1784年に創業された英国を代表するブランドJOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)。イギリスを代表する歴史あるブランドの1つで、イギリス王室御用達。

ジョン・スメドレーズ・シーアイランド・コットンやニュージーランドメリノウールを使い、仕上げにいたる最終工程を手作業で行うなど、素材、技術ともに一級品。めらかな肌触りで柔らかく仕上げられたニットは、肌にぴったりとフィットし、触れていただければすぐにその素晴らしさを実感いただけると思います。

同ブランドといえば、やはり「ファインゲージニット」。シンプルながらも上品でドレッシーな雰囲気は、この繊細な編み目によって生み出されるもの。クラス感がありつつ、それでいてデイリーに取り入れやすいというのも魅力です。

一枚あたりの値は張りますが、使い始めたらむしろ安い。柔らかさ、光沢、ヌメり、ネックの詰まり具合……、どれも嫌味のないベストなバランス。さらにジャケパンはもちろん、カジュアルなオーバーオールにまで遊びが利く。こんなドレスニットって他にはないと思います。

今回ご紹介する「Sweater Seriese」は24ゲージ。やや厚手の素材感で"カジュアルシーンでのベーシック"を追求しながらも上品さを失わない絶妙なサイズバランスとなっています。
もう一方の「Modern Fit」は、ビジネスシーンなどのきれいめコーデに嵌る30ゲージ。薄手でやや透け感がありますが、表面の滑らかさとほのかな光沢感が特徴です。ゲージの違いで見え感も変わるので、着こなしによって使い分けるのがおすすめです。

イタリア北東部ヴェネト州パドヴァにて、1948年にスタートした老舗カットソーブランド「gicipi（ジチピ） 」。
gicipiでは、今では貴重な存在となった一貫工場。年代物の機械が今でも現役で働いており、型紙、裁断、縫製、仕上げまでを一括で自社社内にて行っております。

創業以来こだわってきたものは、“天然素材”と“品質本位”。彼らは俗に言う“陽気で人懐っこい”イタリア人ではありません。むしろ、“寡黙で実直”多くを語らないひたむきな姿勢は、日本人の美意識に相通じるものがあります。

そんな、こだわりの強いジチピのポイントは3つ。

まず、1つめは「くせになる肌触り」。
“化学繊維は使わない。地球や人に優しく”が、先代から受け継いだポリシー。「健康を考えると、皮膚に直接触れる肌着は、天然素材でないといけない。」と考え、サスティナブルを意識した地球にやさしいものつくりを続けます。

2つめは、「安心のフィット感」。
糸の研究、試作を重ね出来上がった製品は、斜行（捻れ）や縮みを極力抑えています。現在のイタリアでは珍しい、材料の調達からニッティング（編み地の生産）までも自社で行なっているからこそ可能にしているのかと。

最後は、「納得のできる価格」。
単に安価なもの作りを目指すのではなく、自社工場での一貫性を維持し、高級素材（シルク、カシミア混）等も用いながらも、リーズナブルな価格を実現。イタリアという高級感のあるイメージとは裏腹に、コスパ◎。この価格だと、色違いで揃えたくなります。