Focus on Styling|無地じゃ物足りない人必見 Vol.41
カジュアルの定番、プリントTシャツ。
でもラフなだけじゃ終わらせないのが、大人の着こなし。
今回は、それぞれ異なるプリントTを軸にしながらも、無骨さや抜け感を絶妙に織り交ぜて“こなれた雰囲気”をつくり出した3スタイルをご紹介。
リアルなフェード感、遊び心あるグラフィック、モノトーンで魅せるアート性——
アイテムの個性はさまざまでも、共通するのは「肩の力を抜きつつも、ちゃんとサマになる」バランス感。
プリントTを主役に、パンツやシューズで空気感をコントロール。
そんな大人のTシャツコーデ、ぜひ参考に。
Tシャツひとつで、雰囲気が出る。
今回のメインアイテムは?
今回はREMI RELIEFの[スペシャル加工フォトTシャツ」を選んでみました。
まるで長年着込んだかのようなリアルなフェード感と、どこかストリートを感じさせるゆったりとしたシルエットが特徴で、
古着っぽさがありながら、“大人っぽく着られるTシャツ”としてオススメです。
こだわりのポイントは?
シルエットに余裕を持たせたワイドベーカーパンツを合わせて、
程よい無骨さをプラスしつつ、Tシャツのラフな空気感と自然に馴染むようバランスを意識しました。
足元にはスニーカーを合わせていますが、サンダルを選ぶと夏らしさもぐっと引き立ちます。
By ジョージ(174cm|66kg)
◆着用サイズ
TOPS:L
PANTS:M
ウミガメT、男くさく着る。
今回のメインアイテムは?
今回はプリントTシャツ第2弾として、前から少し気になっていた LIBERTY GRAPHICS(リバティ グラフィックス) のアニマルプリントTシャツを選びました。
恐竜や鳥のプリントとも迷いましたが、持っている服との相性を考えた結果、ボディカラーが合わせやすいシータートル(ウミガメ)柄に決定。色味のバランスも良く、自然と手が伸びました。
こだわりのポイントは?
アニマルTは、プリントによっては少し子供っぽく見えてしまうこともあるかと思っていましたが、男らしい無骨なアイテムと組み合わせることで、バランスの取れた大人のスタイルになると感じました。
今回はそんなイメージで、ペインターパンツと合わせて少しラフな雰囲気に。
足元は、今回は黒でしたが、茶系のブーツやレザーサンダルを合わせると、よりまとまりが出て、全体に自然な一体感が生まれると思いました。
By SWD(178cm/65㎏)
TOPS:M
PANTS:L
プリントTeeは“ちょい武骨”で着崩す
今回のメインアイテムは?
WALLA WALLA SPORT(ワラワラスポーツ)のジョセフ・スザボ フォトTシャツです。
写真家ジョセフ・スザボの代表作「Priscilla」を大胆にあしらった一枚で、某ロックバンドのジャケットにも使われたことで知られています。
存在感はしっかりありつつ、モノトーンなので意外と合わせやすいのが嬉しいポイントです。
こだわりのポイントは?
プリントTを主役にしつつ、シンプルすぎないようにSPIWAKのM-65カーゴを合わせました。
ちょい武骨なパンツを合わせると、頑張りすぎずにサマになるのがいいところ。
色数は控えめにして、カジュアルながらも大人っぽく落ち着いた雰囲気に仕上げています。
By チバ(182cm/72㎏)
◆着用サイズ
TOPS:L
PANTS:34
GOODS:F
前回のスタイリング
Focus on Styling|ボーリングシャツで夏を塗り替える Vol.39
◆大人カラーシャツスタイル
◆ラフだけど、どこか上品。
◆夏の装いを格上げする、ボーリングシャツ。