【完全ガイド】ジーンズの洗濯縮みはどれくらい?丈上げのタイミングと失敗しない洗濯のコツ
こんにちは。コロモビト.です。
洋服の中でも長く愛されているアイテムといえば、やっぱりジーンズ。
長く付き合っていける存在だからこそ、サイズ選びには悩んでしまうこともありますよね。
👨「どれくらい縮むんだろう?」
👩「丈上げってどのタイミングで決めればいいの?」
そんな風にモヤモヤしたことはありませんか?
今回は、そんなジーンズにまつわるお悩みに対して、
縮みの原因から正しい洗い方、さらには長く愛用するためのお手入れのコツまで、順番にお答えしていきます👖
洗濯でどれくらい縮みますか?
【 Answer 】
ジーンズの縮みはタイプによって異なります。
👖ワンウォッシュ(一度洗いをかけている)のジーンズ
→ ウエストで1〜2cm前後、レングスで1〜2cm前後縮むことがあります。
既に一度洗いが入っているため、大きな縮みは出にくいですが、多少の変化はあると考えておきましょう。
👖リジッドデニム(未洗い・糊付きの生デニム)
→ ウエストで2〜3cm程度、レングスで3〜5cm程度の縮みが起こる場合があります。
このタイプは特に縮みやすいため、購入時はワンサイズ、場合によっては2サイズ上を選ぶのが安心です。
洗濯して縮んだ後は伸びてきますか?
【 Answer 】
ワンウォッシュは戻りますが、リジッドは戻りにくいです。
履き続けることで、ワンウォッシュデニム(一度洗いをかけている)であれば、ほぼ購入時同様のサイズ感まで身体に馴染む形で伸びてきます。
リジッドデニム(未洗い・糊付きの生デニム)は元に戻りにくいので、サイズ選びはご注意ください。
丈上げのタイミングって、いつがベスト?
【 Answer 】
ワンウォッシュは購入時に丈上げOK。
リジッドは一度洗濯してからがベスト。
ワンウォッシュのデニムであれば、履き続けることでほぼ購入時と同じ寸法に戻るため、新品の状態で丈上げしても問題ありません。
リジッドデニムの場合は、ご自宅で一度洗濯をしてから丈上げするのがおすすめです。
ジーンズって、洗っても大丈夫?
【 Answer 】
洗濯はOK。定期的なお手入れが大事。
洗濯は、デニムにとっても人間にとっても必要不可欠。
中には「色落ちを楽しみたいから消臭スプレーで済ませちゃお!」なんてツワモノもいますが…さすがに放置しすぎると生地の劣化に繋がります。
お気に入りを長〜く楽しむには、適度に洗ってあげるのが一番です。
ジーンズのお手入れ方法を教えてほしいです。
【 Answer 】
やさしく手洗いがおすすめ。
某有名ジーンズメーカーのCEO👦いわく「ジーンズを洗濯機で洗うのはやめた方がいい」らしいです!
いくら丈夫なジーンズといえども、何もケアすることなく洗濯機で繰り返し洗えば、思いもよらない変化が起こることも。
そこでおすすめしたいのが「手洗い」です。
今回は洗濯による余分な色落ちを避け、ジーンズを育てながら洗う方法をご紹介します。
▼用意するもの
●洗濯桶
●中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)
▼手洗いの場合の手順
① 水5Lに中性洗剤10cc(水の量に対して0.2%)を入れる(お湯はNG✖)
② ①に10分程浸し洗剤水を浸透させる。
※つけおき洗いだけで汚れが落ちるのか心配だと思いますが、洗剤水が少し濁るほど汚れが浮き出てくるので、ご安心を。
③ 洗濯桶に水を2回程入れ替えすすぐ。
※おしゃれ着用の洗剤なので神経質に何度もすすぐ必要はなく、泡が出なくなったらOK。
④ 洗濯機で軽く1分だけ脱水
※水がポタポタと垂れる場合は1分追加。
⑤ 裾を上にして形を整えて陰干し(直射日光は避ける)
⑥ しっかり乾燥したことを確認して取り込む。
<POINT>
・つけ置き洗い → 長時間水の中に浸しておくとインディゴ染料が流れてしまうので、皮脂や汗が落ちる5~10分程度にとどめましょう。
・水を使う → お湯を使うと色落ちに加え縮みも起こりやすいので注意!
・こすり洗いをしない → 色落ちを最小限に抑えることができます。
▼洗濯機の場合の手順
ジーンズは風合いを保つためにも手洗いがおすすめですが、時間がなくてそんなことしてられない!という方に向けて「洗濯機」での洗い方もご紹介します。
①生地が擦れるのを防ぐためジーンズを裏返して洗濯機へ入れる。
※ダメージジーンズは洗濯ネットに入れる。
②中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)を投入する。
③5~10分の時短モードで洗う。
④裾を上にして形を整えて陰干し(直射日光は避ける)
⑤しっかり乾燥したことを確認して取り込む。
<POINT>
・出来る限り短時間で → 洗濯槽内での生地の摩擦や劣化を最小限に抑えるためにも、できる限り短い時間が重要。
・ドライや手洗いコースがある場合は利用 → 時間調節も可能なら、洗濯・脱水時間をそれぞれ1分、すすぎは1回に設定すると、よりジーンズへの負担を軽減できます♪
乾燥機は使用しても良い?
【 Answer 】
自然乾燥がおすすめ。
乾燥機の高熱によって縮み/生地の硬化/型崩れを引き起こす可能性があるので、基本的にはおすすめできません。
基本的に縮みの具合は「乾くまでのスピード」で変わるんです。
乾燥機は乾くスピードが早いので縮みが大きくなってしまいます。
カジュアルウェアとしての風合いを長く楽しみたいなら、自然乾燥(陰干し)がベスト。
💡ちなみに、、、
乾燥機で乾かすと生地表面の毛羽が立ち、ヴィンテージライクになるメリットもあります。
自分だけのデニムを育てる手法の1つとして、試してみても面白いかもしれません。
できるだけ縮ませたくない時は、どうすればいい?
【 Answer 】
日陰で陰干しがおすすめです。
結論から言うと、縮みを完全に防ぐ方法はありません。
縮みの具合は「乾くまでのスピード」で変わります。
縮みを防ぐ為には、お洗濯後の乾燥の際に【日陰で陰干し】がお勧めです!
最後に
ジーンズは洗い方や乾かし方ひとつで、縮み方も風合いも大きく変わります。
デニムのように変化を楽しむアイテムだからこそ、ちょっとした工夫で長く愛用できるんです。
「ジーンズは洗わずに育てる」のではなく、「正しく洗ってキレイに育てる」ことが大切なんですね。
ぜひ今回紹介した洗濯・お手入れ方法を取り入れて、自分だけの一本をじっくり育ててみてくださいね。
コロモビト.ではあなたを魅力的にする情報をお届けしていきますので、またお越しいただけましたら幸いです。
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