Monologue|スタッフが給料日に欲しいモノ Vol.3
Monologue|モノローグとは...
商品ページでは語れない、スタッフ独自の世界観からお送りする【ちょっと大きめな独り言】
いらんことしてない。それが逆にいい。
いらんことしてない。それが逆にいい。
クライミングパンツでおなじみのGRANICCIですが、今回はカジュアルに振り切った、個人的ベストな一本をご紹介。
大学生の頃、グラミチやROKXのショーツを愛用していたんですが、久々に手に取ってみたら「やっぱりええやん!」と即決。タイトルの通り、「いらんことしてないのが、逆にいい」。
グラミチといえばテーパードシルエットのイメージが強いですが、このパンツは真逆を行く、潔いストレートシルエットが魅力!
程よい太さでストンと落ちるラインに、ピーチスキンのような微起毛の生地感。ほんのりくすんだ表情が、新品なのにどこかヴィンテージライクな雰囲気を醸し出しています。
さらに、わずかにポリウレタンを含んでいるので、適度な伸縮性があり、動きやすさも◎。加えて、おなじみのガゼットクロッチ仕様で、穿き心地は文句なしの快適さ。
まさに"ノンストレス"で穿ける、こなれた一本。カジュアル好きなら、これはハズせません!
By Yama-P
馴染む、大人のバケハ。
HICOSAKAのウォッシュドバケットハットは、かぶるだけで“こなれ感”が出る絶妙な一品。
ウォッシュ加工されたコットン100%の生地は、最初から柔らかく、ヴィンテージライクな風合いが楽しめる。
深すぎず浅すぎない絶妙なシルエットがポイントで、シンプルなスタイルにもスッと馴染み、大人の余裕を演出。
特にTシャツ+スラックスのようなミニマルな着こなしに合わせると、一気に雰囲気がアップする。さらに、くすんだ色合いが主張しすぎず、それでいて確かな存在感を発揮。長く愛用するほど自分だけの表情に育っていくのも魅力だ。
「いつものコーデにちょっとしたスパイスが欲しい」と思ったら、まず手に取るべきハット。これからの季節を楽しむなら、この一品をぜひ試してほしい。
By SWD
古着好きパーカーおじさんが唸る加工
40歳近くになってパーカーを着ているおじさんはおかしいという訳の分からない論争に私は振り回されない。
だらしない着こなしをすれば、スーツを着たってだらしないし、会社の命運をかける商談に100万円のデニムをセットアップで着てくる行為はTPO的にアウト過ぎる(逆にこいつ只者じゃないと思わせるかもしれないが...)
そこんところをちゃんとしていれば、何を着たって構わないじゃないか。そんな謎論争に噛みつかずにいられなかったのには訳がある。
来年40代を迎える古着とパーカーが大好きな私は、これから長い年月をかけて育てていきたいと思わせてくれるレミレリーフのヴィンテージ加工スウェットパーカーに出会ってしまったからだ。
前後の首元にV字ガゼット、ドローコードが排除されたスッキリしたデザイン。更に脇下から裾にかけてガゼットを施す事で、まるで1930~1950年代風のクラシックなディテール。新品なのに使い込んだ古着のような色味と良い感じにコシが抜けた柔らかい生地感の秘密はレミレリーフ独自のスペシャル加工にある。
1930~60年代後半に使用されてた直接染料や硫化染料の退色プロセスを再現。酸素と染料を結合させ時間をかけ自然に退色させる事で古着本来の経年変化によるダメージ感に近い仕上がりを実現。結果、本物の古着と見間違う程の風合いになっている。
見た目は完全に古着だが、着用するとコットン100%の高密度に編み立てた硬めの裏毛生地のお陰で耐久性とハリがあるので着心地も良く、くたっとしただらしなさも無い。
さぁ、こんなにカッコいいパーカーを着ているおじさんが本当にダサくてだらしないか?そう心の中だけでこっそり思って堂々と自分の好きな服を着よう。
By Kazu