ニットを育てる!洗濯しないケア方法&洗濯・保管の極意
こんにちは、コロモビト.ライターのロコリー・アントワネットです。
寒い季節がやってくるとつい手に取りたくなるニット…!
でも…「洗うのが怖い」「なんだかんだで縮ませてしまう」なんて経験、ありますよね?
今回は、ニット愛用者の「やりがちな失敗」にツッコミつつ、笑いながら学べる正しいケア&保管方法をお届けします。
お気に入りのニットを長く楽しむための裏ワザも満載です!
ニットの基本ルール:「洗ってはいけない」理由とは?
ニットって実はお肌並みにデリケート
ウールのニットに洗濯機は、「高級シルクのスカーフをタワシでゴシゴシ」くらいの破壊力。これは恐ろしいですね!
洗わないケアってアリなの?
実は「洗わない」というのも立派なケア方法。ニットは外気に触れて自然に汚れが落ちやすい素材なんです。汚れが気になるときやシーズン終了時にだけ洗うのがベスト。
洗濯したいときの心得:これだけは守って!
洗濯前のチェックポイント
【 1.洗濯表示を確認 】
水洗い不可のものは、即クリーニング行き。自宅で頑張ると、お気に入りが「一回り小さなニット」に変身する可能性が…。
【 2. 洗剤選び 】
ウール専用の優しい洗剤を使いましょう。普通の洗濯用洗剤は繊維を傷める「ケミカルモンスター」です。
【 3. ネットにIN! 】
畳んでネットに入れれば安心感倍増。洗濯機内でダンスを始めないようにネットの余りをキュッと縛っておきましょう。
正しい洗濯方法
【 手洗い派:丁寧な押し洗いが基本 】
30℃以下のぬるま湯で優しく押し洗い。揉んだりこすったりはNG!洗剤の泡を楽しみながらリラックスする時間と思って取り組んでみて。
【 洗濯機派:弱水流が命! 】
洗濯機に頼るなら「おしゃれ着コース」や「ドライコース」を選択。脱水は1分以内にとどめるのが鉄則。長すぎると縮んだ「ミニニット」が誕生します♪
ニットケアの裏ワザ:日々のメンテナンス
【 湿気を飛ばしてニオイ対策 】
着用後、すぐ収納せず陰干しを。ここで湿気を飛ばしておけば、嫌なニオイも発生せず一石二鳥!
【 ブラッシングで毛玉予防 】
専用ブラシでサッサッと表面を整えましょう。これだけで「新品っぽさ」が長持ちします。
★POINT!
毛玉取り器を持っておくのも◎。毛玉の処理が楽しくなって「無心で夢中になる」なんて現象が起こるかも?
保管も重要!冬が終わったらどうする?
【 ハンガー禁止!折りたたんで収納 】
ニットは優しく畳んで収納!シワがつかないように丁寧に折りたたみ、通気性の良い場所に保管。
ニットをハンガーに吊るすと、肩が尖った「アメフトスタイル」になることも…。軽く畳んで収納するのがベスト。
もしスペースが足りなければ、軽く丸めてしまうのもOK。
【 防虫剤を活用 】
ウールやカシミヤは虫の大好物。防虫剤を衣類の上に置いて、完全防御を目指しましょう!!
自然素材のラベンダーやヒノキを使うと、香りも楽しめて一石二鳥!
【 収納場所にも工夫を 】
湿気の多い場所はニットの大敵!乾燥した風通しの良い場所に保管しましょう。
湿度が気になるなら、除湿機や乾燥剤を活用して、完璧な保管環境を作って。
【 表面チェックも忘れずに 】
しまう前に汚れや毛玉をチェック。シミがついていたら裏から優しくトントン、毛玉は毛玉取り器でササっとお手入れ。
【 長期保管ならジップロックで密閉! 】
長期間保管する場合は、ジップロックで空気を抜いて湿気から守りましょう。圧縮し過ぎないように注意し、ふんわりと収納!
ニットあるあるトラブル別!解決法
▼毛玉ができた!
毛玉取り器で優しく取り除いて。間違っても「手でちぎる」という荒業はやめましょう。
▼シミがついた!
食べこぼしやシミは焦らず対処。裏側からあて布をして叩き、シミを外に追い出すイメージで。
▼穴が空いた…もしかして虫食い?
虫にやられた場合は、クリーニング店やリペア専門店に相談を。補修すればまだまだ活躍してくれます。
まとめ:ニットを永く愛用するために
ニットって、実は【育てるペット】みたいなもの。
これからはニットのお手入れの時間も大切にして、「洗わない」ケアを始めてみませんか。
ただの作業じゃなくて、おしゃれの一部として、少しだけ贅沢な時間を共に過ごす。
そんな気持ちで向き合うと、日々がもっと豊かに感じられるはず。
お気に入りをずっと大切に着るために。
優しく丁寧にお手入れすることで、シーズンが移り行くたびにどんどん愛おしくなって、より大切なニットになっていきます。
私もこれからはお気に入りのニットは洗わず、自分流に育てていくのを楽しんでいきたいと思います♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました ♪