
60年代を再現した定番モデル
MOONSTARの中でも定番モデルとして人気の高い「ジムクラシック」。1960年代に生産していたトレーニングシューズを現代に再現したモデルです。今では簡略化されている当時の作りを再現することで、シルエットが綺麗に保たれ、より丈夫な仕上がりとなっています。
国内でもごく僅かな工場でしか生産することの出来ない【バルカナイズ製法】で作られており、柔らかく丈夫で壊れにくいのが特徴。スポーツブランドにはない落ち着いた雰囲気のデザインに、丁寧な手仕事で見た目も◎。高いコストパフォーマンスと共に、年齢・性別・スタイルに関係なく楽しんでいただける一足となっています。


MOONSTAR(ムーンスター)
日本・久留米のシューズブランド。老舗中の老舗で、学校の上履きなどで有名です。現在は、高感度のセレクトショップで「ヴァルカナイズ製法」を用いたスニーカーを展開し、人気を博しています。

製法と素材が大きなポイント
靴を長く快適に愛用できる【バルカナイズ製法】を採用。生ゴムに硫黄を加え熱反応させることで、弾性や強度のあるゴムに変化させる化学反応を利用した靴の製法です。
ソールがしなやかで柔らかく仕上がり、底とアッパーの結合が強く丈夫になります。加えて、接着と成型を同時に行うため、型崩れしにくいのが特徴です。
この製法は、大規模な設備に人手が掛かり過ぎることから生産性が低く、工場も少なくなってきています。そんな貴重な製法を久留米の工場で行いながら、生地の染色や加工、ゴムの素材にも拘り抜いて作られた靴は、まさに神髄ともいえる逸品です。

キュっとすっきりな内羽根式
ジムクラシックの特徴の一つは"内羽根式"であること。内羽根式とは、つま先のパーツ下に靴紐を通すパーツが潜り込むような作りを指します。
スニーカーは外羽根式が多い中、内羽根式のこちらは靴紐をギュッと縛って履くことができ、タン部分の露出が少ないので見た目がすっきりとするのが特徴です。



永く共にできる強度と楽しみ
アッパーには、高品質で耐久性に優れたテキスタイルを使用。バルカナイズ製法では熱と圧力をかけるため、それに耐えることのできる丈夫な生地を選定しています。加えて【PARAVUL COAT(パラヴァルコート)】というコーティングを施すことで、生地強度と防水性能、ラバーとの圧着強度を高めています。
この加工を施した生地は、使い込んでいくとチョークマークと呼ばれる"アタリ"が表れ、ヴィンテージ感のある表情を楽しむことができます。

デザイン性も実用性も◎
しっかりと重ねるように作られたつま先のラバーは、見た目のクラシックさに加えて強度も◎。加えて、アッパーに走る丁寧で美しいステッチが、更にレトロな雰囲気をプラスしてくれます。
内側面に付いたハトメは、蒸れの防止と共にデザイン性を向上。程よい柔らかさのインソールは、しっかりと歩行をサポートしてくれる快適な履き心地です。



