クラウドモンスター2で「第3回京都ウルトラウォーキング」に挑戦してみた!
どうも!コロモビト.ライターのワタナベです。
2024年11月23日開催の「第3回京都ウルトラウォーキング」に、愛用のクラウドモンスター2で挑んできました!
100kmを超えるウルトラウォーキング大会へのエントリーは今回が初めて…果たして無事完歩できるのでしょうか。
それでは早速大会のレポートに行ってみましょう!
京都ウルトラウォーキングとは
画像:10時10分スタート組で記念撮影
紅葉の三都「長岡京・平安京・大津京」を巡る、京都府と滋賀県を舞台に開催される大会です。第3回大会は2024年11月23日(土)~24日に開催され、長岡京市勝龍寺城をスタートし、大津市なぎさ公園おまつり広場をゴールとする約103kmのコースを、制限時間28時間以内に歩きます。累積標高は約1200mで、コースには登山道もあり、一部ではかなりの上りが待っています。
コース紹介
スタートは、長岡京市にある明智光秀や細川ガラシャゆかりの勝龍寺城。その後、嵐山→あだし野念仏寺→金閣寺→鞍馬→京都御所→二条城→平安神宮→八坂神社→伏見稲荷→醍醐寺と、京都の名所を巡り、ゴールは琵琶湖のなぎさ公園おまつり広場となっています。
シューズ紹介
メイン:Cloudmonster2/On(以下モンスター2)
サブ:Cloud Vista2 Waterproof/On(以下ビスタ2WP)
大会の概要を見ると「一部かなりの上り」「登山道あり」とのこと。鞍馬の薬王坂を調べてみると、鞍馬から静原からへ抜ける峠越えの古道で、どうやらかなりの激坂らしい…
私、荷物が多いのは割と苦にならないタイプなので、登山道用にトレイルランニングシューズの「ビスタ2WP」をサブとして持っていく事にしました。
あと、防水仕様なのも重要なポイント。万が一途中で雨が降り出しても靴内が濡れる事を避けれるので安心です。
第3回京都ウルトラウォーキング
スタート地点「勝龍寺城」に到着
【9:21】受付完了
受付を済ませて、ゼッケンと地図、参加賞の光るバッチを受け取りました。スタート時間は10:00で5分間隔のウェーブスタート制。
私のスタート時間は最終スタートの10:10となります。
【9:30】記念撮影
スタート地点でパシャリと記念撮影。一か月前に参加したエクストリームウォーク関西で4人で記念撮影していたのが少し懐かしく感じますね。
【9:34】OnFriends!
Onを履いている人を発見!NIKEやアシックスなどに比べると大会で履いている人はまだまだ少ないですが、On好きとしては、履いている人を見かけると嬉しくなります。
運営から注意点をアナウンス中
【9:35】記録は狙いにくい?
大会運営から注意点などが共有されていますが、この大会は「記録が狙いにくい」とのこと。
京都が観光地であり、さらに紅葉シーズンであることが原因だそうです。特に渡月橋あたりは混雑がすごくなかなか前に進めないそうです。なので、無理して記録を狙わずに、ぜひ京都の綺麗な景色を楽しんでくださいとのことでした。
いよいよスタート
【10:10】スタート!
遂に始まりました。103kmの長旅へ出発です。
【11:16】時代劇で見るヤツ
日向市西ノ岡の竹の経(みち)に到着。この竹林感じ、よく時代劇で見るヤツですね。
【11:35】さすが京都
三度笠を被っている参加者の姿が!さすが京都の大会って感じです。
まずは第1CP
【11:57】おにぎりGET
第1CPに到着。スタートから約2時間、歩いた距離は約12kmです。おにぎりを2つ支給していただきました。実は私、食事をするとすぐにトイレに行きたくなるので、ハンガーノックに気を付けながら少しずつ食したいと思います。
【12:34】秋空
現在桂川横を歩いています。空を見上げると、秋らしい独特の雲が浮かんでいます。
【13:09】嵐山公園
嵐山公園に到着しました。奥の方に渡月橋が見えていますが、確かに人が多そうです。
人生初の嵐山
【13:13】交通整理に従い…
渡月橋を渡っていますが、確かに人でパンパンです。運営の人はこのことを言ってたんですね。
【13:18】渡り切ったその先も
渡月橋を渡るのに5分かかりましたが、体感ではもっと長いように感じました。渡ったその先も観光客でいっぱいです。
【13:24】保津川下り
スタートから約3時間、約20kを歩きました。保津川を下っている船を眺めながら休まず歩きます。
今このあたりを歩いています。
天候が怪しい…
【13:29】亀山頂上展望台
なにかとずっと坂道が続いていて、気づけばこんな高い所まで登ってきました。
【14:16】雲行きが…
25km地点を過ぎ、現在京都工芸繊維大学前を通過中。あたりが暗くなり空を上げると大きな雲が…
【14:43】あったけ~
第2CP到着。ここではお味噌汁と包みみたらしを支給していただきました。味噌汁の暖かさが身に染みる~。そして味噌の塩味がたまりません。
ついにその時が
【15:10】金閣寺付近
金閣寺の入り口付近です。遠方から大会に参加されている方の中には、金閣寺を見物される方もいるとか。
【15:54】小雨が…
35km地点を過ぎあたりでパラパラと雨が降ってきました。アウターには撥水加工が施されているので、しばらくこのまま様子を見ます。
【16:19】雨対応に追われる
鞍馬街道手前で、雨粒自体は小さいですが、雨の勢いが増してきたので急遽カッパを着ます。
