
夏が近づくとリネンの清涼感が恋しくなります。今回は、コットンとリネンを混紡した『ダンプ生地』を採用したB.D.シャツをご紹介。
ダンプ生地は『ブロード』や『タイプライター』の仲間で、細い糸を高密度に織り上げるサラッとなめらかな生地感が特徴。 一般的には60番手以降(数字が小さい方が太い糸)がタイプライターと呼ばれるそうですが、使用される糸は『40番手ダンプ生地』。
この番手の糸の太さはリネンのネップ感による風合いが"ちゃんと"伝わる、そして生地が薄くてハリもある"絶妙さ"が魅力です。

織地は、『播州織』で有名な兵庫県西脇市産。リネンの『風合いの良さ、吸水速乾に優れたドライタッチ』、コットンの『柔らかな肌ざわり』の混紡による風合いのよさ、機能性、そして着心地の良さを、ぜひ実感いただきたいです。


両サイドの本巻縫い、裾はコバ4mmの三つ巻き縫い、3角形の布で、裂ける事を防ぐ為のディティールである『マチ』。胸ポケットは、13×11の昔から好まれるクラシックサイズ。また、バックはボックスプリーツを採用しています。
自然と上品に見えるラウンドカラー
ボタンダウンシャツの重要な衿は、綺麗に立つように工夫。形やボタンの位置をミリ単位で調整しているので立体的に見えます。また、ボタンには世界で支持される日本製高級貝ボタンを使用しています。

身体のラインに合わせ、自然な膨らみや曲線などハンドライティングならではの綺麗なシルエットは、日本人の体型に良く合います。
熟練した職人が縫い上げる丁寧な縫製
縫製は、創業28年の長崎県にある日本人の熟練した職人のみで構成される日本有数の工場で縫い上げられた1枚。一人が一枚を作る工程で、全て本縫いで仕上げ、歪みのない丁寧な縫製です。『1枚でも充分魅力的なスタイルになるシャツ』は、プレゼントとしても喜ばれています。