それ、不良品じゃないかも?ピグメント加工の特徴と色ムラの理由を解説

新しい服を手に入れたときって、袖を通すのが楽しみですよね。

でもいざ着ようとしたときに、

なんだか色ムラがある…?
白っぽい線みたいな跡がある…

そんな違和感を覚えたことはありませんか?
「もしかして不良品…?」と不安になってしまいますよね。

でも実はそれ、不良品ではない可能性があります

最近よく見かける「ピグメント加工」が施されたアイテムでは、
こうした色ムラや、一見気になる“白い線”のような変化も、実は風合いのひとつとして現れることがあります。

今回は、そんなピグメント加工の仕組みと、
「なぜ色ムラや白い線が起きるのか?」をわかりやすく解説していきます。

目次
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ピグメント加工とは?

ピグメント加工とは、生地の表面に顔料(ピグメント)をのせて染めることで、ヴィンテージのような色ムラや風合いを表現する加工のことです。

近年はヴィンテージブームの再燃もあり、新品でありながら古着のような雰囲気を楽しめるアイテムが人気となっています。

ピグメント加工の魅力

ピグメント加工は、独特の「味」や経年劣化を楽しめるのが最大の魅力です。

どのような魅力があるのか、ここでご説明します!

自分だけの「味」が出る経年劣化

引用:Good On

ピグメント加工は、糸の中まで染料を浸透させる一般的な"反応染め"とは違い、粒子の大きい顔料を生地の表面に付着しています。

そのため、日々着用することで起こる摩擦や洗濯によって、少しずつ剥がれ落ちてきて色ムラや白い線(アタリ)が現れてきます。

そして、どんどん色が褪せていくことで独特の雰囲気が出てきて、自分だけの1着に仕上がっていく過程を楽しめます。

洗濯してもサイズが変わらない

引用:Good On

ピグメント加工されたアイテムは、製造工程の中であらかじめ最大限に縮ませた状態で完成されています。
そのため、家庭洗濯しても大幅に縮むことがほとんどなく、計算されたシルエットを維持しやすくなっています。

このように、古着のような風合いを楽しめるだけでなく、着れば着るほど自分だけの風合いになっていくので"服を育てる"という言葉がぴったり!

はじめは気になっていた色ムラや白い線も、着ていくうちに少しずつ馴染み、
自分だけの一着へと変化していく過程も、この加工ならではの魅力です。

ひとつとして同じ表情がないからこそ、長く愛着を持って着続けられるアイテムになります。

なぜ色ムラや白い線が出るのか?

大きな魅力を知ったといっても、ピグメント加工のアイテムが、なぜ"色ムラ"や"白い線"が出るのか気になりますよね。
ここでは、それぞれの状態について詳しく説明していきます。

色ムラが起こる理由

ピグメント加工は、生地自体を染めるのではなく生地の表面に顔料をのせて染めるため、通常の染色よりも色ムラが発生しやすくなります

しかし、洗濯を何度か繰り返していくことで、色が剥がれ落ちてきて古着のような風合いになっていきます。

白い線(アタリ)が出る理由

引用:Good On

よく「白い線が目立ちます」や「白い部分があるので不良品ではないでしょうか」という問い合わせがあります。
しかし、ほとんどが不良品ではなく、ピグメント加工の製品だからこそ発生する現象になります。

白い線は「アタリ」と呼ばれており、顔料で染めているアイテムには必ず生じる現象です。
特にネイビーやブラックなどの濃い色や、極端に明るい色ほど長時間にわたって何度も染色と加工を繰り返して色を出していくので、目立ちやすい状態となっています。

色移りに要注意!

生地の表面に顔料をのせて染めている加工技術のため、他の製品に比べると買ったばかりの頃は色移りが起こります。
洗濯するときはもちろん、着用しているときも他のアイテムに色移りする可能性も…。
では、色移りを防ぐためにはどうすればよいのでしょうか。

着用時に持ち歩くアイテムに注意

生地に顔料をのせているだけなので、他の製品と擦れ合ったときに色移りする可能性が高いです。
特に着始めた頃は、色移りが激しく、他の衣類やバッグなどに色移りしてしまうことも。
また、汗をかく暑い時期も汗によって色が落ちてしまうので、最初のうちは色落ちしやすいため、着用時には注意したほうがよいでしょう。

洗濯するときの注意点

もちろん、洗濯する時も他の衣類に色移りします。
特に白いものと洗うとなれば、必ず色移りするので、洗濯するときは要注意です。

ピグメント加工のアイテムを洗濯するときは、下記の内容を意識してみてください。

  • 裏返して洗う
  • 単独で洗う
  • 洗濯ネットを使う
  • 乾燥機は使わず、自然乾燥

買ってからしばらくの間、洗濯するときは色移りに注意しなければいけません。

不良品ではないからご安心を!

ピグメント加工の製品の特性上、色ムラや白い線(アタリ)の発生は避けられません。
初めて見たときは「不良品が届いた」と思うかもしれませんが、不良品ではないのでご安心を!

不良品との見分け方について

引用:Good On

白い線(アタリ)が目立つ場合、服を裏返してみると白い線があった部分が少し色が濃くなっているのを確認できます。

色が濃くなっている理由は、顔料が多く溜まっている状態になっているからです。
裏側が濃い = 表側が薄い】という状況が生まれ、白い線が出てきます。

着用と洗濯を繰り返していくことで、どんどん色褪せていき、白い線の部分も周りの色と馴染んできて徐々に目立たなくなっていきます。

ただ、下記ような状態の場合は不良品になる可能性が高いので、購入したお店へ問い合わせることをおすすめします。

  • 大きなシミのような濃い色の塊がある場合
  • 軽く触れただけで手に色がついてしまう

おわりに

ピグメント加工のアイテムは、色ムラや白い線といった一見気になる特徴も含めて、その風合いを楽しむアイテムです。

最初のうちは気になると思いますが、着続けていくうちにどんどん馴染んできて"自分だけの一着"へと変わっていきます。

新品なのに古着のような雰囲気を楽しめるアイテムですので、自分好みへ変化していく過程を楽しんでくださいね!

この記事の執筆者 てら
この記事の執筆者 てら
■身長:155■趣味:ゲーム、推し活■好きな服(スタイル):古着、ストリート■座右の銘:迷うくらいなら、やってみる
# てら# ケア方法# コロモビト

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