【初心者向け】20足以上の革靴を履いてきたアパレルスタッフがKLEMAN（クレマン）を推す理由

そもそもカッコいい革靴って？

これまで数々の革靴を履いてきた僕がカッコいいと思う革靴は、手入れされて履きこまれた一足。その靴を履いた人のライフワークが感じられることこそ、カッコいい革靴だと思います。

大切なのは「何を履くか」よりも「どう履くか」。
革靴はしっかり履きこむことで足に馴染み、次第にその人だけの特別な一足へと変わっていきます。

そんな視点で見ると、KLEMAN（クレマン）は非常にバランスが取れたブランドなんです。
フランス製で上質な革を使いながら、手が届きやすい価格で提供されていて、日常的に履きながら経年変化を楽しむのに最適な一足なんですよね。

KLEMANとは？ フランス製の信頼性と品質

KLEMAN（クレマン）は1945年に創業したフランス製のワークシューズブランド。軍隊をはじめ消防や公共機関などにも納品実績があり、その品質の高さに定評があります。職人の手作業によって丁寧に作られており、一足一足が高い完成度を誇ります。

流行に左右されない機能性のある革靴として、今や世界中で幅広い世代に支持を得ています。

KLEMANの特長: 初心者でも選びやすい理由

スニーカー感覚で履ける「セメンテッド製法」

KLEMANの革靴は、セメンテッド製法で作られています。この製法は、アッパーとソールを接着剤で接着するシンプルな方法です。シンプルな作りだからこそ、地面を蹴る時に底が曲がりやすく、スニーカーのような柔らかい履き心地が特徴です。

革靴は馴染むまで痛みを感じることが多いですが、KLEMANはすぐに足に馴染み、快適な履き心地を実感できます。これが初心者にオススメできる理由の一つです。

さらに、シンプルな構造のおかげで水が入りにくいのも嬉しいポイントです。

また、グッドイヤー製法と違ってソールの貼り替えはできませんが、部分的な修理で長く履くことができます。ソールの貼り替えができないことから避ける方も多いですが、個人的には修理で充分だと考えています。これまでたくさんの革靴を履いてきましたが、実際にソールの貼り替えが必要になるまで履いたのは1～2足だけです。

ソールの耐久性と長持ち

初心者の方が革靴を選ぶ際に気になるのがソールの耐久性です。KLEMANの代表的なモデルは、ミリタリースペックの基準をクリアしており、実際の作業現場でも使用できるほどの高い耐久性と性能を誇ります。

さらに、KLEMANのソールは、他の革靴に比べて減りにくくなっています。そのため、ソールの貼り替えができなくても、長期間安心して履き続けることができます。

オンでもオフでも履ける洗練されたデザイン

KLEMANはセメンテッド製法によりステッチが少なく、シンプルで洗練されたデザインです。よく比較されるブランドとしてJMウエストンやパラブーツがありますが、KLEMANはこれらのブランドに比べて、さらにシンプルな見た目が特徴。そのため、スーツにも非常に馴染みやすく、幅広いシーンで活躍します。まさに、日常的に履きこむのにぴったりな一足です。

初心者から玄人まで。KLEMANおすすめモデル

FRODAN（フロダン）

KLEMANの代表的なモデル「FRODAN」は、Uチップデザインのダービーシューズ。フランス製で、滑り止めや耐摩耗性に優れ、ドレスからカジュアルまで幅広く活躍します。上質なレザーとラバーソールで快適さも抜群です。

KLEMAN（クレマン） フロダン Uチップ ブラッチャー レザーシューズ

¥29,700

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PASTANI（パスターニ）

KLEMANの「パスターニ」は、シンプルで洗練されたデザインのプレーントゥレザーシューズ。柔らかなレザーとクッション性のあるインソール、グリップ力の高いラバーソールで、カジュアルにもフォーマルにも活躍します。

KLEMAN（クレマン） パスターニ プレーントゥ ブラッチャー レザーシューズ

¥29,700

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まとめ: 初心者でも、経験者でも満足できるKLEMAN

KLEMANはフランス製で高品質、職人の手作業で一つ一つ作られています。シンプルなデザインで、オンでもオフでも違和感なく使える汎用性の高さが魅力です。ただ正直なところ、しっかり履き込んで手入れされたJMウエストンやパラブーツのような高級革靴には敵いませんが、KLEMANはその約3分の1の価格で、同じくらい愛着が湧いてくる経年変化で、十分に満足できる一足になります。

初めて革靴を手にする方はもちろん、さまざまな革靴を履きたいオシャレ好きにもオススメしたいブランドです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました！