Monologue|スタッフが給料日に欲しいモノ Vol.56
日々、数えきれないほどの「服」に囲まれて過ごすロココのスタッフたち。
トレンドや定番アイテムに常に触れ続けているからこそ、物欲は止まることを知らない…。
そんなファッション好きのスタッフが、「今すぐには買えないけど、次の給料日には絶対手に入れたい!」と狙っているアイテムを独自の視点でご紹介!
リアルな目線で語る、こだわりと熱量あふれる"ちょっと大きめな独り言"をお楽しみください。
僕がこの秋冬、真っ先に選ぶシャツ
FOBのアイテムはいくつか持っていますが、その中でも着用率が高いのが F3464 バンドカラーシャツ。無地のモカを愛用していて、これが本当に優秀なんです。
イギリス軍のバンドカラーシャツをモチーフにしているので、デニムや軍パンとの相性は抜群。かと思えば、少しキレイめなチノやスラックスにもすんなり馴染む、まさに万能な1着。バンドカラーに抵抗があった僕も、このシャツで印象が変わりました。
そしてこの秋冬は、F3511 バンドカラーシャツとしてシックなストライプバージョンが登場。ディテールはそのままに、環境にも配慮した再生繊維リヨセルとコットンを混紡した柔らかな生地を採用しています。
しなやかで肌触りの良い着心地に加え、吸湿・放湿性にも優れ、冬場の冷えも防いでくれるのも嬉しいポイント。主張しすぎないストライプ柄が大人っぽさを引き立てつつ、ガゼットや空環止めなどワークシャツらしいディテールが程よい抜け感を演出してくれます。
ミリタリー由来の無骨さと、上品な素材感が絶妙なバランスの1着は、今年のワードローブの主役になる予感です。
今年の秋冬、最初に手に入れるのはもうこれに決まりです。
By チバ
FUJITOのチェックが、今季は格別。
正直、このシャツは一目見た瞬間に心を奪われた。FUJITOのビッグサイズシャツはもともと愛用しているが、今季のブロックチェックは存在感が際立っている。見た目の重厚感と、実際に羽織ったときの軽やかさとのギャップが魅力的だ。ヤクとコットンを混紡したヘリンボーン生地は、触れた瞬間にしっとりとした質感が伝わり、暖かいのに蒸れない。この着心地は他ではなかなか味わえない。
仕立てもさすがで、佐賀県の職人が3cmあたり24針という精密な縫製を施している。フレンチフロントとレギュラーカラーの上品なデザインに、ゆったりとしたシルエットを組み合わせているため、カジュアルにもドレスにも対応できる。正直、このシャツを着ていれば何を合わせても格好良く決まると感じる。
バックヨークのギャザーは後ろ姿に動きを与え、生地合わせも完璧。こうした細部まで妥協しない姿勢に好感が持てる。フラット裾のボックスシルエットは羽織りとしてもタックインとしても映え、季節の変わり目にはつい手に取ってしまう存在だ。おそらく、この秋冬はこのシャツを中心にコーディネートを組むことになるだろう。
By SWD
大人はTシャツじゃなくて、シャツ。
30歳を迎えてから、Tシャツが少し似合わなくなってきたように感じます。
ダラシなく見えるようになったというか、なにかが足りない感じというか…。これは感覚的なことなんですが、とにかくシャツの着用回数が増えてきたのです。
そんなもんで、夏のウェアにバリエーションが欲しくなってきています。
この〈WAX LONDON〉のグリッドパターンのシャツは、なんだか全体のざっくり感がいいなと思ったんです。
体が泳ぐくらいリラックスしたサイズで、襟の形もオープンカラーでちょっぴりゆるめ。着てみると自然なシワ感も相まり、とてもリラックスした気分でいられます。
コットン100%という素材使いが、これまた心地いいんです。夏にたTシャツの上にサラッとシャツを羽織るというのも粋ってもんですよね。
By Yama-P
前回のモノローグ
Monologue|スタッフが給料日に欲しいモノ Vol.54
◆カメラバッグの見た目ってダサくない?
◆大人のボーダーは、細部にこだわる。