Monologue|スタッフが給料日に欲しいモノ Vol.42
日々、数えきれないほどの「服」に囲まれて過ごすロココのスタッフたち。
トレンドや定番アイテムに常に触れ続けているからこそ、物欲は止まることを知らない…。
そんなファッション好きのスタッフが、「今すぐには買えないけど、次の給料日には絶対手に入れたい!」と狙っているアイテムを独自の視点でご紹介!
リアルな目線で語る、こだわりと熱量あふれる"ちょっと大きめな独り言"をお楽しみください。
着心地も色落ちも、楽しむシャツ。
夏本番に向けて、気分の上がる服を探していたら、ふと目に止まったのがこのシャツでした。
FOB FACTORYの「インディゴ ガーゼ ホリディ シャツ」。
2色展開で、目を引いたのは少し明るい色味のBLUE。大人が着ても浮かない絶妙なトーンがなんとも新鮮で、即惹かれました。
とはいえ、もう一方のINDIGOもすごく良い色。深みのある色味は、色落ちの表情をじっくり楽しめそうで、どちらにしようか正直かなり迷ってます・・・
育てていく過程も含めて、どっちも魅力的。
シルエットも、FOBらしくトレンドに寄せすぎない“ちょうどいいゆるさ”。
身幅には程よく余裕があって、ショーツやワイドパンツと合わせてもバランスがとりやすい。
ラフだけどだらしなく見えない、絶妙な塩梅がうれしいポイントです。
そしてこのシャツ、色だけじゃないんです。
使われているのは、ロープ染色のインディゴ糸を使ったダブルガーゼ生地。
太めの糸でざっくり織られたパナマ組織で、風通しが良く、汗ばむ季節でも快適。
しかも、洗うたびに柔らかく馴染んでいくから、自分だけの一着に育っていく感覚が楽しめるんです。
この夏、長く付き合えそうな一着。
買って終わりじゃなくて、着るほどに愛着が増す――そんなシャツを探しているなら、きっとこれ、ハマります。
By チバ
「この重み、クセになる。」
“軽けりゃいい”時代の、その先にあるTシャツ。
世の中は“軽さ”推し。薄くて軽いのが、正義みたいになっているTシャツ界。
でも大人になった今だからこそ、ズシッと頼れる一枚が恋しくなること、ありませんか?
そんなあなたにこそ勧めたいのが、GOOD ONのヘビーウェイトTシャツ。
しかもこれは、ROCOCO別注のスペシャル仕様。
無骨でいて、品がある──まさに“重さの正解”です。
9オンスのアメリカ製。だからこそ、味が出る。
使われているのは、アメリカ綿100%の9ozヘビージャージー。
Tシャツとしてはかなり肉厚。でも、ただ重いだけじゃありません。
着込むほどに馴染み、身体に吸いつくようにフィットしていく、
あのGOOD ONならではの経年変化が、しっかり楽しめるのです。
さらに顔料染め(ピグメントダイ)による色ムラの風合いが最高。
古着好きも思わず唸る“味のあるフェード感”は、一度洗っただけでも雰囲気が出るから面白い。
別注ならではのシルエット。実は、着回し力も高い。
このモデル、ただのポケTじゃありません。
セットインスリーブ仕様&ロングテール+サイドスリットという、他にはない作り込み。
これにより、ただの無骨系Tシャツでは終わらない。
カジュアルはもちろん、きれいめパンツやジャケットのインナーにもスッとハマるバランス感が実現しています。
インしてもアウトしてもサマになる“ちょうどいい設計”、まさにROCOCO別注の妙。
結論。「1枚でキマる」って、こういうこと。
重厚な生地、緻密なシルエット、育つ楽しさ。
そして、一枚で着ても十分に“格好がつく”完成度。
軽くてラクなTシャツもいいけれど、
「今日の自分には、ちょっと重さが必要かも」って時に、これを選びたくなる。
GOOD ON × ROCOCOの別注ヘビーT。
それは“ただのポケT”ではなく、大人のこだわりが詰まった日常着です。
By Yama-P
現代のクラシック浪漫デニム
食事は、一番美味しいやつから順に食べる。
買い物へ行って、良い服に出会ったら、その場でタグを切ってもらってすぐに着る。
私はそういう、我慢が足らない人間だ。
デニムだって基本的にすでに良い感じにヴィンテージになっているものばかりを買ってきた。
そんな私が4年ほど前に、ロココで買ったジャパンブルーのワンウォッシュデニム。購入当初は別に育てるつもりもなかった。なんだったら買った時の色味が好きだったから色落ちするのが勿体無いと思っていたくらいだ。それが最近になって自分の生活の中でできるアタリや色落ち加減を見ていたら、どんどん可愛く見えてきた。
これはこれで良い経年変化と言えるが、最初から育てるつもりで買えば良かったなと少し後悔。
そんなタイミングで、ロココにリジットデニムが入荷した。
ブランドは2025年にリリースしたばかりの「コットンリサーチクラブ」。
あの「ア・ベイシング・エイプ」の元ディレクターの山野辺兄弟が仕掛ける野心的なブランクボディ(無地状態)ブランドだ。アメリカのストリートカルチャー、90年代の素材・シルエットをイメージし、生産工程は全てメイドインジャパンにこだわる普遍的な製品作りをしている。
新しくてクラシックで、人と被らないモノが好きなワガママな私にぴったりのブランドがちょうど「今」欲しいアイテムを作ってくれた。デニムの生地は希少価値の高いヴィンテージのシャトル織機で丁寧に織り上げた、スペシャルな日本製15オンスセルヴィッチデニム。かなりがっしりとした厚さで育てがいがありそう。
新しいブランドで初めてのリジットデニム。これがどんな風に育つかはまた何かの機会でご紹介しようと思う。
By Kazu
前回のモノローグ
Monologue|スタッフが給料日に欲しいモノ Vol.40
◆もはや万能ウェアのラッシュガード。
◆昭和野球ファン必見!バッファ君T誕生秘話
◆Tシャツ選び、次の答えはリブ付きだった