
靴の形を決める木型は、blueover定番の「mikey」の木型をベースに、フォーマルな印象を残すためにノーズを長く設計したオリジナルの木型を作成。
象徴的な丸いプレーントゥはそのままに、ビジネスにも使いやすいドレスシューズの雰囲気は、オンオフを選ばない形となっています。
スニーカーのエッセンスを維持しつつも、こだわりの木型やオリジナルの防水レザー素材を使用し、ソールの設計を革靴と同じような手法で作り上げた、こだわりの詰まったモデルです。

アッパーのレザーは、タンナーとともに作り上げたオリジナルの防水レザーを採用。表面的なコーティングではなく、皮をなめす工程で加工を施し、革が存在している限りは防水性能が残り続けます。
のっぺりとした表情になりがちな防水性能をもった製品が多い中、こちらはレザーらしい自然な表情。
履き込むほどに足に馴染み、これ以上ない快適性を生み出します。

ミッドソールには、主にランニングシューズなどで扱われる『EVAソール』。軽量で反発・クッション性が良さが特徴です。
アウトソールには有名ブランドでも使用されている、滑りにくく、クッション性の高いVibramソール。
長時間履いても、しなやかなで軽快な歩き心地を提供してくれます。

「マッケイ縫い」という、革靴に用いられる製法は、アッパーの端を内側に織り込み、アウトソールに縫い付ける製法です。
マッケイ縫いは、ソールの屈曲性が良く、足を包み込むような履き心地で、足に優しくフィット。
構造がシンプルなため、通気性が良く軽量。そして、ソールの張り替えが容易なので、長く履き続けることのできます。

アッパーとソールを縫い繋ぐ役目をする底部分は、通常フラットな形をしていることが多いのですが、こちらはすり鉢状になっておりアッパーを軽く包み込むような構造。
そうすることで、アッパーとソールの間には、少しの空間が生まれてシャープな縁の表情が出ます。
ソールも、ゆるく外側をラウンド加工。アッパーを縫いつなぐ底とともに、2重の緩やかなラウンドをもち、他にない丸みに。シンプルながらも独特で品のある形は、こだわりが詰まっています。

革のなめし、縫製、ソールの加工、つり込みなど、製品の完成までの過程を全て一貫して日本国内でおこなっている「BLUE OVER」。ひとつひとつの工程には人の手が必ず入っており、日本のファクトリーにいる職人たちの高い知識・技術で支えられ生み出されています。
ー Detail ー

ー Front・Back ー

ー Styling ー

※26.5cm着用(173cm/61kg:普段は26cm着用)
ー color ー
