代表的なシャツの種類と襟の形を教えます。
こんにちは。コロモビト.です。
シーズン問わず日々の着こなしに欠かせない洋服といえば、皆さん何を思い浮かべますか?
Tシャツ・ジーンズ・チノパンなど、いくつか浮かぶと思いますが、
コレも外せないのではないでしょうか・・・。
それは、ずばり「シャツ」です!
1枚でもサマになり、さっと羽織ったりインナーに着たりと、
幅広い着こなしが楽しめるアイテムですよね。
そんなシャツですが、ひとえに「シャツ」と言っても沢山の種類があり、
さらに襟の形にもそれぞれ違いがあるんです。
語り出すとキリがないぐらいの奥深いアイテムですので、今回は入門編!
とりあえずコレだけは覚えておくべき、という基礎中の基礎をご紹介します。
シャツの種類【デザイン別】
まずは沢山あるシャツの種類の中から「デザイン」別に代表的な物をご紹介します。
ワークシャツ
FOBファクトリー定番のシャンブレーシャツ。 ワークシャツらしい細やかなディテールはさすがの仕上がり。
着込むごとに風合いの変化を楽しんで頂ける1着。
ミリタリーシャツ
軍隊用に開発されたシャツで、フラップつきのパッチポケット・ワッペン・肩章などが特徴的ですが、現在は幅広いデザインがでています。
無骨な雰囲気が男らしさを演出してくれます。
ポロシャツ
胸元にボタンが2~3個ついた襟つきシャツのこと。
元々はヨーロッパで盛んに行われていた「ポロ」の試合で着られていたのが起源ですが、
テニスの試合で着用されるようになり一気に普及したといわれています。
ドレスシャツ
結婚式などのフォーマルシーンやビジネスシーンで着用する正装用のシャツの総称。
日本ではワイシャツとほぼ同じ意味で、ビジネスシャツやカッターシャツも含まれます。
クレリックシャツ
襟とカフスが白無地、それ以外の部分が柄または色無地になったシャツ。
クレリックとは聖職者・修道士を意味する言葉で、着ていた白い立ち襟の服に似ていることが由来で、
清潔感のある上品な装いが楽しめます。
シャツの種類【素材・生地別】
次に「素材・生地」がシャツの名称になっている物をご紹介します。
オックスフォードシャツ
「オックスフォードクロス」という生地を使って作られたシャツのこと。
タテ・ヨコの綿の糸を2本ずつ引き揃えた平織の生地で、柔らかくふっくらとした風合いが特徴。
ボタンダウンシャツの代表的な生地としても人気です。
デニムシャツ
ワークシャツにジーンズの要素を取り入れ、品良くまとめたデニムシャツ。
生地は、国内の高い加工技術によりヴィンテージな風合いに仕上げられた、程良い肉厚のライトオンスデニムを使用。
トップスとしてはもちろん、インナーとしても使いやすい絶妙なサイジングで仕立てられており、レイヤードを存分にお楽しみいただける1着。
シャンブレーシャツ
デニム生地と似ていますが織り方が異なり、
タテ糸に色糸・ヨコ糸に白糸を使い“平織り”した生地が「シャンブレー」です。(デニムは“綾織り”)
霜降り調の淡い色味が特徴で、比較的薄手の物が多いです。
襟の形
シャツの種類だけでも沢山あることがお分かりいただけたと思いますが、
実は「襟」ひとつとってもかなりの種類があるんです!
中でもドレスシャツは繊細なデザインの違いにより何パターンもの「襟」が存在します。
そこで大きく「ドレスシャツ」と「カジュアルシャツ」に分け、抑えておくべき代表的な物をご紹介します。
ドレスシャツ
●レギュラーカラー
最も広く知られている襟の形で、開き具合や長さが標準的なデザイン。
どんなジャケットやネクタイでも組み合わせられます。
●ボタンダウン
襟の先端部分がボタンで留められ、型崩れが少ないのでノーネクタイでも清潔感のある印象に。
1枚持っておくと重宝します。
●ワイドカラー
レギュラーカラーと並んでスタンダードな襟。
程よく襟が開いたきれいな形で、首回りがスッキリと見えます。
●ホリゾンタルカラー
ホリゾンタルとは「水平」を意味し、襟の開きが大きいのが特徴。
太めのネクタイと相性が良く、ネクタイとの組み合わせのバリエーションが広がります。
●ウィングカラー
鳥の翼のように襟先が折り返され開いていることから「ウィングカラー」と呼ばれています。
蝶ネクタイとの相性が良くフォーマルシーンでよく見られます。
●スタンドカラー
首に沿って立てた折り返しのない襟の総称。
ドレッシー・カジュアルどちらの装いにも対応でき、
スッキリと洗練された印象を与えます。
●ラウンドカラー
先端が丸くなった形の襟。丸みがあるため柔らかな印象を作り出し、
クレリックシャツなどエレガントなシャツに用いられることが多いです。
カジュアルシャツ
●オープンカラー
第一ボタンの位置が低い、または外して着ることを前提とした、襟元が大きく開いたもの。
首回りの締め付けがなく風通しがいいため暖かい地域で愛用され、
オープンカラーを用いた物としてアロハシャツが有名です。
●バンドカラー
スタンドカラーの一種で、ネックラインに帯(バンド)状の布を付けた襟のこと。
カジュアルながらも清潔感のある小綺麗な印象を与えることができます。
最後に
シャツはデザイン別の種類だけではなく、
襟や袖口のカフス・生地や柄など、突き詰めればキリがない魅力的なアイテムです。
今回ご紹介したのは本当に基礎の部分なので、これを機に興味が沸いた方はぜひ詳しく調べてみてくださいね。
知れば知るほどシャツの世界にどっぷりハマってしまうはずです・・・。
ちなみに、デニムとシャンブレーって何が違うの?
って思いませんでしたか?
そんな方のためにまとめた記事があるので見てみてください。
▼デニムとシャンブレーの違いはコチラ
デニムシャツとシャンブレーシャツの違い、説明できる?ちょっとマニアな「糸」の話。
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