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STAFF VOICE

~ちょっと喋らせてもらっていいですか?~

初めてNAPRONのペイシェントバッグを手にしてから毎日のように愛用し続けているのですが、ふと思い立ち、記憶を遡ってみると初代のペイシェントバッグと出会ってからすでに8年くらい経っておりました。驚きました。

あまりに生活になじんでいて、自分がNAPRONのペイシェントバッグ愛好家であることを意識せずにいたので「改めて自分はペイシェントバッグのどこを気に入っているのか」という個人的にもほどがある内容で恐縮なのですが、そんな視点からNAPRONをご紹介できたらと思います。

1番出番の多いペイシェントはROCOCO/GochI別注の小さいオリーブ。小ぶりなサイズ感とパラフィン加工が施された、すこし無骨な雰囲気を気に入っています。

見た目で特徴的なのは巾着の開口部とシンプルなハンドル、丸みのあるフォルム。丸型の底のおかげで紐を絞ると愛らしいカタチになりますが、元々は60年代のUSミリタリーが貴重品などパーソナルなものを持ち運ぶために使用していた巾着バッグがモチーフになっています。

なんとなく巾着バッグに抱きやすい”可愛らしい”という印象だけではないのは、その起源によるものなのかもしれないな、と勝手に思っています。

NAPRON

能面でいうと、小さく見えて意外と大容量、また芯がなく軽量なので畳んで持っていく旅行のサブバッグなんかにも便利です。そして見た目そのままですが、紐を絞れば物が落ちないというシンプルさ。朝の慌てた時間や人ごみの中、ギュッと紐を絞るだけで安心を得られるところも、取り出す際はハンドルを引けばガバッと開いてくれる使い勝手の良さも、そそっかしいわたしには最適なんです。

NAPRON

GochI別注の無地タイプはパラフィン加工(蝋引き)の生地を使用しており、最初は少し固めの生地感ですが、使い込むうちに柔らかく馴染み、色も少しずつ退色していきます。

新品の気張った状態から、だんだん緊張が解けたように色ムラで個性が出てきたり、全体的に”くったり”した表情に変化してくるところなんかがパラフィン生地の面白いところなんですが、その生地の経年変化とペイシェントの愛嬌のあるフォルムとの相性がなんとも言えず良い◎。しばらく使ってみてから感じられる、大きな魅力のひとつなんじゃないかと思います。

NAPRON

季は新しくデニム生地のペイシェントバッグもお目見え。パラフィン生地とはまた違う経年変化が楽しめそうで魅力的です。

今回”お気に入りポイント”を書き出してみて少しでもこの愛嬌あるバッグの魅力が伝わるといいな、と長々書きつつ何度もペイシェントバッグを手に取り、改めて自分にしっくりくるバッグに出会えてよかったな~、と感慨深く…

心配性でミニマリストになれず、いつも細々とした荷物を持ち歩いてしまうのですが 見た目よりも底の広いバッグが頼もしく受け入れてくれるので、大きなカバンを持たずとも毎日安心して一日を過ごしております。

少しづつ身軽になっていくこれからの季節、お供に”NAPRONのペイシェントバッグ”おすすめです。





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