Monologue|スタッフが給料日に欲しいモノ Vol.28
日々、数えきれないほどの「服」に囲まれて過ごすロココのスタッフたち。
トレンドや定番アイテムに常に触れ続けているからこそ、物欲は止まることを知らない…。
そんなファッション好きのスタッフが、「今すぐには買えないけど、次の給料日には絶対手に入れたい!」と狙っているアイテムを独自の視点でご紹介!
リアルな目線で語る、こだわりと熱量あふれる"ちょっと大きめな独り言"をお楽しみください。
両親へのプレゼント
私の両親はお世辞にもお洒落とは言えない。
服に興味がないのならまだ良いのだが、服を買うことは好きというのが厄介だ。
もちろん服の好みは人それぞれだから、「どうぞご自由に」と思いたいのだが、実家へ帰る度に、お腹が出ているにもかかわらずサイズが合っていないピチピチの服を着ていたり、
「ちょっとその服は両親には若すぎやしないか?」というハイセンスな服の自慢をされる息子の気持ちをどうか察してほしい。
私は奥歯に物が挟まったような言い方で褒めつつ、少しずつ服装を変えてやろうと毎年、母の日と父の日には服をプレゼントするようにしている。
今年の最有力候補は、2013年にニューヨークで創業したカットソーブランド「HANDVAERK(ハンドバーク)」の、さらっと着られて品よく決まる大人のTシャツだ。
特に父のクジラみたいなお腹を隠すのにちょうど良いのが、今回紹介するショートスリーブ・テーパードのビッグTシャツ。
オーバーサイズのTシャツは一歩間違うと若者スタイルに見えてしまうが、上質なピマコットン糸で編み上げられた「60/2ジャージーコットン素材」を使用したTシャツは、まるでシルクのような高級感のある見た目で、上品な大人の雰囲気を演出してくれる。
見た目だけでなく、滑らかな肌触りの生地は一度着たら病みつきになる極上の着心地。無理に私の趣味を押し付けることなく、両親が「またこの服を着たい!」と思ってもらうことが狙いだ。
メンズ・レディース商品ともに様々な種類があるので、プレゼントに困っている人がいたらぜひ参考にしてほしい。
By Kazu
荷物を減らすだけが、ミニマリズムじゃない
旅にも街にも、“ちょうどいい”バッグって、案外少ない。
大きすぎると持て余すし、小さすぎると必要なものが入らない。そのジレンマに答えを出してくれるのが、F/CE.のコーデュラ シルナイロン ドローストリングバッグです。
使われているのは、コーデュラナイロンにシルナイロン加工を施した高強度素材。
驚くほどの軽さと引き裂きに対する強さ、そしてわずかな撥水性も備えており、デイリーユースからアウトドアまで幅広く活躍します。
手に持っても、肩に掛けても、カジュアルすぎずクリーン。大人が使えるナップサックという立ち位置が、このバッグの魅力です。
フロントに配された無数のボックスポケットは、見た目のアクセントでありながら、機能的な収納スペース。スマホや小物の定位置にも困りません。ドローコードをぎゅっと締めれば中身の飛び出しも防げて、横からアクセスできるファスナーもついているので、荷物の出し入れもスムーズ。
ストラップは手持ちと肩掛けの2WAY。スタイリングに応じて持ち方も自在です。
荷物は減らしたいけど、必要なものは持ち歩きたい。
そんな今の暮らし方にフィットするこのバッグは、ただのサブバッグではなく、主役にもなれる存在感を持っています。F/CE.らしい機能性と都会的なルックス。そのバランス感が、日々のスタイルをちょっとだけ軽やかにしてくれる逸品です。
By Yama-P
たまには”ドクロ”もありじゃない!?
歳を重ねるにつれて、服装はどんどんシンプルに。今からの季節は、色やサイズ感が微妙に変化するだけで毎年変わり映えしない…
久しぶりに柄物でも取り入れたいと思った時に見つけたのが、GOHEMP(ゴーヘンプ)のプリーツワークシャツ。
ちょっと珍しい“刺繍入りのワークシャツ”で、ほどよいデザイン感がありながらも派手すぎず、大人でも取り入れやすい絶妙なバランスなんです。
刺繍というと派手な印象もあるかもしれませんが、このシャツは古着屋でたまに見かけるような、どこか“リメイクっぽさ”を感じるラフな仕上がり。
胸元と背面に配されたドクロモチーフも、緩いタッチでデザインされていて、中学生ぶりに「ドクロもアリかも!?」と思わせてくれました。
でもこのシャツ、刺繍だけじゃないんです。身幅はゆったりしていて、着丈はややコンパクト。
羽織としても一枚着としてもサマになるシルエットで、ワークシャツとしての完成度も非常に高い。
ラウンドヘムやプリーツ入りの前立てなど、ディテールにもGOHEMPらしいこだわりが詰まっています。
今からサラッと着られて、真夏には冷房対策としても活躍。シンプルになりがちな夏のコーデに、ちょうどいい“変化球”としておすすめの一着です。
By ちば
前回のモノローグ
◆大人に似合うシンプルキャップ ー BARBOUR(バブアー)
◆リカバリーじゃなくても欲しいサンダル ー RIG FOOTWEAR(リグ フットウエア)
◆アメリカンクラシックがここに。 ー BARNS(バーンズ)