【画像付き】リュックの手洗い方法を実際に試してみた!30分でできるお手入れ術
こんにちは。コロモビト.ライターのwatamuraです。
まだ11月なのにお店にはクリスマスグッズが並び始めたり、大阪のあのテーマパークのツリーの点灯式が話題になったり…。すっかり年末の空気を感じるようになってきました。
私も本格的に衣替えを済ませて、秋物のジャケットをクリーニングに出そうと準備していたところ、ふと気付きました。普段使っているリュックって、洗ったほうがいいのかな…?
大きな荷物を入れたい時や旅行時に活躍する我が家のリュックサック。
なんだかずっと昔から持っている気がするけれど、少なくとも自分で洗ったことは無いな…見た感じそんなに汚れているようには見えないけれど、もしかして埃や汗でとんでもないことになっているのでは…?
よし、寒くなる前に洗ってみよう。
みなさんのご家庭には、長く愛用しているリュックはありますか?そしてそれを洗ったことはありますか?
「長年の汚れ、今年のうちに」という事で、一緒に洗っているつもりで読んでいただけたら嬉しいです!
人生を共にした未洗いリュック
まずはじめに今回洗うリュックサックのご紹介。
ブランドは世界的に有名な「OUTDOOR Products」。容量は恐らく17リットルのものであると思われます。
このリュックは元々実家の両親が使用していたものを貰ったので、詳細を電話で聞いてみました。
Q.このリュックっていつから使ってるの?
A.あなた達(兄弟含む)のおむつを持ち運ぶために買ったものだから30年以上経ってるんじゃない?
そ、そんなに…!?
(リュックと一緒に写っている写真は残念ながら見当たりませんでした。雰囲気を感じ取ってください。)
Q.ちなみにこのリュック、洗ったことは?
A.無いね!
ないか~。ますます洗い甲斐がありそうで燃えてきました。
生まれる前からお世話になっていたと判明したリュック。心を込めて洗っていきます。
リュックを洗う前に!洗濯表示の確認方法とポイント
洗い始める前にまずは洗濯表示をチェック!
桶のマークに数字が書かれているものは基本的に洗濯機の使用が可能。これなら手軽に洗えて便利ですね。
洗濯機で洗う際は必ず洗濯ネットに入れるのが推奨。洗濯中にぷかぷか浮いてしまわないか時々チェックしておきましょう。
桶に手のマークが付いたものは手洗いでのケアが可能。
そして×のマークが付いたものは繊細な素材であることが多いので、お洗濯自体をオススメしません。専用のケア用品の使用や、使った後に布で汚れを拭き取るなどして長く愛用したいですね。
とはいえ、今回洗うリュックには洗濯表示のタグが見当たりませんでした。質感からして、通常のナイロン素材であると思われるので手洗いに挑戦したいと思います。
ポリエステルやナイロン、綿素材であれば洗うことができるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
実際に洗ってみよう!
今回使用した道具はこちらの4点。
①洗い桶
リュックがすっぽり入る大きめのもの。
②洗剤
リュックの型崩れを防ぐため、「おしゃれ着用」を使用。
③バッグ用のブラシ
バッグ用に限らず洋服用など、埃を落とせるものがあると安心。
④タオル
最後にリュックを包み込める大きめのもの。
おしゃれ着用洗剤は型崩れの防止に強い半面、洗浄力はマイルドなのが特徴。
汚れやにおいが気になる場合は洗浄力の高いアルカリ性洗剤を使ったつけ置き洗いがオススメです。
カラビナやキーホルダーなど、外せるパーツやポケット内の物は、事前に確認して取り除いておきます。
①埃を落とす
バッグ用ブラシで埃を優しく落とします。普段気付かなかったけれど、意外と隅々に埃が…。30年の歴史を物語っています。
②洗濯液の準備
40℃以下のぬるま湯に、洗剤に書かれた表記に従って適量の洗剤を投入。よくかき混ぜます。
今回使用した洗剤は「手洗いなら水4Lに洗剤10ml」とのこと。桶にお湯を3L入れたので大体8mlかな…(ざっくり)。
③リュックを漬ける
洗濯液の中にリュックをゆっくり沈めます。空気を抜くようにぎゅっと押して、液がリュック全体に浸透するようにします。汚れがひどい場合は10~15分程度漬けておくと効果的。
④優しく押し洗いする
両手で軽く押すようにして洗います。気になる汚れがある時は柔らかいスポンジや歯ブラシで優しくこすってみてくださいね。こすりすぎて生地を傷めないよう注意!
