洗濯後に縮む原因とは?縮みやすい素材は何?
こんにちは、コロモビト.です。
お気に入りのお洋服を洗濯したら、
サイズが小さくなった気がする…縮んでしまった…!?そんな経験はありませんか。
大切なお洋服をより長く、良い状態で着用し続けるために、
縮んでしまう原因や素材について知り、縮みを防ぐ為にはどうしたらよいのか
紹介していきたいと思います!
洗濯後に縮む原因は?
主に、2つの要因が挙げられます。
(1)水分によるもの
(2)乾燥時の熱によるもの
洗濯によって縮みやすい素材とお洗濯方法について
水洗いをすると、ほとんどのものが大なり小なり縮んでしまいます。
その中でも縮みやすい素材は何でしょうか。
レーヨン
基本的に水洗い厳禁です。
洗濯表示も「家庭での洗濯禁止」となっていることが多く、クリーニング店に依頼する方法が一般的です。
コットン
綿100%の場合、洗濯で5~7%くらいの収縮が起きるのが一般的です。
但し、きちんとお洗濯をすればサイズが変わってしまうほど縮むこともなく、
着用している内に、ほぼ原寸どおりに戻りますので、心配する必要はありません。
自然乾燥ではなく、乾燥機を使うと大幅に縮んでしまうので注意してください。
ウール
ウール繊維の表面は細かなウロコ状の構造になっており、水に濡れるとウロコが開く性質があります。
濡れただけでは縮むことはありませんが、水に濡れた状態で何らかの負荷が加わると、
繊維同士が絡むことにより縮みが発生してしまいます。
実際にお洗濯時、濡れたウールに洗剤や強い力がかかることで、
収縮が起き、質感もフェルトの様に変化してしまいます。
引用:ウールは洗濯後に縮む?毛玉もケアする正しいお手入れ方法
ウールの縮み対策としては、洗濯時に中性洗剤またはおしゃれ着用洗剤を使うのがおすすめです。
また、洗濯用ネットに入れて洗うことで、洗濯時に加わる力や刺激などが軽減されます。
長く着たいウールのセーターなどは、おしゃれ着用洗剤と洗濯ネットを使用して縮み対策を行いましょう。
乾燥機によって縮んでしまうのはなぜ?
熱によって繊維の収縮が起きてしまう事より、縮みが発生します。
乾燥機内の温度は60度以上にもなることから、
熱に弱い素材は、繊維が熱の影響によって収縮することで大きく縮んでしまいます。
乾燥機にはかけない方が良い素材は?
・ウール
・シルク
・レーヨン(天然原料由来の再生繊維のひとつ)
・綿
・麻
熱に弱い素材として主には天然素材が挙げられます。
また、ナイロンやポリウレタンも化学繊維ですが熱に弱い性質があります。
上記の様なデリケートで縮みやすい素材は特に注意してください。
間違って乾燥機にかけてしまうと、元に戻せない程縮んでしまいます。
洗濯によって縮むのを防ぐために
①まずは洗濯前に必ず表示を確認
自宅で水洗いOKなのか、クリーニング対応なのかどうか、
乾燥機にかけても問題ないかどうかは確認しておきましょう。
②お気に入りのお洋服は手洗い
衣類を何度も洗濯機で洗っていると、どうしても縮みやヨレなど傷みが出てしまうものです。
手洗いは優しく丁寧に洗えるので生地の傷みを抑えることができます。
お気に入りのお洋服を長持ちさせるためにも、できるだけ手洗いをおすすめします。
③素材に合った乾燥方法
基本的に天然繊維は、紫外線のダメージを受けやすいので、天日干しはせずに陰干しをするようにしましょう。熱に弱い素材の物は乾燥機を避けるのが無難です。
また素材によっては、干し方が影響して型崩れを起こしてしまうので注意です。
最後に
お気に入りのお洋服だからこそ、より良い状態で長持ちさせたいですよね。
素材についてしっかりと知っているか、知らないかは運命の分かれ道です。
今後のお洗濯時に、ぜひご活用いただけますと幸いです。
コロモビト.ではあなたを魅力的にする情報をお届けしていきますので、またお越しいただけましたら幸いです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!