01. 水沢ダウンとは？

国内で希少なダウンウェアの一貫生産体制をもつ、デサントアパレル水沢工場「岩手県旧水沢市（現奥州市）」の特殊な技術とこれまでに蓄積されたノウハウにより誕生。工場の名を冠した水沢ダウンは、2008年の誕生以来、これまでのダウンジャケットとは一線を画した機能性をもち合わせ、世界中のファンに支えられ今も進化し続けています。

02. 撥水性とストレッチ

嵐にも耐えうる耐水性（20,000mm）に、ベタベタしない透湿性（10,000g/㎡/24hr）のスペックを持ちます。
※2024年モデルからやや変更される場合があります。

表地には東レの4WAYストレッチ素材「DERMIZAX MICRO STRETCH（ダーミザクス マイクロ ストレッチ）」を採用。伸縮性に優れたソフトでしなやかな風合い、高い防水性、防風性、耐久撥水性を持った素材です。 他の防水透湿生地にはない、高度な色の再現力も特徴です。

裏地には光を熱へと変換し、積極的な保温性能を発揮する「HEAT NAVI（ヒートナビ）」を使用。透過した光を熱へと変換する「光発熱」と、身体から発生する水分を吸収して熱に変える「吸湿発熱」のつの発熱力で、従来の上昇温度を上回る発熱力を発揮します。

03. ステッチレスによるダウン抜けの防止

使い続けるうちに「あれ...白いダウンが抜けてきてる...」と気になったことはありませんか？
一般的なダウンジャケットの弱点となっていたステッチのミシン目。隙間からの水の侵入による保温性の低下や、ステッチ部分からダウンが抜け落ちやすいなど、欠点がありました。

水沢ダウンは熱接着ノンキルト加工を採用し、表地のステッチを排除。樹脂によって圧着加工が施されているため、ダウンや羽抜けを防止。
また、表面から水がしみ込みにくく、耐水性に優れるという特徴もあります。

袖などの縫製が必要な箇所には裏面にシームテープ加工を施すことで、水分含浸を防ぎ、耐水性を飛躍的に向上させています。

※耐久年数について
熱圧縮縫製にはポリウレタン系の樹脂を使用しており、一般的な耐久年数は約2年〜5年といわれています。使い方によってはより長くお使いいただくことも可能ですので、下記の取り扱いを方をお勧めします。
・汗などで濡れた場合には完全に乾燥をしてから保管をする。
・汚れが付着した場合にはできるだけ早くクリーニングに出して汚れを除去する。
・収納時には、高温多湿の場所は避け時々取り出して風を通す。

04. 急な雨に即対応するフードシステム

フードにはデサント独自開発の「パラフードシステム」を採用。
咄嗟に雨や雪が降ってきても、首裏のシップを外して簡単にフードを出すことができます。
普段はコンパクトに収納されているので、フード部分への水や雪だまりを防止。また、見た目としてもスッキリとしているため、綺麗めコーデやビジネスシーンでも使いやすいデザインです。

05. 風をガードし体温を保ちます

せっかくのダウンアウターでも、風の侵入によりなかなか暖まらないことありませんか？
マウンテニアは首元、袖口、裾を完全ガードします。
冷たい風の侵入を防げるよう口元までの高さに設定したハイネックで、ネック部分にもダウンを使用することで保温力を維持。他にも、襟足のリブジャージー、袖口の2重構造、サイドポケット内のドローコード、裾内側のパウダースカートといったディテールは、防風・保温・フィット感を向上させています。

06. 室内や電車移動で嬉しいベンチレーション

電車や短時間の車移動でダウンを着たまま乗らないといけない時、課題は寒い戸外との寒暖差により汗をかくこと。
それに対応するマウンテニアのベンチレーションシステムはかなり優秀です。

フロントジッパー部分に採用された「デュアルジップベンチレーション」は、2列のジッパーとその間に配置されたメッシュ生地により衣服内に外気を取り込み、ジャケット内にこもる不快な熱や湿気を逃がすことが可能。 脇部分にも「ピットジップベンチレーション」を配置しており、合わせて快適性を高めてくれます。

せっかく暖まった体も汗による体温低下で台無し。汗をかきそうな時は、この2つのベンチレーションを事前に開けておきましょう。
わざわざダウンを脱がなくても体温を調節できるディテールは、アウトドアから都市生活まで活躍します。

07. シルエットが美しいパターン

特殊な技術に加え、これまでに蓄積されたノウハウから人間の機動を考慮、計算して作られたカッティングパターンも大きなポイント。
前述したシームレスなつくりにより、ダウンにありがちなモコモコとしたカジュアル感なく、スタイリッシュな印象を与えてくれます。