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クレアス2025年モデルの機能性を30kmウォーキングで検証!その実力はいかに?

どうも!コロモビト.ライターのワタナベです。

前回は、クレアス2025年モデルのサイズ感について、身長・体重別にスタッフ16人で着比べてサイズを比較する企画をお届けしました。

今回は、私(ワタナベ)が実際にウォーキングでクレアスを着用して、その機能性、特にベンチレーションなどの細かな部分をレビューしていきたいと思います。

それではさっそく、実際に試してみた結果をお伝えしていきます!

スタッフ16人で着比べてサイズを比較してみた!はこちらから>>

目次
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コース紹介

今回のウォーキングコースは、神戸元町をスタートし、まずは東へ進み西宮市へ。そこからさらに北へ向かい、ゴール地点の宝塚を目指す全長約30kmのルートです。

極端なアップダウンはなく、比較的フラットな道が続くため、長距離ウォーキング初心者にも歩きやすいコース。さらに、コンビニや駅が定期的にあるため、水分補給やトイレの心配が少ないのも安心ポイントです。

【概要】
・歩行距離:28.35km
・タイム:5時間34分19秒
・1km平均ペース:11分17秒

ウォーキング当日の天候

当日は、ほぼ晴天でしたが、11時半頃に30分ほど小雨が降るタイミングがありました。また、風が強い時間帯も多く、日影に長時間いるとやや肌寒さを感じるコンディションでした。

スタート時刻:午前10時30分(神戸元町)
ゴール時刻:午後5時00分(宝塚)
気温:7℃
天候:晴れ時々曇り(途中、小雨&強風あり)

ギア紹介

ウェア


①ドライレイヤー:RAG / エアードライ ブリザブル タンクトップ ▶ 商品詳細
②ベースレイヤー:RAG / ヒートシステムロンT ▶ 商品詳細
③ミドルレイヤー:UNIQLO / ウルトラライトダウン
④アウターレイヤー:DESCENTE / クレアス2025年モデル ▶ 商品詳細

防寒対策としてミドルレイヤーにインナーダウンバックパックに入れて携帯していましたが、今回はそこまで冷え込むこともなく、使用する機会はありませんでした

また、ベースレイヤーに選んだ「ヒートシステムロンT」が抜群の働きを発揮!心地よい肌触りと、薄手ながら驚くほどの保温力で、寒さを感じることなく快適に歩くことができました。

シューズ

On / Cloudsurfer Next Wide(オン / クラウドサーファーネクスト ワイド)

今回のウォーキングではいつもの「Cloudmonster2」ではなく、距離が短いこと、踏み込んで蹴り出す感触をしっかり実感したかったので「Cloudsurfer Next」を選択しました。

クレアスの主な機能性

クレアスには、快適な着心地を支える多彩な機能が搭載されています。
主な機能は以下の通り。

・耐水性:20,000mm
・透湿性:10,000g/m2/24hr/
・耐久はっ水
・防風
・Cohaesive(TM)システム
・ブロックフィットアジャスター
★デュアルジップベンチレーション
★フロントポケットベンチレーション
★脇下ベンチレーション
★パラフードシステム

今回の記事では特に★マークがついている「複数のベンチレーション機能」と「パラフードシステム」に注目し、その実力を徹底レビューしていきます。

ベンチレーション機能の実力を検証

クレアスには、計5か所のベンチレーション機能が搭載されています。

・デュアルジップベンチレーション×1 <①>
・フロントポケットベンチレーション×2 <② ③>
・脇下ベンチレーション×2 <④ ⑤>

透湿性の数値だけで見れば、他にも優れたシェルアウターはあります。しかし、今回私がクレアスを購入した最大の理由は、この豊富なベンチレーション機能でした。

ミドルレイヤーの脱ぎ着が面倒

ウォーキング中、思った以上に体温が上がることはよくあります。でも、今の季節、体温が上がったからといってベースレイヤーを脱ぐことはほぼない。問題はミドルレイヤーの調整です。

・ベースレイヤーだけだと寒い
・ミドルレイヤーを着ると暑すぎる

この絶妙な体温調整、難しくないですか?

もちろん、こまめにミドルレイヤーを脱ぎ着すればベストコンディションを保てるのは分かっています。でも、そのたびに…

1.バックパックを下ろす
2.ミドルレイヤーを脱ぐor着る
3.収納する
4.バックパックを背負い直す

…これ、めちゃくちゃ面倒!!

