「劣化版」なんて勘違い!これから選ぶのはリサイクルダウン。
こんにちは!コロモビト.ライターのチバです。
「リサイクルダウン」と聞くと「誰かが使った古い羽毛を再利用してるんでしょ?」「中古っぽくて、品質落ちそう…」そんなイメージを持っている人、まだまだ多いと思います。
でも実は、この考え方こそがまったくの逆なんです。むしろ 新品のダウンより“厳しい基準”をクリアしているのがリサイクルダウン だったりします。
今回は、知ればダウンの見方が変わる“リサイクルダウンの真実”を、できるだけ分かりやすくまとめていきます。
ダウンの原料は“すぐ減る”。だからこそリサイクルが重要。

ダウン(羽毛)は、水鳥の胸元にある“ふくらみ部分”を指します。軽くて暖かい、冬のアウターに欠かせない天然素材ですね。ただ、この羽毛。実は 1羽から採れる量はわずか10〜20g。ダウンジャケット1着で数羽分、寝袋なら数十羽分にもなります。
しかも近年は、食肉需要の変化で水鳥の飼育数が減ったり、飼育期間を短縮することで羽毛の育ちが十分でないケースも増えていると言われます。つまり 原料としての“良質な羽毛”が年々取りにくくなっている んですね。
そもそも、リサイクルダウンって何?

リサイクルダウンとは、家庭やホテル、衣料品回収のプロジェクトから集めた羽毛を、改めて洗浄・精製して新しい製品に使えるレベルに戻したものです。
よく誤解されるのが、「汚れを落として再利用してるだけなんでしょ?」という部分。実際は、そんな単純なものではありません。リサイクルダウンの製造工程は、むしろ新品ダウンより徹底されていることもあり、
●羽毛と不純物の徹底分離
●高温スチームでの殺菌
●新品以上の洗浄回数
●におい・残留物質の検査
●羽毛のふくらみ具合や成熟度のチェック(いわゆる“羽毛の状態”の検査)
こうした工程を経て、“新品同様”どころか、新品以上の均質さを手に入れる場合もあります。
羽毛は「古くなる=劣化する」素材じゃない

リサイクルダウンが劣化していない理由は、とてもシンプルです。
羽毛は10年、20年では性能が落ちない素材だからです。適切に取り扱えば、100年以上使えるとも言われる丈夫な素材です。つまり、汚れやホコリが付いているから劣化したように見えるだけ。洗浄によってそれらを取り除けば、羽毛のふくらみも保温性も元どおりになります。
実際に、老舗寝具メーカーでは「古い羽毛布団を新品同様に再生するサービス」が昔から存在します。それほどダウンは“長寿命で再生できる素材”なんです。
リサイクルダウンは“むしろ品質が安定することもある”
意外かもしれませんが、リサイクルダウンは新品より個体差が少ないことがあります。
理由は、集められた羽毛がすべて一度「均一化」されるから。新品ダウンでは、採取した瞬間の状態に左右されるため、羽毛のサイズや成熟度にばらつきが出ることがあります。
一方、リサイクルダウンは「洗浄で汚れをゼロに戻す」「分別で未成熟な羽毛を除去する」「基準以下の羽毛はそもそも使わない」という工程を経るため、結果としてクオリティの安定した羽毛だけが残ります。
つまり、“中古だからグレードが下がる”のではなく、“工程が多いから品質が整う” のがリサイクルダウンなんです。
リサイクルダウン=サステナブルではなく、“合理的な選択肢”

最近は、「環境のために選ぼう」というよりも、“いいものだから選ぶ。その結果サステナブルにもつながる”という考え方が主流になりつつあります。
リサイクルダウンは、まさにこの流れの中心にあります。「品質は安定」「価格は少し抑えられる」「メーカーの技術開示が進んでいる」「長く使える」
つまり、サステナブルである以前に、消費者にとってメリットが多い素材なんです。知らないまま「劣化してそう…」と避けてしまうのは、とても惜しいことです。
まとめ:リサイクルダウンは“劣化”ではなく、“新しい定番”です
今回のお話をまとめると
●羽毛はもともと長寿命
●洗浄・精製すれば性能はそのまま戻る
●新品より厳しい基準を課しているケースも多い
●物価高のいま、選択肢を広げてくれる
●サステナブルは“我慢”ではなく“賢い選択”に変わってきている
リサイクルダウンは、単なるエコ素材ではありません。品質・価格・安心感のバランスが非常に高い、これからの“新しい標準”です。
ダウンを選ぶとき、「新品かリサイクルか」ではなく、“どんな工程を経て、その品質が作られているか”に目を向けてみると、選択肢がグッと広がります。
NANGAで展開中のロココ別注ダウンも、もちろん「リサイクルダウン」。

是非、チェックしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。







