【カビじゃない】レインブーツの「白い汚れ」を一瞬で消す方法。元靴屋がコロニルで魔法をかけてみた
どうも!
汚れた靴を見ると、つい『綺麗にしてやりたい…!』とニヤニヤしてしまう男、コロモビト.ライターのコガタです。
前職で靴屋に立っていた頃から全く抜けない、筋金入りの職業病です(笑)。
もうすぐゴールデンウィークですね!お出かけの予定を立ててワクワクしている方も多いと思いますが、それが明ければ、あっという間に梅雨シーズンがやってきます。
本格的な雨に備えて、下駄箱の奥からお気に入りのレインブーツを久々に取り出した時、あるいは、梅雨に向けて奮発してネットで買った新品の箱を開けた時……こんな経験はありませんか?
「えっ……なんか靴全体が真っ白に粉を吹いてるんだけど!?」
(うわ、最悪だ。湿気でカビが生えた? それともゴムが古くなって劣化したのかな。もしかして不良品をつかまされたんじゃ……)
いやいや、実はそれ……大きな勘違いなんです。
今回は、梅雨前の風物詩とも言えるレインブーツの「白い粉問題」について。
元・靴屋の血が騒ぐ、絶望を最高のツヤに変える魔法のシューケアの世界へご案内します。
白い汚れの正体は「ブルーム現象」
結論から言いましょう。
長靴が白くなる理由は、天然ゴムに含まれる保護成分が表面に浮き出る「ブルーム現象」です。決してカビや劣化(不良品)ではなく、むしろゴム自身が紫外線やオゾンから身を守っている証拠なのです。
「え、どういうこと?」と思いますよね。
実はこれ、チョコレートの表面に白い粉が浮き出る現象(ファットブルーム)や、ぶどう・柿の表面に付いている白い粉(果粉)と全く同じなんです。乾燥などから身を守る、自然のバリアのようなものですね。

安価なビニール(PVC)製の長靴では、この現象は起きません。
つまり、あなたのレインブーツが真っ白になったということは、それが「本格的で上質な『天然ゴム』が使われている何よりの証拠」なのです。
検証:コロニル専用スプレーの実力
「なるほど、良いゴムの証拠なのは分かった。……でも、この粉だらけの真っ白な状態で街を歩くのは、さすがに恥かしいよ!」
おっしゃる通りです。いくら自然のバリアとはいえ、お気に入りの服に白く濁った靴は合わせられませんよね。
そこで今回、私が皆様の代わりに検証するのがこちら。
ドイツが生んだ世界的シューケアブランド、Collonil(コロニル)の「ラバーブーツ」スプレーです。

ホームセンターのタイヤ用ワックスや、100均のツヤ出し剤でも代用はできますが、変にテカテカしすぎたり、すぐにまた白くなってしまうことも。
お気に入りの一足を美しく長く履き続けたいなら、汚れ落としとひび割れ防止(ゴムの弾力維持)を同時に叶えてくれる、この専用スプレー一択です。
たった3分!完璧なツヤを出す手順
それでは実際に、真っ白になってしまった靴を……と言いたいところなのですが。
実は私、職業柄(元靴屋)普段からこまめに手入れをしているため、自宅の下駄箱を探しても「真っ白に粉を吹いた長靴」が存在しませんでした(笑)。
その代わりにご用意したのがこちら。「おろしたての新品のレインブーツ」です。

パッと見は綺麗ですが、よく見ると一部に白い粉(ブルーム)が浮き出ているのが分かりますよね?
そう、天然ゴムを使用している本格的なレインブーツは、「新品の箱を開けた瞬間から、すでに部分的にブルームが発生している」ということがよくあるんです。
今回はこの靴を使って、部分的なブルームを消しつつ、靴全体に完璧なツヤを出していく手順をご紹介します。
手順①:表面のホコリを落とす

新品であっても箱の中の細かなチリなどが付着していることがあるので、まずはブラシ(または柔らかい布)で表面をサッと払います。
手順②:コロニルを吹きかける

ここでコロニルの出番です。シューズにシュッシュッと吹きかけます。
ちなみにこれ、ガスを使ったスプレー缶ではなく「ノンガスのポンプ式」なんです。だから、玄関先や室内で使っても嫌なニオイが充満せず、思い立った時にサッと使えるのが本当に最高!
吹きかけるときのポイント!
一度に大量に吹きかけると、液体がたれる場合があるので、多くても2プッシュ程度がおすすめです。
手順③:乾いた布で拭き上げる

スプレーした液が乾く前に、柔らかい布で全体に塗り広げるように拭き上げていきます。
布を滑らせた瞬間、気になっていた白い粉がスッと溶けて馴染んでいく……この感覚が靴好きにはたまりません!
……さあ、たったこれだけでどうなったか。
仕上がりの写真をご覧ください。

いかがでしょうか!
部分的に浮いていた白い粉が完全に消え、天然ゴム本来のマットで深みのある「黒」が均一に整いました。触り心地もベタつかず、すべすべです。これぞ、真の完璧な状態ですね。
部分的にブルームが目立っていたので気づきませんでしたが、磨き上げると全体的に黒さが増した感覚があるので、うっすら全体的にブルームが発生していたのかもしれません。
【注意】靴底に塗るのは絶対NG!
最後に、元・靴屋として絶対に守っていただきたい「プロからの注意点」をお伝えします。

どんなに靴をピカピカにしたいからといって、絶対に「靴底(アウトソール)」にはスプレーを塗らないでください。
シリコンオイルが含まれているため、靴底に塗ってしまうと、雨の日のマンホールやコンビニのタイルの上でスケートリンクのように滑り、本当に危険です!
お手入れは必ず「アッパー(甲などの上の部分)」だけにとどめてくださいね。
おわりに:美しい靴で梅雨支度を
「不良品だ!」と捨ててしまいたくなる白い汚れが、実はお手入れ次第で極上のツヤに変わる。これもまた、ゴム素材のアイテムをキレイに保ちながら愛用するロマンの一つです。
今年の梅雨は、ぜひコロニルで魔法をかけた美しいレインブーツで、雨の日のお出かけを楽しんでください。
▼今回使用した魔法のスプレーはこちら
Collonil(コロニル) ラバーブーツ 150ml
※コロニル公式ページへ移動します
▼スニーカーのゴムソールが白くなった方はこちら!
「スニーカーのゴム部分が白く汚れるブルーム現象とは?簡単なケア方法も紹介」







