高品質で暖かいダウンの見分け方・選び方教えます。コスパのいいダウンもご紹介。
こんにちは、コロモビト.です。
ユニクロ、モンベル、ノースフェイス、カナダグース、ピレネックス、モンクレール等…様々なブランドのダウンジャケットを目にします。
ダウンジャケットは1万円以下~数10万円のものまで、その値段はピンキリです。
値段が高いから品質が良くて、値段が安いから品質が良くないと思っている方は結構いらっしゃると思います。
ところが実はダウン自体の品質は値段に関係なくランク付けされているんです。
安いダウンのほうが高価なダウンより性能においてはランクが上だったなんてコトもあるんです。
要するに良し悪しは製品の値段だけではわからないという事です。
そこで今回はダウンの品質の見極め方を知って、是非お得なお買い物に役立てて下さい。
品質を選んで手に入れたダウンは、思わず「あったかい」と声に出してしまうこと請け合いです。
高品質なダウンを見極めるポイント
見極めるポイントはすごく簡単です。
ダウンのランクを見分けるうえで最もわかりやすいのが
フィルパワー(FP)
という数値です。
高品質な羽毛はふわっと広がり、空気を多く含み内側の熱が放出されにくい。
これを数値化したものがFPで、羽毛1オンス(28.4g)当たりのふくらみ度合いを表しています。
より簡単に説明すると、同じ量のダウンを同じ大きさの容器に入れた時どれぐらいの体積で膨らむかということ。 数値が大きくなるほどダウンの性能が良く、空気を多く含んでいるので保温性が増し、より暖かいダウンであることになります。
例えば、FP500は1オンスの羽毛が500inch3(立方インチ)の体積にふくらんでいることを表します。
一般的にはFP600~700が良質ダウン、FP700以上が高品質ダウンとされていて、FPの数値はタグに書いてあることが多いです。
更にフィルパワーの高いダウンは少ないダウン量で多くの体積を埋めることが出来るので軽量なダウンジャケットを作ることができます。
高品質なダウンほど軽くて暖かいというわけです。
FP(フィルパワー)700以上の高品質ダウンを使用したお値打ちダウンを探してみた。
FP700以上の高品質なダウンを使用しているアイテムを集めてみました。
なおかつ手の届きそうな金額で!
ちなみにこのFP700以上のお値打ちダウンを集めるのがどれくらい大変かというと、
例えば、
CANADA GOOSE(カナダグース)のジャスパーパーカー
はFP625で定価が約12万円。
モンクレール(Moncler )のマヤ(約17万円)
がFP800~と言われているようで、定価が約17万円です。
どちらも高品質ダウンとして知られ、人気のアイテムです。
もちろんかなり暖かいし、おしゃれです。
ただ、値段が値段なので私のような庶民にはなかなかポンと買えないのが現実。。。
どちらも品質がいいもの、値段もそれに見合ったものなので、
決して高いとは思いません。
それを踏まえて、FP700以上の高品質でお値打ちなダウンを紹介します。
この大変さを理解していただけるととても嬉しいです。
FP700!暖かくビジネス対応のスマートなシームレスダウン
フレンチワークブランドであるヴァンソンエミレイユらしいスリムで着ぶくれしないスマートなダウンジャケットをビジネスでも使いやすくしました。FP700の高品質ダウンを 使用し、中のダウンが抜けにくいようにステッチレスになっているのも嬉しい。
30,800 円(税込)
FP700の歴史あるクラシックダウン!
FP700の高品質ダウンを使用し、生地はシェラデザインの代名詞60/40クロス。さらに米国製で文句なしの逸品です。
63,800 円(税込)
FP860!!NANGA(ナンガ)史上最も暖かいU.S.A.モデル
NANGA定番のオーロラはFP760の150g封入で十分暖かいのですが、このモデルはなんとFP860のダウンを200gも封入!
91,300 円(税込)
最後に
いかがでしたか?
ダウンを購入される際はFPの数値を意識しながら選ぶと比較がしやすくなるので是非覚えておいて下さい。
また、本当に暖かいダウンの着方を教えますという記事や、
ショップ店員も意外と知らない!?ダウンの正しい取り扱い方法というダウンジャケットの羽毛抜けの対策記事もあわせて読んでいただけるとありがたいです。