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gicipi
ジチピ

華やかなファッショニスタたちの間で「永遠のスタンダード」「縁の下の力持ち」そう呼ばれ愛されるgicipi。急な気温の変化や乾燥で肌が敏感になりがちな今の季節におすすめしたいベーシックなニットソーブランドです。

優しい着心地と品のある佇まいを併せ持つ「gicipi」について、ちょっと喋らせてください。

イタリアの老舗が贈る、着心地にこだわったニットソー

年々夏が長引き、あっという間に過ぎ去ってしまう秋。この限られた気持ちの良い季節には、夏の間は手を出し辛かった少しクラシックな装いを楽しみたくなる方も多いのでは。

いつもロンTや薄手のスウェットを選びがちだけれども、もう少し品のある雰囲気に仕上げたい…ただ楽な着心地は捨てがたい…という方に是非お勧めしたいのが"gicipi"のニットソーたちです。

gicipi

1940年代から続く、イタリアのファクトリーブランド。“天然素材”と“品質本位”をポリシーに今もイタリアの一貫工場で生産されています。古くから受け継がれる道具を使用しながら、[ 材料の調達 - パターン - 裁断 - ニッティング-仕上げ ]まで自社工場内で行っており、ひたむきにコツコツとニットと向き合ってきた歴史が感じられるブランドです。

gicipiがこだわりのひとつとして挙げている“天然素材”。"地球や人にやさしく"というポリシーに則り、gicipiの製品は化学繊維は使用せず、コットンやシルク、ウールなどを主な原料に仕上げられています。

またニット製品の課題ともいえる斜行や縮みを極力抑え、長く愛用できるタフなところにもファンが多い理由が分かります。

初めてのgicipi!という方へお勧めなのは【フラーゴラ】
「ザ・ベーシック」というシンプルなコットンのクルーネックなんですが、ロンTだと少しラフに見えすぎるかな…という時にちょうどよく落ち着いて見え、ついつい頼ってしまいます。スラックスに革靴を履きたい時、マニッシュなジャケットを羽織るとき、そんな"ちょっときちんと感を出したい"時などは無意識に選んでいる気がします。

薄手ながら透けもなく、ボトムにインしてもごわつかない、洗濯機で洗えて春秋は1枚で、真冬はインナーとしても重宝しています。

そしてもう1型お勧めなのが【プルーニャ/メランザーナ】

畳まれた状態だと「細っ!!」と声が上がるリブタイプのタートルネックとクルーネック。ウール×シルクの素材でコットンとはまた違うしっとりした肌触りが魅力です。
とても伸縮性のある編地を採用しており、体への寄り添い方がとても優しく絶妙なフィット感。ほんのり透け感がありフェミニンな雰囲気なので、マニッシュなスタイリングやデニムジャケットなどのインナーにすると幼くならずバランスがとれるのでお勧めです。

冬が近づくとどうしても主役級のニットやアウターに目を奪われがちなんですが、大人になると毎日肌に触れるもの、手に取りやすい質の良いものにも目を向けたい…インナーやシンプルなものこそ「質感」を大切にしたい…と、服との向き合い方が変わってくるように思います。トレンドがどれだけ移り変わろうと、今までの逆を行く斬新なものが流行ろうと、「質の良いものがダサい」という時代は来ないのではないかと思うのです。

老舗の工場がコツコツと築いてきた優しい着心地。安心できる「ベーシック」をお探しの方、gicipi、お勧めです。