苦手意識を克服「大人の為の白いパンツ着こなし講座」
こんにちは。コロモビト.です。
清潔感があり、どの様な色にも合わせることができる「ホワイト=白」。
シャツやTシャツなどのトップスでは当たり前に着ることが出来ても、パンツになると苦手という方も多いのではないでしょうか?
洗練された大人ならではのスタイリングが決まる白パンツを使わないのはもったいない。
そこで今回は、「ホワイトパンツ=白パンツ」の着こなし方にフォーカスしたお話をさせていただきます。
「ホワイト=白」の種類
まずは「ホワイト=白」という色について軽く触れておきましょう。
タレントのアンミカさんが「白って200色あんねん」と言ったとか言わないとか・・・。事実、「ホワイト=白」と表現される色は200種類を超えるバリエーションがあります。
全ての「ホワイト=白」をここでご紹介することは不可能なので、メンズファッションでも良く登場する代表的な「ホワイト=白」を、いくつかご紹介させていただきます。
「ホワイト=WHITE」
一般的に「ホワイト=白」と言えばこの色のことを言います。
英語では「pure white=ピュアホワイト」、日本語表現として「純白」と呼ばれ、他の色の混じりけのない純粋な「ホワイト=白」です。
清潔感がありイノセントな色合いは、フォーマルなシーンに最適です。
「オフホワイト=OFF WHITE」
オフホワイトとは、「ホワイト=白」に限りなく近いグレーやイエローなどが混ざったように見える色のことを呼びます。
「オフホワイトは、この色」という明確な色はなく、ホワイト系の中でも、やや曖昧な色と言えます。
一般的なホワイトに比べてソフトな色合いと言うこともあり、コーディネートに使いやすいというのも魅力の色です。
「アイボリー=IVORY」
アイボリーは「象牙(ぞうげ)」を意味する言葉で、イエロー味が強い白色のことを呼びます。
優しく温かみのある色合いが特徴で、セーターなどのニット製品に良く使われる色名です。
「生成=きなり」
生成とは、漂白あるいは染色される前の「生地のまま」という意味で、ほんのりとベージュがかったホワイト系の色のことを呼びます。
フランス語では「écru=エクリュ」と呼ばれ、最近はおしゃれな表現として生成をエクリュと呼ぶことも増えてきました。
綿や麻などの製品に良く使用されるナチュラルな雰囲気が魅力の色です。
大人には「オフホワイト」と「アイボリー」がおすすめ
初めて白いパンツを購入するという方には「オフホワイト」と「アイボリー」がおすすめです。
通常の「ホワイト」に比べて透ける心配がない商品が多く、コーディネートをしやすいというのもおすすめの理由です。
白パンツを選ぶ際の注意点
白パンツを選ぶ際に特に注意しなければいけないポイントが「透けない」商品を選ぶと言うことです。
せっかくおしゃれをしても、下着が透けてしまっては全てが台無しと言うことにもなりかねません。
お店で購入する際には必ず試着することが大切、ネットショップなど通販を利用する際にはモデルの着用画像を参考にすると良いと思います。
ネットショップでモデルの着用画像がない場合は、購入前に電話やメールで「透けないか?」と確認することをおすすめします。
白パンツで作るおすすめスタイル
白パンツは、アイテムそのものが上品で洗練された雰囲気を演出してくれます。
その為、大人ならではのカジュアルスタイルを楽しむのならばテーパードシルエットを選ぶのが一般的です。
逆に、やや太めのシルエットの白パンツをコーディネートに使用すると、トレンドを活かしたワイルドなスタイリングが決まります。
テーパードシルエットとワイドシルエットに分けてスタイリングをご紹介させていただきますので、ご自身の好みに合わせてチェックしてください。
テーパードシルエット
・シャンブレーシャツ×テーパードパンツ
トップスにブルーのシャツを合わせるだけで、爽やかな大人スタイルが完成。
パンツの色は「オフホワイト」か「アイボリー」、裾に向けて徐々に細くなるテーパードシルエットがおすすめです。
・スウェット×テーパードパンツ
ネイビーのスウェットに合わせてアメカジスタイル。
