スタプレじゃなくてランチャー。Wranglerの名作パンツを僕が選ぶ理由
こんにちは!コロモビトライターのチバです。
大人のカジュアルスタイルを、少し上品に見せてくれるセンタープレスパンツ。センタープレスの入ったパンツといえば、Levi'sのスタプレを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
古着屋でもよく見かけるパンツで、シルエットもきれい。服好きの中では定番の一本です。そんなスタプレとよく似たパンツがあります。それが、Wranglerの「ランチャー」です。
見た目だけで言えば、スタプレとかなり近いパンツだと思います。それでも僕は、どちらかを選ぶならランチャーを手に取ることが多いです。
今回は、スタプレではなくランチャーを選ぶ理由について書いてみたいと思います。
センタープレスパンツといえばスタプレ

引用:https://www.levistrauss.com/
センタープレスの入ったカジュアルパンツといえば、やはりスタプレは外せません。
Levi's Sta-Prest Pants(ステイプレストパンツ)は1960年代に登場したパンツで、「洗ってもセンタープレスが消えない」という特徴を持っています。当時としてはかなり画期的で、アイロンの手間を減らせることから人気を集めました。
センタープレスパンツ=スタプレと思っている方も多いほどに、代表的なパンツではないでしょうか。
ただ、そんなスタプレとよく似たパンツがもう一つあります。それがWrangler(ラングラー)の「WRANCHER(ランチャー)」です。
WRANCHER(ランチャー)とはどんなパンツか
WRANCHER(ランチャー)とは

Wranglerのランチャーは、センタープレスの入ったすっきりとしたシルエットが特徴のパンツ。
見た目はスラックスのようにきれいですが、もともとはカウボーイたちがドレスアップする場面で履くために作られたもの。いわば“カウボーイのよそ行きパンツ”のような存在です。そのため、見た目の綺麗さと動きやすさを両立したデザインになっています。
そして、シワになりにくいので洗濯も簡単。ちょうど良い厚みで年中着用できます。
僕自身も古着屋で購入したものを愛用してますが、とにかく合わせやすい。足元もローテクからハイテクスニーカーまで、革靴からブーツまで。絶妙なフレアシルエットが何でも合うんです。
Wrangler(ラングラー)とはどんなブランドか

ここでWranglerの説明もしておきたいと思います。Wranglerは、1947年に誕生したアメリカのジーンズブランドです。Levi'sとLeeに並び3大デニムブランドと称されています。
ブランドの一番の特徴は、カウボーイやロデオライダー向けのウェアを多く作ってきたことです。つまり、ウエスタン文化と深く結びついたブランドといえます。
ランチャーというパンツも、そんな背景の中で生まれたモデルです。
スタプレとランチャーの違い
実はかなり似ている
スタプレとランチャーは、見た目だけで言えばかなり似ているパンツだと思います。
正直なところ、シルエットや役割に大きな違いがあるとはあまり感じていません。センタープレスが入っていて、少しきれいめに履けるカジュアルパンツ。そんな共通点があるからこそ、この2本はよく比較されるのだと思います。
極端な話、クローゼットのランチャーをこっそりスタプレに変えられても、僕はすぐには気付かないかもしれません(笑)。それくらい、この2本は似ているパンツだと思います。
ただ、それでも僕にはランチャーを選ぶ明確な理由があります。というのも、この2本には「見た目」よりも生まれた背景に違いがあると感じているからです。
“生まれた場所”が違う

スタプレは、都市のカジュアルウェアとして広まったパンツです。シワになりにくいという利便性の高さに加え、当時のファッショントレンドとも相性が良かったことから、全米のティーンエイジャーが穿いていたと言われています。
一方でランチャーは、少し違った場所から生まれました。

カウボーイがパーティーなどに出かけるときの“正装”として作られたドレスパンツです。ウエスタンブーツを履いたときに脚のラインがきれいに見える。そのために、わずかにフレアしたシルエットになっているんです。
この背景を知ってから、ランチャーというパンツが少し面白く感じるようになりました。
僕がランチャーを選ぶ理由

スタプレとランチャー。パンツとしての違いは、そこまで大きくないと思います。それでも僕がランチャーを選ぶのは、背景が少し好きだからです。
トレンドの服よりも定番の服が好きな僕には、トレンドとして広がっていったスタプレよりも、カウボーイの“正装”として誕生した背景を持つランチャーの方が、どこか惹かれるんですよね。(あとピスネームのデザインが好き)
ファッションの楽しみ方って、こういう「小さなこだわり」にある気がします。
例えばデニムでも、見た目はほとんど同じでも「USA製」と書いてあるだけで、そっちに惹かれてしまいますよね。
見た目からは伝わらないかもしれませんが、自分の中では、ちゃんと選ぶ理由があります。僕がランチャーを選ぶのも、きっと同じ理由です。
服って見た目で選ぶものですが、愛着を持って長く着るのは、意外とそういった背景を含めて選んだ服なのかもしれません。
まとめ
スタプレとランチャーは、見た目だけを見るととてもよく似たパンツです。それでもこの二つは、どちらも名作として、今でも現行モデルが作られ続けています。
これだけ役割が近いパンツだと、どちらかが消えてしまっても不思議ではありません。それでも両方が残り続けているのは、きっと理由があるのだと思います。
もしかすると、僕と同じように、それぞれに小さなこだわりを持って選び続けている人がいるのかもしれません。
皆さまも、そんな小さなこだわりを持って服を選んでみてください。きっと、今よりもファッションが楽しくなると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。






