Monologue|スタッフが給料日に欲しいモノ Vol.70

日々、数えきれないほどの「服」に囲まれて過ごすロココのスタッフたち。
トレンドや定番アイテムに常に触れ続けているからこそ、物欲は止まることを知らない…。

そんなファッション好きのスタッフが、「今すぐには買えないけど、次の給料日には絶対手に入れたい!」と狙っているアイテムを独自の視点でご紹介!

リアルな目線で語る、こだわりと熱量あふれる"ちょっと大きめな独り言"をお楽しみください。

目次
CLOSE

辿り着いたシンプルの境地

COTTONRESEARCHCLUB(コットンリサーチクラブ)

個人的に今年一番着たブランドは、圧倒的にコットンリサーチクラブのアイテムだろう。
今年の2月に創業したばかりのブランクボディ(無地状態)ブランドのコンセプトは、アラフォーを迎え、これからの服装はもう少し落ち着きたいなと思っていた私にドンピシャだった。
ロココでも販売がスタートし、春夏は半袖Tシャツとリジットデニムが入荷。コレクション発表の時からチェックしていたスウェットは秋冬からの取り扱いということで、いつ入荷するだろうとずっと楽しみにしていた。

実物を目の当たりにして、期待を遥かに上回る仕上がりだった。
特にお気に入りは14oz吊り裏毛フードスウェットだ。

COTTONRESEARCHCLUB(コットンリサーチクラブ)

見た目は余計なデザインを一切取り除いたシンプルそのもの。
厚手のUSAコットンを和歌山県の伝統的な吊り編み機で編まれたループウィールテリー。
※ループ状の糸を編み込んでいく特殊な技法(吊り編み)
1日でわずか20mしか織ることができないという特別な生地は、厚手ながらふんわりとした空気感を感じさせる柔らかさと奥深いヴィンテージ感。それでいながら、強度と耐久性も非常に高いのが特徴。

着心地は言うまでもなく、高級なスウェットに包まれている感が半端ない。
ゆったりとしたリラックスフィットは、肩肘張らずに着られるラグジュアリーさがある。

長時間着用したり、アウターの下に着てもシルエットは美しく立体的な形をキープ。
袖口や裾には1×1リブ編みのリブを採用。表目と裏目を交互に1目ずつ編むリブ編みの一種で、伸縮性に優れている。

どこを見ても抜かりのない設計だ。
まさに“神は細部に宿る”スウェットパーカー。

COTTONRESEARCHCLUB(コットンリサーチクラブ)

チャンピオンやループウィラーなど、シンプルな名作スウェットパーカーを作るブランドは沢山あるわけだが、
そんな中でも私がコットンリサーチクラブのアイテムを推したい。
理由は単純で、どれを買うか悩むなら、ブランドコンセプトとアイテムが目に見えてリンクしているアイテムの方が良いということだ。

ここまでシンプルにこだわるブランドとアイテムはなかなか無い。セットアップのパンツもあるので、全身ブランクボディで落ち着いた大人のカジュアルファッションを楽しみたい。

By Kazu

COTTONRESEARCHCLUB(コットンリサーチクラブ)
COTTON RESEARCH CLUB(コットン リサーチ クラブ) 14oz 吊り裏毛 フードスウェット
¥28,600

ローファーなのに、街を駆け出したくなる。

LASTRESORTAB(ラストリゾートエービー)

最初に足を入れた瞬間、正直びっくりした。クラシックなローファー顔なのに、履き心地は完全にスケートシューズ。

ソールのグリップが地面をしっかり捉える感覚は安心感そのものだし、フォキシングテープの柔らかさは、ちょっとオーバースペックじゃない?と思うほど。

しかも、アッパーのスエードは見た目に上品なのに、ラフに履き倒してもヘタれないタフさを持っている。ジャケットに合わせても嫌味なく収まるのに、スケートパークでも堂々と通用する。正直、この“二面性”がたまらない。

LASTRESORTAB(ラストリゾートエービー)

インソールの「CLOUDY CUSH」もクセになる。沈み込みすぎず、返しもあるから、一日中歩いても疲れが残りにくい。これなら街履きはもちろん、旅のお供にも連れて行きたくなる。

余計な装飾を削ぎ落したミニマルな佇まい。けど、踵のロゴやローファーテイストのタッセルが、さりげなく「分かってる感」を演出してくれる。主張しすぎないのに、存在感はしっかり。

結局のところ、この一足は“上品さとタフさ”のいいとこ取り。
スケートカルチャーの自由さを背景にしながら、大人のワードローブにすんなり馴染む。気付けば手に取ってしまう、そんな魔力がある。

By SWD

LAST RESORT AB VM005 スエード タッセルローファー
LAST RESORT AB VM005 スエード タッセルローファー
¥17,600

王道を知る大人にこそ似合う

REMIRELIEF(レミレリーフ)

最近「ビューティフルライフ」のキムタクにハマってる。当時のあの色気を見ていると、やっぱりデニムは大人にこそ似合うと再確認させられる。そんなことを考えながら今気になっているものがある。
REMI RELIEFの傑作デニムウエスタンだ。

希少なジンバブエコットンで織り上げた8.5ozデニムは、春先にちょうどいい程よい厚みと、しなやかな着心地が魅力。ユーズド加工で最初からこなれた雰囲気がありながら、使い込むほど柔らかさが増していく“育て甲斐”のある一枚だ。肩や背中の逆山型ヨークやノコギリ型フラップポケット、光沢感のあるパール調スナップボタンなど、ヴィンテージディテールを余すことなく再現しつつ、現代の街に映える洗練をプラスしている。

REMIRELIEF(レミレリーフ)

さらに当時のウエスタンにはなかったリラックス感のあるシルエットも見逃せない。程よい余裕のある身幅と快適な腕周りで、一枚着としてもライトアウター感覚で羽織ってもサマになる。ラウンド裾が抜け感を添え、何気ない日常もどこか“絵になる”存在感を演出してくれる。

ヴィンテージ好きが唸るディテールと、今の気分にフィットする快適さ。REMI RELIEFだからこそ実現できた、大人のための新しいウエスタンシャツだ。

By Yama-P

REMIRELIEF(レミレリーフ)
REMI RELIEF(レミレリーフ) 8.5oz デニムウエスタンシャツ ノコギリ型フラップ ユーズド
¥29,700

前回のモノローグ

Monologue|スタッフが給料日に欲しいモノ Vol.69

この記事の執筆者 さわだ
この記事の執筆者 さわだ
■年齢:28■身長:178■趣味:週1回の爆食■好きな服(スタイル):カジュアル■座右の銘:物は言いよう
# さわだ# コロモビト# モノローグ

※まだコメントはありません。