選ばれし相棒が、
僕らのスタイルを強くする。
服好きなら、誰もが知っている。
良いスタイルは、単品の出来ではなく、組み合わせの妙で完成するということを。
英国ツイードの名作スラックスには、シェットランドの温もりあるニットを。
キルティングが持つ機能美には、カシミアの品格を。
無骨なデニムジャケットには、ハリスツイードの粋なキャップを――。
今回ご紹介するのは、ROCOCOが自信を持って推す、相性で選び抜いた3つのブランドペアリング。それぞれの個性が絶妙に重なり合い、1＋1が3にも、4にも感じられる。
そんな化学反応を、ぜひあなたのワードローブで体感してほしい。
さあ、最強タッグで、冬のスタイルを更新しよう。
BARBOURのトランスポートを、キルティング仕様で軽快に。
オーバーサイズの懐の深さと、防寒性・耐久性を備えた一着は、まさに“道具としての完成形”。
そこに合わせたいのが、YONETOMI NEW BASICのリジッドカシミア。
あえて毛羽を抑えた表情と、しっかりとした編み立てが、カシミア本来の上質さを静かに主張します。
英国由来の実用性を備えたアウターに、知的なインナーを重ねる。
ラギッドに寄りすぎず、都会的に振りすぎない。
暖かさも、佇まいも、妥協しない。
そんな大人の冬にふさわしいバランスが、この組み合わせにはあります。
一枚で完結しがちなBARBOURを、“きちんと見せる”方向へ導く——
それが、このタッグの真価です。
英国ホームスパンの2タックスラックス。
そこに合わせるのは、シェットランドウールの素朴さを、現代的なシームレス編みで仕立てたクルーネック。
どちらもルーツはクラシック。
しかし、野暮ったさは一切なく、シルエットと着心地はあくまで今どき。
BARNSTORMERの端正な下半身がスタイルを引き締め、RINASCENTEのニットが程よく力を抜く——
きちんと見えて、気負わない。
そんな“大人の日常”にちょうどいいバランスが、このタッグにはあります。
単品でも完成度は高い。
けれど、合わせた瞬間にわかるはず。
これは「足し算」ではなく、完成形として選ぶべき組み合わせだということを。
FOB FACTORYのデニムチョアジャケットは、ワーク由来の無骨さを残しながら、街で着られるバランスに整えた一着。
岡山の職人による確かな縫製と仕立てが、その佇まいに自然な説得力を与えています。
ブランケットライナーによる保温性も、冬の相棒として心強い。
そこに合わせるのが、同じく岡山の職人技から生まれた、HIGHERのハリスツイードキャップ。
英国生地ならではの奥行きある表情と端正なフォルムが、ラフになりがちなデニムスタイルを引き締めます。
タフなアウターに、品のある小物を添える。
それだけで、ワークは“街仕様”へと表情を変える。
無骨さを活かしながら、大人として成立させる。
この価値観を共有するからこそ成立する、必然のタッグです。
