10年間ビーフィー愛用者がコットンリサーチクラブに変えた理由【思い込みを捨てた結果】
こんにちは!コロモビトライターのチバです。
「白Tといえば、ヘインズのビーフィーでしょ!」
そう思って、これまで約10年間、迷うことなくビーフィーを買い続けてきました。
コスパもいいし、厚みがあって1枚でも安心感がある。頼れる“定番白T”として、ずっとクローゼットの中心にいました。
でも今年の夏、スタメンの座を奪う存在が現れたんです。
それは、Cotton Research Club(コットンリサーチクラブ)の白Tシャツ。
今回は、長年ビーフィーを愛用してきた僕が、コットンリサーチクラブに惹かれた理由をお伝えさせていただきます!
Cotton Research Club(コットンリサーチクラブ)とは
コットンリサーチクラブは、日本製にこだわった高品質な素材で作られたTシャツやスウェットを提供する2025年に始まったブランド。ストリートファッションを知り尽くした双子の兄弟、山野辺一徳氏と山野辺勧二氏が手掛け、90年代のユースカルチャーを反映したアイテムが特徴です。
コットンリサーチクラブの品質と素材【ヘインズよりアメリカンな雰囲気】
コットンリサーチクラブは、USAコットン100%を使用し、ドライタッチでシャリ感のある質感が特徴です。このシャリ感が個人的に特に気に入っていて、ヘインズのビーフィーTシャツの滑らかな質感とはまた違った、男らしいアメリカンな雰囲気を引き立ててくれます!
サイズ感・シルエットの違い【数cmの違いでコットンリサーチクラブは大人な雰囲気に】
コットンリサーチクラブは、ビーフィーに比べてワンサイズ大きめのサイズ感になっています。そのため、ビーフィーと同じサイズ感で着用したい場合は、一つ下のサイズを選ぶのがおすすめです。
同じサイズ感で着用した場合、シルエットに関しては、サイズ表では1~2cmしか違いがないものの、実際に着てみると印象は大きく異なります。どちらもオーセンティックなボックスシルエットで、トレンドに左右されないデザインであることは間違いありません。
しかし、コットンリサーチクラブは肩幅や身幅が少し広めに作られており、ほんのりとトレンドを感じさせる仕上がりとなっています。
特に、コットンリサーチクラブは袖丈が少し長めで、より落ち着いた印象を与えてくれます。ここが僕が惹かれた理由の一つです。袖丈が1~2cm長くなるだけで、グッと大人な雰囲気に仕上がるんです!
着心地の違い【ビーフィーよりタフだけど軽くて涼しい!?】
コットンリサーチクラブのTシャツは、オープンエンド糸(空紡糸)を使用することで、繊維内に空気を多く含み、優れた吸湿性と速乾性が実現。これにより、ヘインズのビーフィーTシャツよりも若干厚みがあるにも関わらず、コットンリサーチクラブの方が軽やかな着心地なんです!(ビーフィーは6.1オンス、コットンリサーチクラブは6.6オンス)
また、身幅がちょっと広いぶんなのか、コットンリサーチクラブの方がビーフィーより風が抜ける感じがあって、なんか涼しく感じるんですよね。夏場はこの違い、けっこう大きいです。
ただ、コットンリサーチクラブは首元にタグが付いている点が少し気になるかもしれません。これまでビーフィーTシャツを着ていたので、タグレス仕様の快適さに気づかなかったのですが、改めて比べてみると、タグレスの方が圧倒的に快適だと実感しました。なので、タグの部分は少しだけ気になるポイントです。
その他のお気に入りディテール
コットンリサーチクラブのTシャツには、シングルステッチが使われている点が個人的にお気に入りのディテールです。これは、90年代半ばまでのTシャツによく見られたディテールで、専用のミシンと熟練の職人技を駆使して仕上げられます。
シングルステッチは生産効率が低く、そのため2000年代以降は、より強度があり生産効率の高いダブルステッチに移行していきました。しかし、コットンリサーチクラブはそのシングルステッチを採用することで、あえて昔の良さを再現し、ヴィンテージ感や独特の雰囲気を演出しています。
こういった細かい部分にまでこだわりを感じるところが、コットンリサーチクラブに惹かれた理由の一つです。僕はシンプルなスタイルが好きなので、だからこそ、こういう細かい部分にこだわるのが楽しいんですよね。
着用レビュー【乾燥機にかけました】
個人的には、USAコットンのTシャツは乾燥機にかけてしっかり目を詰めて着るのが好きです。もちろんコットンリサーチクラブのTシャツも乾燥機にかけました。
横幅の縮みはなく、袖丈・着丈のみ縮みました。よりボックスシルエットが強調されました。
先ほども書きましたが、ビーフィーではXLサイズを着用していますが、コットンリサーチクラブはLサイズを選んでいます。
コットンリサーチクラブのTシャツをビーフィーと同じサイズ感で着用したい場合は、ワンサイズ下を選ぶのがオススメです!
まとめ
コスパの高さでずっとヘインズのビーフィーTシャツを愛用していたので、これが自分のスタンダードだと完全に思い込んでいました。ですが、コットンリサーチクラブの細かい部分へのこだわりに惹かれて実際に着用してみると、ほんの数センチの差でこんなにも印象が変わることに驚きました。
シンプルがゆえに奥が深い白Tシャツ。コットンリサーチクラブは、ヘインズのビーフィーが一択だと思っている方にこそ、ぜひ一度試してほしいTシャツです。
コットンリサーチクラブについて、より詳しく書いた記事もありますので良かったらご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!