薄くなったり、いつの間にか消えてしまったりすることが…。
「せっかくのきれいなシルエットが崩れてしまった…」
そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、消えてしまったセンタープレスを復活させる方法や、できるだけ長持ちさせるためのお手入れ・保管方法をご紹介します。
そもそもセンタープレスとは?

センタープレスとは、スラックスなどのパンツの前後に入った縦の折り目のことです。
クリースラインやセンタークリースなどと呼ばれることもあります。
パンツに折り目が入ることで、裾までの生地がまっすぐ落ちて立体的なシルエットになります。
さらにセンタープレスが入っていると縦のラインが強調され、脚を長く見せる効果も期待できます。
一方で、センタープレスが薄くなったり消えてしまったりすると、せっかくのシャープな印象が損なわれ、パンツ本来の美しいシルエットがぼやけて見えることもあります。
特にビジネスシーンでは服装の印象も重要なポイント。
清潔感のある着こなしを保つためにも、センタープレスを長持ちさせるためのお手入れ方法は知っておいたほうがいいでしょう。
なぜセンタープレスは消えてしまうの?

こまめにお手入れをしていても、パンツのセンタープレスは徐々に薄くなっていきます。
では、なぜセンタープレスは消えてしまうのでしょうか。
洗濯
センタープレスが消える最も大きな原因が洗濯です。
スラックスなどのパンツに入った縦の折り目は、アイロンによって熱と圧力を加えることで形成されています。
しかし、洗濯による水分や摩擦、脱水時の負荷によって繊維の形状が変化し、徐々に折り目が弱くなっていきます。
そのため、洗濯・脱水・乾燥を繰り返すことで、センタープレスは少しずつ薄くなり、やがて目立たなくなってしまうのです。
履くたびに負荷がかかる
座る・しゃがむ・歩くといった日常の動作でも、生地には少しずつ負荷がかかっています。
特に膝や太もも周辺は生地が引っ張られやすく、着用を繰り返すことでセンタープレスも徐々に薄くなっていきます。
素材の特性
素材によってもセンタープレスの残りやすさは異なります。
特にコットン100%やリネンなどの天然繊維は、洗濯によって折り目が消えやすい傾向があります。
一方で、ポリエステルなど熱による形状保持性に優れた素材は、センタープレスが比較的長持ちしやすいのが特徴です。
簡単!消えたセンタープレスを復活させる方法
「折り目が消えたら、もう復活しないのかな?」
と思うかもしれませんが、実は簡単に復活させる方法があります!
ただし、間違った方法でセンタープレスをつけると生地へダメージを与えたり、テカリが発生したりするので正しい方法で復活させることが大切です。
パンツの風合いを損なわないためにも、以下の手順で行いましょう。
用意するもの

- アイロン
- アイロン台(なくてもOK)
- 当て布(綿のハンカチや、手持ちの薄手の布でOK)
- 霧吹き(なくてもOK)
①洗濯表示を確認する
まずはセンタープレスを復活させるパンツの洗濯表示を確認しましょう。
素材によって適切なアイロンの設定温度が違います。
折り目をしっかりとつけたいからと高温でアイロンをしがちですが、生地を傷めてしまう場合があるので必ず洗濯表示に従って適切な温度を設定してください。
②パンツの折り目を整える

パンツを平らな場所(アイロン台やテーブル)に置いて、もともと入っていたセンタープレスのラインに合わせて生地を整えます。
アイロン台があれば便利ですが、ない場合はテーブルに厚手のタオルを敷いて代用することもできます。
この工程が不十分だと、センタープレスが曲がったり二重になったりする原因になるので要注意!
③当て布をする
センタープレスをつけたい部分に当て布をのせます。
直接アイロンを当てると、生地が傷んだりテカったりする可能性があるため、どんな素材でも当て布をのせたほうが安全です。
④アイロンでプレスする

