Focus on Styling|今夏のリアル主役服はコレ Vol.57
8月も後半。残暑が続くこの時期こそ、涼しく快適で“大人っぽさ”を兼ね備えた夏服が頼りになる。
リネンパンツ、白Tシャツ、ボーリングシャツといった定番も、着こなし次第で大人のメンズコーデを格上げ。
まだまだ活躍する夏の主役服を、この機会にチェックしてほしい。
夏の装いに、抜け感という贅沢を。
今回のメインアイテムは?
今回のメインには、個人的にも夏に重宝しているKEMA DESIGNSのビスコースリネンパンツを選んだ。
レーヨン混ならではの清涼感がありながら、ルーズになりすぎない上品な表情が“大人の夏”に心地よく馴染む。
こだわりのポイントは?
トップスにはあえて長袖シャツを合わせ、軽く腕をまくることで清潔感とこなれ感をプラス。冷房や日差しへの対策としても実用的で、KEMAのパンツとも好相性だ。
インナーにはタンクトップを差し込み、足元はサンダルで軽快に仕上げている。
By Kiri(178cm/70㎏)
◆着用サイズ
TOPS:40
PANTS:L
SHOES:私物
夏を制するのは、やっぱり白T
今回のメインアイテムは?
COTTON RESEARCH CLUBの白Tです。
ロココにはいろんな白Tがありますが、今年は特にこれがお気に入り。
一見シンプルながら、随所にしっかりとこだわりを感じられる一枚です。
身幅を広めにとったシルエットで、ほどよくトレンド感も加わっています。
こだわりのポイントは?
白Tはサイズ感ひとつで印象が大きく変わるので、全体にほどよくゆとりを持たせ、大人の余裕を感じさせるシルエットに仕上げました。
今回合わせたORDINARY FITSのジェームズ ファティーグパンツ(リップストップ)はゆったりめですが、緩やかなテーパードが効いているので、落ち着いた雰囲気でまとめてくれます。
やっぱり、夏は白Tに限ります!
By チバ(182cm/72㎏)
◆着用サイズ
TOPS:L
PANTS:3
来年もまた袖を通したい=記憶に残る一着
今回のメインアイテムは?
この夏を振り返ると、最も袖を通したのはROCOCOのボーリングシャツ。播州織によるコットン×テンセルの生地は、しなやかでありながら奥行きのある表情を持ち、静かに存在感を放つ。気づけば休日の定番となっていた。
こだわりのポイントは?
合わせはオーディナリーフィッツのルーズデニム。
Tシャツでは物足りない、そんな日にこそ頼りになる一着。肩の力を抜きながらも大人の余裕を添えてくれる。
「来年もまた袖を通したい」――そう思わせる、記憶に残るシャツだった。
By SWD(178cm/63㎏)
◆着用サイズ
TOPS:M
PANTS:32
前回のスタイリング
Focus on Styling|夏のボーダー、大人の着こなし3選 Vol.55
◆ニットソーを使ったスポーツMIX
◆上品ボーダー×抜け感アイスウォッシュ
◆ボーダーが主役、夏の空気を奪う一枚。