手袋の寿命が変わる!意外と知らないお手入れ&保管の極意
冬の必需品として、私たちの手を守り続ける手袋。でも、毎日使っているのに、意外とそのお手入れ方法って知らなかったりしませんか?
手袋は、外側だけでなく内側にも汗や皮脂がじわじわと溜まりやすいアイテムです。そのまま放っておくと、ニオイや汚れが気になるようになったり、最終的には劣化を招く原因にもなりかねません。
でも、心配はご無用。この記事では、素材ごとに最適な洗い方や、手袋を長持ちさせるための保管方法をシンプルにご紹介。
あなたの大切な手袋が、これからもずっと、手元で温かく寄り添ってくれるように。では、さっそく日々の手袋ケアを始めてみませんか?
手袋の汚れと洗濯の頻度
手袋の汚れには2種類ある
①外側の汚れ
手袋をしたまま触るドアノブやバッグの持ち手などから、チリやホコリ、油汚れが付着します。
そのままにするとシミや変色の原因に。
②内側の汚れ
手の汗や皮脂が溜まりやすく、放置するとニオイやカビが発生します。
洗濯の頻度
通常時:1~2ヶ月に1度を目安に。
汚れが目立つ場合:その都度洗うのがおすすめです。
シーズン終了時:しまい洗いやクリーニングを行い、次の冬に備えましょう。
洗う前に!洗濯表示の確認方法とポイント
洗い始める前にまずは洗濯表示をチェック!
桶のマークに数字が書かれているものは基本的に洗濯機の使用が可能です。
素材別手袋の洗い方とお手入れ方法
ウール・カシミヤ手袋
中性洗剤を溶かしたぬるま湯で優しく押し洗いします。
汚れた指先はつまみ洗いを。
タオルで水分を取り、形を整えて平干しします。
ポイント:お湯の使用は縮みの原因になるためNGです。
レザー手袋
汚れは乾いた布で拭き取ります。
必要に応じて革用クリーナーで拭き、仕上げに革用クリームを塗り込みます。
ポイント:水洗いは厳禁。濡れた場合は早めに陰干ししましょう。
コットン手袋
洗濯用の中性洗剤を溶かしたぬるま湯を準備します。
手袋を浸し、優しく押し洗いまたは軽く揉み洗いします。
水を何度か入れ替え、しっかりすすぎます。
タオルで水分を取り、形を整えて平干しします。
ポイント:色落ちしやすいものは単独で洗うか、色落ち防止剤を使用。洗濯機を使う場合は、洗濯ネットに入れて「おしゃれ着コース」がおすすめ
メリット:コットンは丈夫で洗いやすいため、定期的なケアが可能
アクリル・ポリエステル手袋
汚れが気になる部分は洗剤を塗布し、歯ブラシで叩き洗い。
洗濯ネットに入れておしゃれ着コースで洗濯。
シワを伸ばし平干しします。
ポイント:洗濯機可の素材ですが、弱水流コースを使うと安心です
スエード手袋
ブラシでホコリを落とします。
スエード専用シャンプーを泡立てて汚れを洗います。
タオルで水分を取って形を整え、陰干しします。
ポイント:洗う頻度を減らすため、防水スプレーを使うのがおすすめです。
手袋を長持ちさせる保管方法
保管前の準備
ウールやカシミヤ手袋
洗濯後、防虫剤と一緒に通気性の良い不織布袋に入れて保管します。虫食いを防ぐためにも、防虫剤は必須です。
レザー手袋
ブラッシング後、革用クリームを塗って陰干ししてから保管します。不織布袋や柔らかい布で包み、湿気対策として防湿剤を併用しましょう。
コットン手袋
完全に乾かしてから通気性の良い袋に入れて保管します。湿気が残ったままだとカビの原因になるので注意してください。
アクリル・ポリエステル手袋
洗濯後、しっかりと乾かして形を整えた状態で保管します。
通気性の良い袋を使用し、湿気やカビを防ぐため防湿剤を一緒に入れると安心です。
これらの素材は比較的丈夫ですが、重いものを上に置かないようにしましょう。
スエード手袋
ブラッシングして汚れを落とし、防水スプレーを塗布してから保管します。
不織布袋や通気性の良い布で包み、防湿剤や防虫剤を一緒に保管ケースに入れることでカビや虫食いを防ぎます。
スエードは特に湿気に弱いため、梅雨時期には一度取り出して陰干しすると良いでしょう。
長期保管のポイント
湿気対策:防湿剤を活用する。特にレザーやスエードは湿気によるカビのリスクが高いため注意。
虫食い防止:防虫剤は必ず入れる。ウールやカシミヤ手袋には通気性の良い袋を使用。
定期的なチェック:梅雨時期などに一度取り出して陰干しし、湿気を取り除きましょう。
※湿気対策には防湿剤を使うと◎
最後に
手袋のお手入れって、実はその素材に合わせたやり方を選ぶことで、長持ちしてくれるんです。
大切な手袋をずっと使い続けるためには、1~2ヶ月に一度はきちんと洗ったり、ケアしたりすることが大切。そして、シーズンが終わる前には、しっかりとお手入れをしてあげましょう。
手袋がきれいで丈夫であれば、次のシーズンもまた心地よく使えるはず。
ちょっとした手間を楽しんで、あなたの手袋をもっと長く愛用してくださいね。
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