On<オン>の防水仕様アイコンモデルを徹底解説│クラウド6WPウォータープルーフ
どうも!
ウルトラウォーキングを愛し、ウォーキングの女神に愛されたい男、コロモビト.ライターのワタナベです。
前回は、アップデートしたOnのアイコンモデル「Cloud6」について、熱く解説しました。
いよいよ、梅雨がやってきます。
徒歩や自転車での移動中、傘をさそうがレインコートを着ようが、目的地についたら靴がびちょびちょ。もちろん靴下もびちょびちょ。
こうなってしまったらもう、不快指数は一気にMAXです。
そんな梅雨に欠かせないアイテムといえば…SAY!防水仕様のスニーカー!
ということで今回は、進化を遂げた「Cloud6 WP(ウォータープルーフ)」について、解説をしたいと思います。
それでさっそく、いってみましょう!
Cloud6 WPとは?
ブランドのアイコンとして幅広い世代から支持を得ている「クラウド6」を、防水仕様へとブラッシュアップしたモデル。
シューズの蒸れを軽減する優れた透湿性と高い防水性を備えた、雨天時でも快適に着用が出来る優れモノ。外出時にその日の天候を気にすることなく、タウンユースはもちろん、レジャーやフェス、旅行までマルチに活躍してくれます。
Cloud6とCloud6WPの違いは?
基本的に「Cloud6」のデザインを踏襲していますが、WP仕様ならではの変更が施されていますので、ここでは「Cloud6」と「Cloud6WP」の違いを解説してきます。
防水仕様
もちろんですが…防水仕様です。
アッパーには、耐水・透湿性に優れたブランド独自のメンブレン素材を採用。耐水・透湿性と聞くとゴアテックスをイメージしますが、オン独自の防水メンブレンもなかなかのモノ。
Onの公式に確認したところ「数値は公表していないため数値比較はできませんが、Onの防水仕様のシューズはどのモデルも同等程度の耐水・透湿性が備わっている」とのこと。
私の場合はトレラン用の防水シューズとして「Cloudvista2 WP」を使用していますが、雨の日に4~5時間ウォーキングをしても「蒸れて不快」といった感覚はありませんでした。
リフレクターパーツ
雨天時、視界が悪い状況下での使用を想定しているため、リフレクターパーツが多めに設置されています。
ヒール部分のループにレイアウトされたリフレクターロゴ。Cloud6のヒール部分にもリフレクターロゴが配置されていますが、WPモデルの方がより目立つようにデザインされています。
スピードシューレスにも、リフレクター素材を採用。視界が悪い日中や夜間でも、視認性を確保し安全性を向上させています。
いや~、単にCloud6を防水仕様にするだけではなく、着用シーンを想定して細かく微調整を加えてくるあたり、なかなかの拘りですね。
履き心地の違いは?
Cloud6とCloud6WPは、同じラスト(木型)使っており、さらにクラウドテックのユニットも同じ物が採用されているので、シルエットやクッション性は基本的に同じになります。
ですが、Cloud6の柔らかく通気性が高いメッシュ素材に対し、Cloud6WPで使用されている防水メンブレン素材は独特の硬さがあるため、足入れをした際のフィット感や歩行感覚に若干の違いが生じます。
サイズ選びは同じで良い?
サイズを選ぶ際、基本的にはCloud6と同じサイズを選んで問題ないと思います。ただし、Cloud6をピッタリめのジャストサイズで履いている場は、Cloud6WPで同じサイズを選ぶと、やや窮屈に感じるかもしれませんので、ハーフサイズもしくはワンサイズ上げてみても良いと思います。
新世代モデル「Cloud6WP」を徹底解説
天候を気にせず履ける「全天候型デイリーシューズ」として、数々のテクノロジーがアップデートされた「Cloud6WP」。前世代モデル「Cloud5WP」と比較しながら、進化したポイントを見ていきましょう。
進化ポイント1:CloudTec
OnのアイデンティティともいえるCloudTecは、ソールに複数のクラウドポッド(空洞)を設け、着地時の衝撃を効率的に吸収。蹴り出し時には、その空洞が元に戻ろうとする力で反発力を生み出します。
Cloud6WPでは、クラウドポッド(空洞)の形状が横長に変更され、ボリュームやポッド配置が改良されたことで、これまで以上に安定感のあるスムーズな重心移動を実現しています。
進化ポイント2:ラバーパッド
Cloud5WPでは複数に独立していたラバーパッドが、Cloud6WPでは「前足部」と「かかと」がそれぞれひとつのラバーパッドに統合され、グリップ力と耐久性が向上しています。
進化ポイント3:履き口
履き口が広くなり、スピードシューレスシステムと相まって、よりスムーズな着脱が可能になりました。また、足幅が広くて今まで「Cloud5 WP」は細くて履けないと敬遠していた方も安心して履けるようになっています。
もちろん、ただ広くなっただけではなく、履き口に合わせてヒールカップのバランスも改良され、ホールド力も一段と向上しています。
スピードシューレース(ゴム紐)が切れた時や、より繊細なフィット感を求める場合は、付属のシューレースに交換することも可能です。
進化ポイント4:サステナビリティ
アッパーにはリサイクル素材を35%使用し、ミッドソールには50%のバイオ素材を採用。従来のモデルと比べてボトムユニット製造時のCO2排出量を20%削減しています。
機能性とデザイン性を維持しながら、環境負荷を抑えた「履く人にも地球にも優しい」シューズへと進化を遂げています。
履いてみた感想
「雲の上を歩く感覚」や「フカフカな履き心地」を期待していると、Cloud6WPを履いたときに「思ったより柔らかくないな…」と感じる方が多いかもしれません。Cloud6と同様、ポンポン弾むような感覚ではなく、適度なクッション性がありながら、安定感とメリハリのある動きやすさを感じる履き心地でした。
「ソールが薄い=クッション性がない」わけではなく、足がしっかり地面を捉える感覚を実感しながら、日常使いには十分なクッション性が備わっています。「全天候型デイリーシューズ」として、しっかりと最適化された仕上がりだと、私は感じています。
おわりに
いかがでしたでしょうか。防水仕様のシューズを1足持っているだけで、雨天時のストレスが軽減すること間違いなし。
オフはもちろん、ビジカジスタイルでもしっかりハマる、このミニマルなデザイン。どうしようか迷っているなら…間違いなくオススメの逸足です!
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