なんだか…
水がめちゃくちゃ年季の入った色に……
パッドの入ったショルダーもしっかりもみ洗い。余談ですが、直前にセルフで塗ったジェルネイルがこの辺りでべろべろに剥がれていきました。手袋はけばよかった。
⑤しっかりすすぐ
しっかり押し洗いした結果、透明だった洗濯液がどす黒くなりました。リュック、今までこんなに汚れをため込んでいてごめんね…。
洗濯液を捨てて新しい水を用意し、リュックをすすぎます。
リュックから泡が出なくなるまで、汚れた水が出なくなるまで…これが一生終わらないんじゃないかというぐらい延々と出続けるので、8回目でよしとしました。
もういいでしょう
⑥水気を取る
タオルでリュック全体を包み込み、優しく押しながら水分を吸い取ります。背面パッドやショルダーにクッションが入った部分は特に念入りに拭き取ります。
⑦干す
シワの無いよう形を整えたら、ファスナーを開けた状態で逆さまにして干します。リュックの中にくしゃくしゃにした新聞紙やゴミ袋を詰めて形を整えると型崩れを防げますよ。
日焼けしないように日光が直接当たらない風通しの良い日陰で干すのがベスト。リュック洗いにはお天気チェックも大事ですね。
⑧リュックの手洗い完了!
完全に乾いたらお洗濯完了!この間約30分!今回は写真を撮りながらだったので、慣れたらもっと手早く済ませられそうです。
見た目は正直そこまで違いを感じませんが、あの汚れた水を見た後だと心なしかさっぱりしたように見えます。そして今までより更に大切に使おうという気持ちが芽生えました。
間近で見るともうわかりやすいかも…?
リュックを長く愛用するためのコツ
おまけに、日ごろからちょっとしたケアをしてあげることでリュックを長く愛用できるコツをご紹介します。
1. 風通しの良い場所での保管
リュックを使わないときは、湿気がこもらない風通しの良い場所で保管しましょう。
湿気はカビや臭いの原因になるため、直射日光を避けつつ、通気性の良いクローゼットや棚に置くのがおすすめです。また、使用後に軽く拭き取ってから保管すると、リュックを清潔に保てます。
2. 撥水・防水スプレーの活用
撥水や防水加工が施されているリュックも、時間とともに効果が薄れてしまいます。
定期的に撥水・防水スプレーを使用することで、汚れや水分の付着を防ぎ、リュックの生地を保護できます。
特に雨の日やアウトドアで使用する場合は、出かける前にスプレーをするだけで、大切なリュックを長持ちさせられます。
3. 消しゴムやメラミンスポンジを使う簡単ケア
軽い汚れや擦れ跡には、消しゴムやメラミンスポンジを使ったお手入れが効果的です。気になる部分を軽くこするだけで、表面の汚れを簡単に落とすことができます。
ただし、色落ちや素材へのダメージが心配な場合は、目立たない部分で試してから使用するようにしましょう。
まとめ
普段使っているリュックは、見た目ではわからない汚れやにおいが溜まりやすいもの。今回の手順を参考に、ぜひ一度手洗いを試してみてください。少しの手間で、リュックの清潔さと心地よさがよみがえり、さらに愛着が増すはずです。
お気に入りのリュックを長く使い続けるためには、定期的なお手入れが欠かせません。この機会にぜひ、あなたの大切なリュックも「手洗い」でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?
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