折り目に沿ってアイロンを当てていきます。
スチームアイロンの場合は、折り目に沿って軽く押さえるように当てていきましょう。
スチーム機能がない場合は、霧吹きでまんべんなく水を吹きかけることでセンタープレスをつけやすくなります。
また、アイロンを当てるときは上から軽く押さえるように熱と圧力を加えるのがポイントです。
⑤冷めるまでそのままにする
アイロンをかけた直後は、まだ折り目が安定していません。
生地が冷めるまで触らずに置いておきましょう。
そうすることで、消えてしまった折り目がしっかりと復活し、きれいなセンタープレスが定着します。
センタープレスを長持ちさせるお手入れ・保管方法
センタープレスを復活させるにしても、毎回復活させる工程を行うとなれば手間がかかります。
そのため、できるだけ長く保つためにも、センタープレスをできるだけ長く維持するための日頃のお手入れも大切です。
洗濯するときのポイント
センタープレスを長持ちさせるためには、洗濯時の負担をできるだけ減らすことが大切です。
まずはパンツを裏返してセンタープレスの折り目に沿って畳み、洗濯ネットに入れて洗いましょう。
洗濯中の摩擦を軽減できるため、折り目が消えにくくなります。
また、洗濯機を使用する場合は「おしゃれ着コース」や「ドライコース」など、生地への負担が少ないコースがおすすめ。
脱水時間は短めに設定し、乾燥機の使用はできるだけ避けましょう。
強いシワや生地への負担が発生しやすく、センタープレスが薄くなる原因となります。
干すときのポイント
洗濯が終わったら、すぐに干すようにしましょう。

裏返したまま、ファスナー・ホック・ボタンをすべて外し、ピンチハンガーでウエスト部分を挟んで筒状にして干すのがポイント。
また、干すときにセンタープレス以外にできたシワを伸ばしましょう。
筒状に干すことでパンツの内側に風が通って、短時間で効率よく乾かすことができます。
干す場所は、風通しの良い場所で陰干しがおすすめです。
直射日光が当たらないようにすれば、日焼けによる色褪せを防ぐことができます。
保管するときのポイント
保管するときは、ハンガーに吊るすのがおすすめです。
たたんで保管すると、センタープレス以外に折りじわができてしまいます。
ハンガーであれば、折りじわがつきにくくきれいなシルエットを保ちやすくなります。
ハンガーで保管する方法は、主に次の二つです。
・二つ折りにして吊るす

ジャケット用のハンガーなどに、センタープレスに沿って二つ折りにして掛けます。
二つ折りにするときは、センタープレスに沿って折るのがポイントです。
ファスナーやホック、ボタンを外しておくことで、余計なシワをつけないようにできます。
・パンツ専用のピンチハンガーに逆さ吊り
パンツ専用のピンチハンガーに逆さ吊りにすることがポイント。
パンツの重さによってシワが伸びるため、センタープレスの折り目を維持しやすく、きれいな状態で保管できます。
一般的なピンチハンガーでも問題ないですが、挟む部分に跡が残る可能性があるのでパンツ専用のピンチハンガーを持っておくと便利です。
洗濯・干し方・保管方法を見直すだけでも、センタープレスの折り目は長持ちしやすくなります。
日頃のお手入れを意識して、美しいシルエットをキープしましょう。
さらに、同じパンツを毎日穿き続けるのではなく、数着をローテーションするのもおすすめです。
パンツへの負担が分散されるため、きれいなセンタープレスを保ちやすくなります。
おわりに

センタープレスは、パンツをきれいに見せてくれる重要なディテールです。
しかし、洗濯や着用を繰り返すことで徐々に折り目は薄くなってしまいます。
消えてしまったセンタープレスは、アイロンを使えば自宅でも簡単に復活させることが可能です。
また、洗濯方法や干し方、保管方法を工夫することで、折り目を長持ちさせることもできます。
お気に入りのパンツをより長くきれいに穿くためにも、日頃のお手入れや保管方法を見直し、美しいセンタープレスを長持ちさせましょう。
関連記事はこちら
コロモビトでは、他にも大切な服を守るためのケア方法を紹介しています。
ぜひあわせてチェックしてみてください。
▶洗濯したら色が抜けた?それ“洗いムラ”かも|原因と正しい対処法