完全雨モードにチェンジ
【17:00】防水シューズに履き替え
40km地点の手前にローソンがあるので、急遽キッチンペーパを購入。予定では第3CPで「ビスタ2WP」に履き替える計画でしたが、これ以上モンスター2が濡れてしまうと平地で履き替えが出来なくなってしまうので、予定を変更してここでソックスとシューズを履き替えました。購入したキッチンペーパをモンスター2に詰め込み、濡れた靴内を乾かします。
【17:07】雨の坂道
第3CPがある叡山電鉄鞍馬駅前まで、約3kmひたすら坂を上っていきます。
【17:37】第3CPを出発
鞍馬駅前の第3CPに到着しましたが、ヘッドランプの電池交換などを行っていたら写真を撮り忘れていました。カップラーメンが補給されていましたが今回は受け取らず、小雨のあいだに急いでに出発しました。
今このあたりを歩いています。
激坂の登山道
【17:41】薬王坂を目指す
降り続く小雨と落ち葉に上り坂が加わり、足元がかなり不安定です。
ここまでも、なかなか険しい道だったのにまだ薬王坂じゃなかったことに驚きました。
かなりの上り坂、ぬかるむ足元、ゴロゴロした小石たち、暗く悪い視界。想像していた以上にキツイ登山道。途中前を歩く人が道を開けてくださり「ココめっちゃキツイですね」と声をかけると、「上り坂より下り坂がかなり注意が必要なので、気を付けてくださいね」と。とにかくハードで静原に抜けるまでは写真を撮る余裕もなく、ここではこれが最後の写真に。
【18:04】峠越え
無事登山道を渡り切り、静原に抜けることが出来ました。途中「これウォーキングちゃうやん!」「これ山登りやん!」って一人で何回もツッコんでました。
降り続く雨
【18:21】バリィさんと
高い所にいるからでしょうか。息を吐くと冬のような白い息が出ます。
自動販売機があったので、HOT缶コーヒーで暖と糖分を補給。
【20:34】京都御苑
京都御苑に到着しました。公園の中を通り京都御所目指します。
【20:43】建礼門
建礼門に到着し、60km地点を通過。スタートから10時間30分が経過しました。
やっと雨が…
【21:16】二条城
二条城の東大手門。城内の全域が世界文化遺産だと、この記事を執筆中に知りました。
【22:05】第4CPでモードチェンジ
第4CPに到着。ようやく雨も止んだのでカッパを脱ぎます。ここのタイミングでシューズをモンスター2に、ついでにソックスも履き替え。キッチンペーパーでしっかり水分を取っていたので、ほぼ乾いている状態に復活していました。
【22:43】超軽快!
70km地点を通過し八坂神社に到着。第4CPでモンスター2に履き替えれたのはとても良かった。70kmも歩いてきたのか?と思えるぐらい軽快に歩けています。それにしても、アイディアをひねり出すのに、京都から神戸まで歩いた9月が懐かしい。
今ココを歩いています。
残り28km
【23:28】伏見稲荷
75km地点を通過し伏見稲荷に到着。あと28kmでゴールですが、ゴールは意識せず今までと同様の気持ちでひたすら歩きます。ゴールを気にすると、GPSばっかり気になって全然前に進んでいる実感が無くなるんです。
【0:42】寺田屋
寺田屋に到着しました。幕末の英雄・坂本龍馬が襲撃された場であり、悲劇の事件として名高い「寺田屋騒動」の舞台となった、京都・伏見の名観光スポットです。
【2:00】とにかく坂
醍醐寺の総門前に来ました。ここまでの道がしばらく、ずーーーと坂で体力を容赦なく削っていきます。
ラストスパート
【2:42】第5CP
95km地点の手前にある第5CPに要約到着しました。コロッケパンとコーンスープを受け取りました。コーンスープがとにかく美味い!お腹の調子も良さそうなので、パンも半分ほど食べました。気を引き締めて、最後の峠越えである小関を目指します。
【3:13】小関峠
「小関越えの道」の道標前に到着。
【3:15】これがホントの…
写真では暗さが伝わらないんですが、とにかく暗い。ヘッドランプの光量をMAXにしてるのに、照らしたその先が何もなくて真っ暗。これがホントの「お先真っ暗」か。そしてまた、ずっーーーと坂。
【3:35】いよいよ大津市
峠を越え坂を下って、ついに滋賀県大津市の長等神社前に到着。
【3:50】琵琶湖がみえた!
なぎさ公園に到着。琵琶湖沿いにゴールの「おまり広場」を目指します。あと数百メートルでいよいよゴール。
【3:56】ゴーール!
ようやくゴール。完歩証を受け取り、ゲート横で記念撮影。
大会を振り返って
京都の名所を巡る楽しさと、過酷なアップダウンが絶妙に組み合わさったコースでした。特に薬王坂や小関峠の登りは想像以上に厳しく、体力だけでなく精神的にも試される場面が多かったように感じます。
また、途中の雨が降りましたが、防水シューズへの履き替えやカッパの使用など、細かな判断が最後まで快適に歩き続けるためのポイントになりました。
京都の歴史ある景色を堪能しながら、自分の限界に挑むこの大会。過酷だからこそ得られる達成感と、歩くことの奥深さを改めて実感しました。
おわりに
次の目標は、2025年5月に開催予定の「第1回琵琶湖1周200kmウルトラウォーキング2025(びわ200GP)」。未だ体験したことのない200kmという距離に、ワクワクが止まりません!
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