
ROCOCOが長年にわたり生産を続けていたワッフルサーマル。
以前のものより、ネックと袖のリブが耐久性を増し、リニューアルしました。
生産背景のしっかりした国内の工場で丁寧に縫製されたサーマルTeeは、レイヤード、重ね着するのにとても便利で、スタッフから古い常連様まで1枚は持っているアイテムです。

近年ではワッフル素材の周知が進み、“1枚で着る”も1つの着こなし方に。
身幅、肩幅をやや広めに設計し、生地の厚みや、ネックの太さ、袖の長さなどにこだわることで、“1枚でもレイヤードにも”適した万能なアイテムになりました。

特徴を生かすには重ね着のインナーとして着心地と重ね着に適したボリュームで抑えないといけません。
また、1枚で着ること想定した厚み、透け感を最小限にしたものを選びました。糸の太さは30/1(サンマルタンシ)。
コーマ糸を使用しており、着心地、生地弾力性、耐久性を向上させています。
ワッフルは国内生産が少なく、生地探しに時間がかかりましたが、良質なワッフル探すことが出来ました。
コーマ糸とは?
糸を紡ぐ工程のなかに、綿花のなかに含まれる夾雑物や短い繊維を除去するカード糸とコ-マ糸があります。
カード糸は、ごく一般的なタイプで、綿の繊維の短い不良部分を約5パーセント除去した糸です。全ての紡績糸はこの工程を経ています。

サーマルは凹凸のある生地層のくぼみに空気を含む事から、保温性に優れているのが特徴。重ね着しやすい生地感で、春・秋は重ね着、冬にはインナー、そして夏には1枚で活躍します。とくに生地の立体感から近年では1枚での着用も良く見かけます。

1枚でも着ること想定し、前作よりやや幅のあるスパンフライスのネックリブに変更。ダブルステッチでバインディングし、ヘタリにくい丈夫なリブにアップデートしております。
Tシャツとのバランスはもちろん、シャツやポロシャツでも目立ちすぎないよう、やや前下がりのクルーネックに。
インナーとしてチラッと覗くかたちがちょうど良いです。

バランスが取りやすい“程よい丈”で、シャツやジャケットの羽織りの袖を捲る時もゴワつかず、長さも9分袖に設定しているので、邪魔になりにくいです。
カラーの組み合わせによってアクセントになり、コーディネート幅をグッと広げます。

インナーをメインに考えた場合はSサイズ、1枚での着こなしメインにする場合はMサイズなど、好みのコーディネートに合わせれるようS・M・Lの3サイズに展開を増やしました。
インナーだからこだわりたい品質
ROCOCOのアイテムはジャパンメイドにこだわり、縫製だけでなく、製品染めに至るまで、生産背景のしっかりとした国内の工場で作られており、クオリティの高さとコストパフォーマンスを実現しています。
ー Front・Back ー

ー Styling ー

※Mサイズ着用(173cm/61kg)
ー color ー
