洗濯したら色が抜けた?それ“洗いムラ”かも|原因と正しい対処法
洗濯物を干すとき、部分的に色が変わって見えて「あれ?色落ちした?」と思ったことはありませんか。
実はそれ、“色落ち”ではなく部分的に“洗いムラ”が起きているだけかもしれません。
洗濯機の構造や洗濯物の量、詰め込み方などによって、どんなご家庭でも起こりうる現象です。
しかし、原因さえ分かれば、防ぐことができます!
今回は、なぜ“洗いムラ”が起こるのか、その原因と対策についてご紹介します。
洗いムラとは?

洗濯機から衣類を取り出して干そうとしたとき、部分的に色が変わって見えることがありませんか?
実はこの状態が“洗いムラ”です。
色が抜けているのではなく、単純にその部分だけが十分に濡れていない…つまり「洗われていない」状態です。
特に次のような見え方をしている場合は、“洗いムラ”の可能性が高いといえるでしょう。
・色ムラになっている
・まだらになっている
・部分的に白っぽく見える
・筋のように色が抜けたように見える
・シミのように見える
なぜ起こるの?

では、なぜ洗いムラが起こるのでしょうか。
まずは起こる原因を知りましょう。
洗濯物を詰め込みすぎ
洗濯機の限界まで服を詰め込み過ぎてしまうことが大半です。
確かに一度の洗濯で終わらせたい…という気持ちはわかりますが、詰め込みすぎてしまうと水や洗剤などがすべての洗濯物に対して浸透させることができなくなります。
水量が足りない
洗濯物に対して水量が足りないのも、洗いムラが起こる主な原因です。
洗濯する量に対して水が少ないと一部濡れないところが発生します。
洗剤の溶け残り
粉洗剤を使ったときにうまく溶けなくて、洗濯物に残ってしまうことがあります。
洗濯物の詰め込みすぎはもちろんですが、水が冷たくなる冬も粉洗剤が溶けにくく発生しやすくなります。
フィルターや洗濯槽内の汚れや詰まり
ホコリや髪の毛など細かいごみがフィルターや槽内につまっていると、給水や排水が不十分になります。
その結果、洗濯物の部分的に水がしみこまず、一部洗えていない状態が起こります。
特にドラム式洗濯機は洗いムラが起こりやすい
人気のドラム式洗濯機は、実は洗いムラが起こりやすい構造となっています。
少ない水量でたたき洗いをするため、しっかりと洗剤を効かせることができて節水ができる便利な構造になっていますが、衣類が偏ってしまうと叩き洗いするときに一部の洗濯物が水に触れにくくなります。
そのため、洗濯物同士が絡まったり、洗濯機の中で片側に偏ってしまって洗いムラが起こりやすくなります。
洗いムラを防ぐ4つの対策

一部洗えていない状態となれば、汚れがまだついてる…と思ってしまいますよね。
そんな思いをしないためにも、洗いムラが起こらないように対策をしましょう。
適正な容量で洗う
ドラム式、縦型関係なく容量いっぱいに詰め込むのではなく、7割から8割ぐらいの量にしておきましょう。
特にドラム式は洗濯物が絡まりやすいため、容量いっぱいに入れず、衣類がしっかり動く余裕を持たせることが大切です。
洗濯機の水量を十分にする
縦型の洗濯機であれば、自動設定のコースの水量よりも1~2段階水位をあげて水量を増やしましょう。
丸めた状態や塊で入れない

十分にほぐした状態で1点ずつ入れていきましょう。
洗濯物に水を吸収させる
吸水性が低い衣類や新品の衣類は、水をはじきやすいため、洗濯前に手で押し込むように水を含ませると、洗いムラを防げます。
色落ちとの見分け方は?

洗いムラについて理解ができたところで、色落ちと何が違うのかご説明します!
一見どちらも「色が変わった」ように見えますが、原因が異なるため色の現れ方にも違いがあります。
洗いムラの場合
・乾くと目立たなくなる
・触るとその部分だけ乾いている、または濡れ方が違う
・もう一度しっかり水を含ませると色が均等になる
・部分的、ランダムに発生している
単純に部分的に洗えていないことが原因なので、もう一度洗濯すると解消されることが大半です。
色落ちの場合
・濡れても元の色に戻らない
・全体的、または摩擦の多い部分から色が薄くなる
・洗い直しても状態が変わらない
・他の衣類に色移りしていることがある
服の染料自体が抜けてしまっているため、元の色に戻すことが難しくなります。
見分けられない…そんなときは?
洗いムラまたは色落ちなのか判断が難しいときは、しっかりと水を含ませてみてください。
水を含ませることで、全体的に同じ色になったのを確認できたら"洗いムラ"の可能性が高いと思ってもいいでしょう。
おわりに

洗濯後に起こる色落ちのような状態は、不良や色落ちではなく
“洗いムラ”によって生じていることも少なくありません。
≪詰め込み過ぎない・十分な水量を確保する・塊で入れない≫
といったポイントを少し意識するだけでも、防ぐことができます。
服は、購入したあとも洗濯を繰り返しながら長く付き合っていくもの。
日々のケアを見直すことが、お気に入りをより長く楽しむことにつながります。