その結果、
「もうちょっと我慢できるか…」
「そろそろ暑いけど、脱ぐのはめんどうだし…」
と調整のタイミングを逃し、必要以上に汗をかいたり、逆に体を冷やしてしまう原因になるんです。

クレアスのベンチレーションが超快適だった

ウォーキング当日は天候もよく、ミドルレイヤーを使うことはありませんでした。しかし、黒色のクレアス は日光を浴び続けると体温がぐっと上昇。服内のこまめな換気が必要になりました。

そこで活躍したのが5箇所のベンチレーション機能!

・全開にすれば防風性を確保しつつ熱を効率よく逃がせる!
・細かい温度調整はファスナーの開閉だけでOK!
・歩きながら調整できるので、わざわざバックパックを下ろす必要ナシ!

このおかげで、歩行中も快適なコンディションをキープしながらウォーキングを続けられました。

通勤・移動時にも活躍間違いなし

画像:クレアスをスーツスタイルで着こなす北原氏

クレアスはスタイリッシュなデザインなので、スーツやジャケパンスタイルとの相性も抜群!アウトドアやウォーキングだけでなく、ビジネスシーンでも活躍するアイテムです。

・電車通勤で脱ぐのは面倒だけど、暑さをどうにかしたい
・移動中に体温調整をしたいけど、いちいち脱ぎ着するのは大変

こうした「脱ぐほどでもないけど、熱を逃がしたい場面」でも、ベンチレーション機能が大活躍。

クレアスのこの細かい体温調整のしやすさは、アクティブなシーンから日常生活まで、かなり便利に使えます。

パラフードシステムを解説

パラフードシステムとは

フードを完全に収納するのではなく、開口部をファスナーで閉じてコンパクトにできる仕組みです。フードの中に雨や雪が溜まるのを防ぎつつ、必要なときには素早く使えるのが特徴です。

公式サイトでは「フードをしまう」と表現されていますが、私的には「フードの開口部を閉じる」という表現のほうが、より実際の動作に近いと感じました。

パラフードシステムを実際に使ってみた

ウォーキング中、短時間ながら小雨が降るタイミングがあり、フードを使用する場面が発生。ファスナーのスライダーを「カチッ」とずらし、一気に「ガバッ」と開けばフードが登場!めちゃくちゃスムーズです。

逆にフードをしまうときも、ファスナーを閉じるだけで簡単にコンパクトに。しかも、クレアスを脱ぐことなく、ウォーキングしながらでも操作可能だったのが便利でした。

仕組み自体はシンプルですが、初めて使うときは少し手間取るかもしれません。着用したままスムーズに操作するには、着用していない状態で事前に開閉の仕組みを確認しておくのがオススメです。

仕組みを解説!パラフードシステムの開閉方法

着用していない状態で、パラフードシステムの開閉を試してみました。

フードを使用する時(開く)

1.スライダーをエレメントの最後まで、グッとずらす。
→ この動作でフードの開口部が開く準備が整います。

2.ファスナーのエレメントがかみ合っている部分を、割くように広げる。
→ 普通のファスナーとは異なり、ファスナー部分を手で開くイメージ。

3.反対側まで開けば、フードが使用可能!
→ 一気に「ガバッ」と開くので、すぐにフードを被れる状態になります。

フードを使用しない時(閉じる)

1.スライダーを反対側まで移動させる。
→ フードを閉じる準備を整える。

2.通常のファスナーのように、スライダーを引いて閉じていく。
→ ここは普通のファスナーと同じ感覚でOK。

3.片側のエレメントが無くなるところまでスライダーを移動させれば完了!
→ 開口部が完全に閉まり、フードがコンパクトにまとまります。

おわりに

今回、初めてクレアスをウォーキングで使用してみましたが、ベンチレーションの使い勝手が最高でした!

特に、着脱の手間を省きながら簡単に体温調整ができる点は、アクティブなシーンはもちろん、日常使いにおいても大きなメリット。

また、パラフードシステムも想像以上に便利で、急な雨にサッと対応できるのが◎。シンプルな構造ながら、実用性の高い機能だと実感しました。

さて、次はクレアスを着てどの道を歩こう。来月あたり、淡路島1周にチャレンジしてみるか――新たなコースに挑戦するのが楽しみです。

コロモビト.ではあなたを魅力的にする情報をお届けしていきますので、またお越しいただけましたら幸いです。

よろしければブックマークよろしくお願いいたします。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事の執筆者 ワタナベ
この記事の執筆者 ワタナベ
■年齢:44■身長:169■趣味:ウルトラウォーキング■好きな服(スタイル):短パン・黒T■座右の銘:努力は天命さえも変える。

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