「リブなし派」「リブあり派」？ロンTEEの印象は袖口で決まる
こんにちは。コロモビト.です。
突然ですが「ロンＴを選ぶ時に、袖口のデザインが気になる」という方はいらっしゃいませんか？
「たかが袖口、されど袖口」と言えるほど、ロンＴの袖口のデザインは、全体の印象を変えるほどの大きな要因となります。
そこで今回はロンＴの袖口にスポットライトを当て、その印象の違いのお話などを交えながら、ご紹介させていただきます。
「リブなし」と「リブあり」
ロンＴの袖口には大きく分けると「リブなし」と「リブあり」があります。
まずは、それぞれに特徴について押さえておきましょう。
「リブなし」
「リブなし」とは、リブを使用せずに「まつり縫い」「三巻縫い」などの縫製で処理した袖口のことをいいます。
袖口がすっきりとした見た目になる為、上品でエレガントな印象になるというメリットがあります。
逆にデメリットは袖口の耐久性がやや低くなり、袖口を広く作らない限りは、袖口の伸縮性が低いために着替えがしにくい点です。
またスリット入り、バインダー処理などを施したディティールもあります。
・スリット入り
袖口に切れ込みを入れた「スリット入り」、通常の「リブなし」よりもエレガントな印象となり、耐久性も高まるという特徴があります。
・バインダー
伸縮性の高いリブを使用しバインダー処理した袖口は、通常の「リブなし」に比べ耐久性が高くなります。
「リブあり」
「リブあり」とは、伸縮性の高いリブを、ある程度の幅を取って使用した袖口のことをいいます。
袖口に伸縮性の高いリブを使用することで袖口の耐久性が高くなり、着替えがしやすいというメリットがあります。
逆にデメリットは、見た目のスマートさを欠きカジュアルな印象になりやすいという点です。
リブには長さ・素材・編み方など様々な種類があり、それぞれで異なる印象となります。
・長めリブ
リブの幅を広めにした袖口はヴィンテージアイテムなどに良く見られるディティールです。
参考までに、ヴィンテージスウェットと呼ばれるアイテムは、袖口また裾のリブの幅が広いという特徴があるので、合わせて覚えておくと良いと思います。
「エレガントな印象」と「ワイルドな印象」
「リブなし」のロンＴと「リブあり」のロンＴでは、それぞれで異なる印象のスタイリングに適しています。
スタイリング写真を参考にしながらチェックしてみてください。
エレガントな印象・・・「リブなし」
「リブなし」の袖口は、エレガントな印象を重視した、きれい目のコーディネートに適しています。 「リブなし」のロンＴを使用したコーディネートを、いくつかご紹介させていただきますので参考にしてください。
STYLING 1
中にシャツを重ね着したスタイリングです。
上品でスマートな雰囲気が印象的です。
STYLING 2
テーラードジャケットのインナーにロンＴを使用したスタイリングです。
Ｔシャツでも大人な着こなしが出来るという、お手本のコーディネートです。
ワイルドな印象・・・「リブあり」
「リブあり」の袖口は、ワイルドな印象を重視したアメカジスタイルのコーディネートに適しています。
「リブあり」のロンＴを使用したコーディネートを、いくつかご紹介させていただきますので参考にしてください。
STYLING 1
半袖Ｔシャツを上に着たレイヤードスタイルです。
ロンＴの裾を表に出して着ているのもポイントです。
STYLING 2
ロンＴを中に着てミリタリータイプのシャツを羽織るように着たスタイリングです。
アメカジスタイルならではの、ワイルドな雰囲気にまとまっています。
「リブなし」・「リブあり」別おすすめロンＴ
「リブなし」と「リブあり」別におすすめのロンＴをご紹介させていただきます。
あなたのお気に入りの一枚を探してみてください。
リブなしタイプ
BARNS（バーンズ） 吊り編み 天竺 ループウィール クルーネック Tシャツ
旧式編み機で作られる究極カットソー
生地表面は、米綿の持つ粗野感により、ナチュラルな凹凸を生みヴィンテージライクな風合い、ほどよい厚みでロングシーズンに対応します。
TIEASY（ティージー） HDCS ボートネック バスクシャツ
いつでも快適な着心地を
素材から縫製に至るまで、全てにこだわり抜いたアイテムはまさに逸品です。
手に触れたときに実感するその違いを是非お楽しみください。
RE MADE IN TOKYO JAPAN（アールイー） 東京メイド Vネック ロングスリーブ ドレスTシャツ
イメージを払拭した”ドレスTシャツ”
美しい光沢が特徴の上質な素材に、滑らかでいてハリもある丈夫な生地に仕立てた一枚。シャツの代わりになり得るこのクオリティの高さは、大人の男性におすすめしたいアイテム。
リブありタイプ
GOODWEAR（グッドウェア） クルーネック ポケット Tシャツ 長袖
ヘビーで丈夫なアメリカ製ポケットロンT
GOODWEAR（グッドウェア）。こちらは定番にしてブランドの代名詞とも言える、7.2ozヘビーウェイトコットンを使用した、ロングスリーブのポケットTシャツ。
“アメリカ製”“ヘビーウェイト””ボックスシルエット”の古き良きアメリカの伝統を受け継ぐTシャツです。
GICIPI(ジチピ） オールソ クルーネック リブ付きロングスリーブ ミラノリブ ニットソー
イタリア生まれの大人ニットソー
リラックス感のあるワイドシルエットでスウェット感覚で着られる1枚。
シンプルなデザインながらも、しっかりと丈夫に編まれた生地や袖と裾に施されたリブなどブランドの拘りが光る逸品です。
最後に
ポロシャツなどの襟付きは上品な印象に、クルーネックなどのＴシャツはラフな印象になるのと同様に、袖口のデザイン一つで、全体の印象は大きく変わります。
使用素材や加工、プリントのある、なしでもスタイリングの印象は変わるのですが、今回の記事は一つの目安とお考えいただけると幸いです。
「今まではロンＴの袖口をあまり意識していなかった」という方の中で、今回の記事が一人でも多くの方のお役に立てたのなら嬉しく思います。
コロモビト.ではあなたを魅力的にする情報をお届けしていきますので、またお越しいただけましたら幸いです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました！