足元のスニーカーをネイビーにしたサンドイッチコーデが、よりおしゃれな雰囲気を底上げしています。
ネルシャツ×テーパードパンツ
通常デニムジーンズを合わせることが多いネルシャツとのコーディネートも、白パンツを使用することで上品な雰囲気を演出することが出来ます。
足元を黒のブーツにしてワイルド感を底上げしたり、白スニーカーで爽やかな雰囲気にまとめるなど、シューズの選び方でかとなる雰囲気になるというのも、このスタイリングの特徴です。
・ハーフコート×テーパードパンツ
コートなどを使用したきれい目スタイルにも、白パンツは活躍してくれます。
コートなどの着丈の長いアイテムをコーディネートする際は、細目のシルエットで合わせる方が、より上品な印象にまとまります。
ワイドシルエット
・カーディガン×ワイドパンツ
デニム素材を使用したカーディガンに白いペインターパンツをコーディネートしたスタイリングです。
着丈の短めのアウターにワイドパンツをコーディネートすることで、よりトレンドな雰囲気を演出してくれます。
アウターを通常のデニムジャケットに変えるというのもおすすめです。
・カバーオール×ワイドパンツ
カバーオールにペインターパンツをコーディネートしたアメカジスタイルです。
通常のデニムを使用したアメカジスタイルに比べて、より洗練された印象にまとまっているというのも、このスタイリングのポイントです。
・ロングコート×ワイドパンツ
ロングコートをコーディネートに使用した、トレンドな雰囲気が印象的なスタイリングです。
コートの生地はデニム、インナーがスウェットということもあり、アメカジ要素を上手に取り入れたコーディネートセンスが光ります。
白パンツ厳選セレクト
大人スタイルにおすすめの白いパンツをいくつかご紹介させていただきます。
JAPAN BLUE JEANS(ジャパンブルージーンズ) 別注 セミワイドテーパード 5P ピケパンツ
60年代ピケを別注テーパードで
ヴィンテージの雰囲気漂う生地を使用し、現代的なシルエットで魅せたROCOCO完全別注のピケパンツです。
1960年代にアメリカ東海岸のファッションシーンを席捲したピケは、現在でもデニムだけでは物足りない服好きの中で人気の高いアイテム。当時の武骨さを残しながらも、今の着まわしにフィットしやすいモデルとなっています。
FOB FACTORY(FOBファクトリー) F1134 ピケ 5Pパンツ
ヴィンテージの雰囲気を綺麗に
1960年代まだデニムが労働者の服としての認識が強かった時代に、アイビー・プレッピーを中心にアメリカ東海岸のファッションシーンを席捲したのがピケ。現在でもデニムだけでは物足りない服好きの中で人気の高いアイテムです。
ヴィンテージの雰囲気漂う生地を綺麗なテーパードシルエットに落とし込み、カジュアルはもちろんビジネスにも取り入れやすいパンツに仕上げています。
HARVESTY(ハーベスティ) ビッグ ペインター
ビッグシルエットを上品に穿きこなす
柔らかく穿き心地の良い、ゆったりとしたシルエットのペインターパンツ。
ウエストにはサイズ感を調節できる、ボタン付きのゴムが通っており、リラックスした穿き心地が魅力。 穿き込むほどに風合いを増すほどよい厚みの生地は、シーズンレスで活躍が期待できます。 野暮ったく見えてしまいがちなワークパンツを、『HARVESTY』らしい絶妙なバランスで仕上げたオススメの1本です。
最後に
ある程度の年齢に達すると、どうしても保守的になり、チャレンジするという気持ちを失ってしまいます。
「白いパンツ」もそんなアイテムの一つ。
しかし、コーディネートに使用するだけで、おしゃれな印象を底上げしてくれる「白いパンツ」に苦手意識を持っているというのは、とてももったいない話です。
今回の記事で一人でも多くの方に「白いパンツ」の魅力をお伝え出来たのであれば嬉しく思います。
。
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▼透けないロンTの選び方
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